A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

名プロデューサーBob Shadが、カーメンマクレーのプロデュースをすると。

2007-04-28 | MY FAVORITE ALBUM
Women Talk,Live At The Village Gate / CARMEN McRAE

Emercyのクリフォードブラウンとヘレンメリルサラヴォーンの共演アルバムのProducerはBOB SHAD。エマーシーで幾多の名作を残している名プロデューサーだ。
JAZZだけではなく、R&B、そして晩年はRockのアルバムなどもProduceした。
Mercuryレコードを辞したシャッドは、60年代に入って自己のレーベル「Mainstream」を設立した。
まさに、メインストリームなJAZZを出したが、Carmen McRaeも、このレーベルから、Bob Shadのプロデュースの元、何枚かのアルバムをだした。

Roland Hannaが「ピアニスト」だとすると、「マクレーは『シンガー』だ」とShadがライナーノーツに書いている。
歌手というと、レコードや、クラブや、そしてステージと、歌う場所で微妙にそのニュアンスが違う。歌手によって歌うシーンの得手不得手もある。
マクレーはオールマイティー。彼女の歌う姿をどのようなシーンで思い浮かべてみても、ぴったりはまる貫禄を常に備えている「シンガー」だ。
中でも、ライブのマクレーは一段と魅力がある。聴衆に向かって訴えかけるような、説得力のあるしっかりした歌い方が彼女の特徴だろう。

場所は、New YorkのVillage Gate。ステージとしては申し分ない。
Billie holidayの有名な、Don't explainから、新しいShadow of your smileまで、幅広い選曲、そしていつもと違ってラテンパーカッションなども加えて、盛り上がったステージを演出している。
タイトル曲のWoman Talkに相応しい、大姉御の大人の魅力たっぷりの歌いっぷりが際立つ。

Sometime I'm Happy
Don't Explain
Woman Talk
Kick Of Your Shoes
The Shadow Of Your Smile
The Sweetest Sounds
Where Would You Be Without Me?
Feelin' Good
Run, Run, Run
No More
Look At That Face
I Wish Were In Love Again

Carmen McRae (vol)
Ray Beckenstein (fl)
Norman Simmons (p),
Joe Puma (g),
Paul Breslin (b),
Frank Severino (d)
Jose mangual (bongos)

Recorede live at The Village Gate" New York, 1965


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