いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

初夏の和みの森

2009-07-04 21:28:05 | うえだんな
今日明日は、苫東和みの森であれこれと作業をしたり
いろんな人に会って過ごす時間となりました。
相変わらず、霧の深いトマコマイウェザーです。
まあ、それは苫東だから仕方ありません。
大粒の雨に当たらないだけ、上等です。

ハスカップの実を少しだけ頂きました。
車椅子は、実はハスカップの実を採るには
実に有効なマシーンであることが判明しました。

ハスカップ、そんなに大きくない木です。
そして、下のほうが大粒の実がついていたりするんですね。
しかも、葉っぱの下になるわけですから、
上から見下ろすよりも、
下から見上げるスタイルの方が採りやすいのです。
その高さが、ちょうど車椅子がよいんですね。
大きな人はしゃがんだりして、結構大変。



新たな気づきのある、ハスカップ狩りでした。

そして、今日は井戸の手押しポンプを直してみました。
和みの森の片隅に、手押しポンプがあるのですが
中のパッキン(木玉というそうです)が腐っていて
使い物にならない状態でした。
それを取り換えればうまくいくはず、と言われてやってみたのですが、
ぼく自身も、こんなことやるのは初めてです。
うまくいくのかなあ、と、楽しみ半分、不安半分でした。

一度外して、掃除をして、みんなでもう一度とりつけます。



作業を手伝ってくれたのは、苫東の職員の皆さん、
車椅子ダーツチームの皆さん、そんな皆さんについて遊びに来た
少年少女たちです。
よく分かんないけど、声をかけられて面白そうだから来たって感じ。
そういう人にどんどん声をかけます。
なんといっても、森のコミュニティーセンターですからね。

呼び水、を入れます。



さあ、うまくいくんでしょうか。

ポンプを動かして見たら、
おぉ、茶色い水が出てきた!!



子どもたちよりも、苫東の皆さんの方が
「おぉ~」とか言って、盛り上がっていました。

だんだんと水はきれいになってきました!



触ると、すごく冷たい!!



「ここの水は飲めません」と書いてあります。
が、なんかおいしそうに見えてきて、仕方ありません…。
自己責任、もしおなかが痛くなっても一切文句言いません、と
周りの人に宣言したのち、少し飲んでみました。

うん、うまい。
うまい、が、ちょっとさびくさかったかな。
久しぶりにうちに帰って、いきなり水道の水を飲んだ、あの感覚です。
でも、手を洗ったり、植樹した苗に水をやったりするのには
十分に使えると思います。

子どもたちは、あのポンプが水を吸い上げるあの感覚が楽しくて、
ずーっと水を出してくれました。
おかげで、ずいぶんきれいになりましたよ。

とにかく、ライフラインその1・水は確保できました。
うまくいって、よかったよかった。

明日は、農家の方からお借りするビニールハウスを建てようと思います。
少しずつ、少しずつ、いろんなものをそろえていきたいものです。
そして、それらがそろう喜びや面白さを
みんなと分かち合いたいと思います。

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1 コメント

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Unknown (take)
2009-07-05 11:05:45
うん、よかったですねえ。(^_^)v
この手直し作業はとても意味があるとおもいます。
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