いやあ、さすがに今回だけはあきらめていました。
朝、雷の音で目が覚めた時は…。
やばい、と思いました、さすがに。
天気予報も、「全道的に大荒れ」とか出ちゃってるじゃないですか。
どうしよう、確かに今回は
「多少の雨ならやりましよう」と言ってましたが、
このカミナリがなっている状況が、「多少の雨」と言えるのか?
そんなの無理、でも、どうしよう、どうしよう…。
と解決策を見いだせないまま、激しくワイパーを動かしながら
苫小牧に向けて車を走らせていました。
しかし、保育園に到着し、
しばらくすると雲の隙間から晴れ間が。
そして、見る見るうちに日差しが戻ってくるではありませんか。
よかった…。ホントに良かった…。
さぁ、ステージは整いました。
子どもたちも、ぼくたちも、明るい顔で森に出発です。
まずは、園舎の中でドングリをふとつぶもらいます。
そして、森への思いを馳せながら、絵本の読み聞かせ。
「みずならのいのち」という、シヴイ絵本です。
森に着いたら、森で待っている皆さんと、まずはじゃんけん大会。
心と体をほぐします。
すると、もう遊びたくってうずうずしてきます。
森に来て、こんなにうずうずしている子たちを見るのは久しぶりです。
一気に、ぱっと森の中へ走り出しました!
思い思いに遊びます。
ガサガサの落ち葉。揺れる森の木。雨のように降ってくる枯れ葉。
そして、足元のキノコ、ドングリ。
眼に映るものすべてが新鮮で、刺激的です。
森も、とても平坦で安全なところ。
普段「あれだめ、これだめ」とどうしても言わざるを得ない
周りの大人たちも、ニコニコと安心して見守っています。
ひとしきり遊んだあとは、ドングリを拾いながら
苗圃に向かいます。
落ち葉の合間にあるドングリ。
最初はよく見つけられなかったけど、だんだん分かるようになってきました。
そして、拾ったドングリを畑に植えます。
ドングリって、実は種だったんだね。
「ドングリはねんねさせて穴に入れるんだよ」
と指導してくださるのは、林業試験場の佐藤さんです。
種を植え終わった後は、自分もねんね。
ふかふかの芝生の上にねっ転がり、手足をねっこや芽に見立てて
ドングリが育つ様子を思い描きます。
冬をうまく越すことができるよう、
シートをかぶせて完成。
うまくいけば、来年の5月頃には芽が出るかも、ということです。
そんな、劇的な好天の中で
子どもたち、そして先生たちは大満足で帰路につきました。
関わってくださった多くの方々も、満足そうです。
「今日は心が洗われました」と、ある方が、皆さんの前で
おっしゃった言葉に、私たちも心を強く打たれました。
普段は森づくりや造園など、仕事として森に関わる皆さん。
そんな皆さんにとって、今回のように小さな子たちが森の中で
遊びつつ、それが自然な形で森に寄与していく姿に
大きな可能性を感じることができたようです。
こんな風に、
普段の生活の中では決して出会うことのないような人と人を
結びつけるようなきっかけが、
ここの森での活動から生まれたらいいなあと
思っています。
朝、雷の音で目が覚めた時は…。
やばい、と思いました、さすがに。
天気予報も、「全道的に大荒れ」とか出ちゃってるじゃないですか。
どうしよう、確かに今回は
「多少の雨ならやりましよう」と言ってましたが、
このカミナリがなっている状況が、「多少の雨」と言えるのか?
そんなの無理、でも、どうしよう、どうしよう…。
と解決策を見いだせないまま、激しくワイパーを動かしながら
苫小牧に向けて車を走らせていました。
しかし、保育園に到着し、
しばらくすると雲の隙間から晴れ間が。
そして、見る見るうちに日差しが戻ってくるではありませんか。
よかった…。ホントに良かった…。
さぁ、ステージは整いました。
子どもたちも、ぼくたちも、明るい顔で森に出発です。
まずは、園舎の中でドングリをふとつぶもらいます。
そして、森への思いを馳せながら、絵本の読み聞かせ。
「みずならのいのち」という、シヴイ絵本です。
森に着いたら、森で待っている皆さんと、まずはじゃんけん大会。
心と体をほぐします。
すると、もう遊びたくってうずうずしてきます。
森に来て、こんなにうずうずしている子たちを見るのは久しぶりです。
一気に、ぱっと森の中へ走り出しました!
思い思いに遊びます。
ガサガサの落ち葉。揺れる森の木。雨のように降ってくる枯れ葉。
そして、足元のキノコ、ドングリ。
眼に映るものすべてが新鮮で、刺激的です。
森も、とても平坦で安全なところ。
普段「あれだめ、これだめ」とどうしても言わざるを得ない
周りの大人たちも、ニコニコと安心して見守っています。
ひとしきり遊んだあとは、ドングリを拾いながら
苗圃に向かいます。
落ち葉の合間にあるドングリ。
最初はよく見つけられなかったけど、だんだん分かるようになってきました。
そして、拾ったドングリを畑に植えます。
ドングリって、実は種だったんだね。
「ドングリはねんねさせて穴に入れるんだよ」
と指導してくださるのは、林業試験場の佐藤さんです。
種を植え終わった後は、自分もねんね。
ふかふかの芝生の上にねっ転がり、手足をねっこや芽に見立てて
ドングリが育つ様子を思い描きます。
冬をうまく越すことができるよう、
シートをかぶせて完成。
うまくいけば、来年の5月頃には芽が出るかも、ということです。
そんな、劇的な好天の中で
子どもたち、そして先生たちは大満足で帰路につきました。
関わってくださった多くの方々も、満足そうです。
「今日は心が洗われました」と、ある方が、皆さんの前で
おっしゃった言葉に、私たちも心を強く打たれました。
普段は森づくりや造園など、仕事として森に関わる皆さん。
そんな皆さんにとって、今回のように小さな子たちが森の中で
遊びつつ、それが自然な形で森に寄与していく姿に
大きな可能性を感じることができたようです。
こんな風に、
普段の生活の中では決して出会うことのないような人と人を
結びつけるようなきっかけが、
ここの森での活動から生まれたらいいなあと
思っています。