キャンプ屋さんで里山暮らし 20年

茨城県北部の小さなファミリーキャンプ場からの便りです。自然豊かな里山暮らしの日々の気づきを綴ります。

したたかなコロナ : はかないカゲロウ

2021-05-05 09:00:31 | キャンプ場だより

今日はGW最後の日。
1~4日はこの小さなキャンプ場も連日、
限定来場者5組のお客様をお迎えしておりました。

長引くコロナ禍の閉塞感からか、自然を求めてキャンプする人が増えてきています。
皆考えることは同じで、大きなキャンプ場や河原などは過密状態のようです。
しかも緊急事態宣言などの他府県への移動の自粛が呼びかけられている地域の
車がいっぱいです。

うちでは感染蔓延防止を願う一方、高齢者の多い地元の方の健康を気遣って、
上の地域の方の来場はお控え願っています。(申し訳なく思いつつ)

ご協力のお陰で、ご来場のお客様にはゆったり静かなキャンプを安心して楽しんで
いただけたようです。
 



3日ほど前、入口のドアにカゲロウがとまっていました。
川底の泥の中などで2~3年の幼虫期を過ごし、水上で成虫になるカゲロウです。
ここは川辺などでよく見ます。
同じところに1日以上じっと止まったままでいました。
その後、カゲロウは茶色っぽい羽の模様がはっきりした少し大きいものになっていました。
モンカゲロウです。本成虫になったのです。下に脱皮した殻がありました。
成虫は産卵後、数時間で死んでしまうそうです。成虫の口は退化して採食できないとのこと。
なんて哀れな! 昆虫類はカゲロウでなくとも、華麗に羽化変身したのち、子孫に命をつなぎ、
自らはかなく消えてゆきます。スパンは長くとも、生き物は皆そういうもの。
生かされている今を心豊かに過ごしたいです。

コロナはしたたかです。 
5月11日までの自粛期限が来ても、簡単に感染は収まると思えません。
皆で自覚を持って蔓延を防止すべく注意したいものです。祈っています。


 

 

 

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