自転車の取り締まり？

　今日テレビのニュースを観ていると、東京で「暴走自転車の取り締まり。」が始まったとの事。

　人ごみの間をスピードを出してすり抜ける者、地下道を走り抜ける者、通学路の小学生の横を集団で走る通勤のサラリーマン等。

　明らかに、番組側の目線で意図して撮られた映像ではあるのですが、自転車大好き人間の私から見ても、現状の自転車に乗る人たちのマナーは最悪です。

　私は、通勤にロードレーサーを使用することが多いので、Ｏ海バスの幅寄せの恐怖に耐えながら、車道の側溝の上や白線の上あたりの左端を走るのですが、道路の右端を平気で逆行してくる人がたくさんいます。

　そもそも自転車が車両であり、車道の左端を走る物だと言う事を教育されていないのでは無いでしょうか？

　最近では、テレビの番組で取り上げられる度に、その事にふれている様なので、かなり知識としては浸透してきているとは思うのですが、実際はまだまだ逆行する人たちでいっぱいです。

　乗る人のマナーも大事ですが、自転車が走れる環境創りも少しは考えてもらわなくては、取り締まるだけでは、片手落ちではないかと思います。

　二酸化炭素の排出量の削減が叫ばれる昨今、ドイツ等では１０キロ以上の距離を通勤するサイクリストには、国から補助金が出るという話です。

　堺の「シマノ」と言う自転車部品メーカーは、世界シェアーの６０%を占めるというのに、お膝元の街で自転車を取り巻く環境やマナーが現状のようでは、恥ずかしいかぎりです。

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