いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

秋田・わらび座

2011-11-02 00:39:13 | うえだんな
全国フォーラムの帰りに、もう1日にかけて
秋田のわらび座に行ってきました。

農業体験、観劇、踊り体験、修学旅行。
一見、全くつながりのなさそうなこの4つをつなげて
豪快かつ繊細に活動を展開している、という噂だけは聞いていたのですが、
その実態はいかに、ということで、
ほぼ飛び込みのような形でお邪魔してきました。

対応いただいたのは、大和田さんという女性の副支配人さん。
ぼくのような三下にはぜいたくすぎる方にご案内いただきました。



一言で、すごい!!!

40年前から、ひたすら「地域」とともに歩み、
地域に埋もれそうになっている民謡・舞踊を
役者さんたちが農家の方と一緒に作業をしながら体得し、
それをブラッシュアップしてミュージカルにしていったのだそうです。
そこらの温泉に来る人情芝居とか、そんなのとはわけが違います。
本気も本気、超一流の舞台を堪能させていただき、
そのいきさつを聞かせていただきました。

詳しくは長くなるので書きませんが、
そんな地元の方との長年の粘り強いお付き合いが信頼を生み、
今のすごい取り組みがあるんだと初めて分かりました。

すごかった。もう一度行きたい。
このすごさを、もっと広めたい。
このすごさを、ちょっとでもいいから真似したい。

そんな衝動に駆られています。



帰り。
盛岡駅で、東北関係の本をがばっと買ってしまいました。
本屋さんの一角は、津波関係のコーナーになっていました。



どの本も読みたい、読まねば、と思わないではいられませんでした。


第7回森のようちえん全国フォーラム

2011-11-02 00:29:22 | うえだんな
ということで、電車を乗り継いで
国立妙高青年交流の家にたどり着きました。
森のようちえん全国フォーラム、今年は新潟開催です。

基調講演は、養老孟司さんです。いきなりのビッグネームにドキドキします。



今回は実に300人以上の参加だそうです。
ぼくたちのときは、スタッフ合わせて100人弱だから、すごいことです。
その半分ぐらいは、なんとお母さんたちの参加です。
家事をやりつつ、自主保育を進めているお母さんたちが
都合をつけてやりくりして、フォーラムに集まっているというのは
これもまたすごいことだ、新しい流れだと思いました。



分科会の内容は、すぐさまグラフィック化して壁に貼りめぐらされます。



これで、参加できなかったところの様子も分かる、ということです。
う~む、いまいち読むのに力が必要だったなあ。

とにかく、久しぶりにこういうフォーラムに顔を出し、
かなり刺激を受けてきました。
今までとは違う流れを感じましたし、
ここまで携わってきたぼくたちの新たな役割も見えてきました。

出来る範囲で、がんばってみようと、思いました。