いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

雪ハネ

2008-02-15 19:53:02 | うえだんな
みすたーです。

今週の鉱山町はもうすごい雪で。
麓はほとんど振っていないんですけどね。

なので僕の一日は家の前の通称「銀座通り」の雪ハネで始まるわけです。
今朝も小一時間ほど汗を流してきましたよ。

雪ハネをするのは、通りに住んでいる80歳と90歳のおじいさんと僕の3人です。
お、合計で200歳ですね。

これまで何度か寝坊して、起きたら二人で仕事を終えてしまっている、という大変気まずい思いをしたことがありましたのでね、今週は毎朝ちゃんと起きて雪ハネに参加しておりました。
(それでもじいちゃんたちよりは遅いんですが)

何しろ僕は道産子ではありませんので、とっても下手くそです。
なので昨日MTIのじいちゃんに
「スコップの使い方だいぶうまくなったなぁ」
と褒められてちょっと嬉しかったですね。

じいちゃん二人と雪ハネしていると、色んなお話が聞けます。
まだ鉱山町が人でにぎわっていたころのお話とか、若いころの武勇伝とか、生活の知恵とか。
作業の合間に聞く話には飽きることがありません。
「え!そんなこともあったの?」なんて話が次々と出てきますので、作業は大変ですがとても楽しくやっています。

やっぱりじいちゃんってのはすごい。
大事にしなくちゃいけない。
たくさん色んなことを学ばなきゃいけない。

今ではすっかり人の少なくなってしまった鉱山町ですけどね、地域に根ざすネイチャーセンターにとって、じいちゃんたちは宝物だよなあ。
そんなことをぼんやりと考えながらスコップを振るっておりました。


鉱山町、しばらくはお天気が続きそうです。

それではまた。