いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

ベルクマンの法則

2008-02-21 21:41:43 | うえだんな
たーぼです。

ベルクマンの法則。皆さん知っていましたか?
私もなんとなくそんな気はしていたのですが、まさかフレミングの左手の法則のように、○○の法則なんて大それた名前で、世にしらしめられているとは知りませんでした。

・・まぁそれはひとまず置いておいて・・・今日は動物の足跡を探しながら、裏の熊野神社の森の中を歩き回っていたのですが、そこでふしぎな足跡を発見しました。

小さな小川が流れているところがあるのですが、(冬長期にテントをはったところの斜面の下)と言っても雪解け水がちょろちょろ流れているだけですが・・。

まずは写真を見てください。見づらくてすいません。


この寒いのに川の中(と言っても水深2cmをくらい)を歩いているようなのです。

川の上を歩きながら、足跡の始まりと終わりを調べたのですが、始まりは木から60cmくらい離れたところから突然始まり、終わりは川の中(正確には水と雪の間にできた穴)に消えているようでした。

足跡の写真、アップにしてみるとこんな感じです。



かなりうろちょろしていたようで、どれが1つの足跡なのか、よくわからないくらいになっていたのですが、1cmくらいの指のようなものが見えました。

帰ってきてから、オコジョかなぁとか思い、インターネットや図鑑で調べていたのですが、そこで、タイトルにある、「ベルクマンの法則」を見つけたわけです。「オコジョはロシアの方が小さい。ベルクマンの法則に反していると、うんちゃらかんちゃら・・・と。

黒松内のブナの葉っぱも本州より大きいと色々なヒトから聞いていて、人間も北欧のヒトやロシア人も大きいヒトが多いよなぁ、ヒグマも大きいし、ホッキョクグマはもっと大きいし、とか思っていたので、ちょっと私にとっては衝撃的な法則でした。(植物やヒトがベルクマンの法則にあてはまるとは書いていなかったです。)

さて結局、足跡のわからなかったのですが、ベルクマンの法則という言葉を知ることができて、ひとまず満足しました。
足跡はまた行ってもう少し、まともな足跡に出会えることを期待して、それからにしたいと思います。

鈴木剛充