いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

現場力

2010-11-25 09:12:23 | うえだんな


毎週、幼稚園にお邪魔して、なんやかんやと遊ばせて頂いております。
最近、あちこちへ何かと動き回ることが多くて、
なかなかフルタイムで現場に体を向けることがやりづらくなってきているのですが、
なんとか調整して、できるだけ行けるようにしたいと努力しております。

というのも、最近ちょっとショックだったことがありまして、
ある場所で子どもたちと遊ばなければならなかった時、
その時その場で材料を調達してあそぶ方法が、すぐに出てこなかったんですね。
「あ、これがあればこのあそびができる!」と気が付いたのは
もう活動も終わりのころ。
せっかくこどもたちからいろんな展開が生み出せそうだったのに、
もったいなかったというか子どもたちに申し訳なかったというか。

それは、自分の現場力が落ちてるんじゃないかとちょっと反省したんですね。

もちろん、「活動を広げる・続けることをやる」という
今の自分の立場もよく分かっているつもりですが、
その「センス」がさびていくのは、
私たちのような仕事をすすめるにあたり、
それはもっと持続的ではないような気がするんですね。

なので、なんとかやりくりして、
現場の時間を確保せねばならぬと心に思う今日この頃であります。

ということで、
毎週の幼稚園での活動「森っこクラブ」では

・毎回、たき火をおこして、なんか焼いて食べる(薪ストーブも可)

と決めました。

去年は、いろいろと考えて、そういうことはたまにしかやらなかったのですが、
今年は、やろうと。


①どんな状況でも、一発で火をつけること
②食べるものは、できるだけ原材料に近いもの
③加工品であったとしても、なるべく吟味
④しかも、めちゃめちゃ安いもの 手に入れやすいもの
⑤最初っから、焼かなくても十分おいしい、という食材はだめ
⑥作ったり、準備や片付けが1アクションで済むもの
⑦幼児が手で食べやすいもの 箸とか、スプーンとか、そういうのは使わない


そんな活動を通すことで、ものすごく小さな小ネタを積み上げたり
素早く段取りをすすめる「手際」が磨かれたり
まあそんなルーチンワークができるんではないかなあと。

ちなみに、昨日は、
詰め放題100円で買ったの玉ねぎを
ダッチオーブンに入れる。以上。
遊んで帰ってきたら、玉ねぎがトロットロになっていて、
それを葉っぱのお皿に載せて、醤油をかけてあむあむと食べました。

あとは、大豆をフライパンで煎る。以上。
「仙豆」とかいって、バリバリ食べていました。
あれ、けっこうあごがだるくなりますね。
咬合力を高め、パンチやキックが強くなるように…というのは
バキの読みすぎです。

そんなわけで、これはぼくの課題でもあり、
やまちゃんの課題でもあります。
二人でウンウン考えるのですが、
みなさん、なんかいいアイデアないですか?
もしくは「こんなのやってみたら?」というの、ないですか?
毎週水曜日、幼稚園に来て一緒にやる、というのも手ですよ。ふふふ。







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