いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

スケーティングファシリテーター

2011-11-24 11:28:35 | うえだんな
自然学校の本業とはちょっと外れるかもしれないのですが、
いぶり自然学校は苫小牧市にあります。
ニセコや大雪山のように、
雄大な山裾にゆったりとしたシュプールを描くような
スキー場はないのですが、
スケートリンクは5つもあります。
そんなスケートも苫小牧という町を作り出している
ひとつの重要な要素だと常々感じていました。

そこで、ちょっとしたお声かけを頂きましたので
行ってきました、白鳥アリーナ。
幼児の皆さんとスケートをたのしみました。
そして、窓越しに見ただけなのですが、
「カジュアルホッケー」の活況なこと!

かねてより「あんなのがあったらいいなあ」という
仕組みを、体育協会の皆さんが見事に形にされていました。
いやあ、すごいことです。

ちびっことスケートをしながら考えていました。
スケートのコーチはいるんだけど、
スケート遊びを展開できる人は、いないなあ。
あ、いや、昔一人いた!
その人…じゃないそのお方はものすごい偉人であるので
ぼくらのようなものは足元にも及ばないのだけれど、
彼らが培ったノウハウや「魂」の部分を
今の時代にうまく合わせていったら
ちょっとおもしろいかもしれないなあ。
「スケーティングファシリテーター」。
うっ、ちょっとカッコつけすぎ。
でも、言いたいことはそんなこと。

ずいぶん前ですが、王子製紙の名選手であった方が
「苫小牧において、スケート・ホッケーは伝統芸能だ」と
言っているのを聞いて、大層納得したことがあります。
競技スポーツとしての視点はもちろんですが、
スケートとかホッケーとかに別の角度から光を当てると
すごいことになるんではないか、
と思ったらちょっと興奮してきました。

ぼくなんかが語るなんてとんでもない、
苫小牧のスケート文化。
諸先輩方の培ってきた偉大な軌跡に敬意を表しつつ、
何か面白いことできたらいいなあ、だなんて
勝手に思いをめぐらせた一日でした。