高知で桜の開花情報が出たものの、気温が上がらないせいで、名物の一本桜はまだ開花情報がない。今後の予定を立てる為に、名物桜の状況を確認するために出かけた。
3月21日 6時出発。曇り空だが、時折雲の切れ間が見える。西の空は雲が厚いように見えたが、松山に近づくにつれ、雲は晴れ、青空が見えてくる。
8時前、大宝寺に到着。開花の早いうば桜は、七分咲き程度だろうか。あと少しで満開になりそうである。
マクロレンズに交換していると、陽が翳ってきたので少し待ってみる。早朝の為か、この咲具合でもカメラマンは皆無。待っている間にコンデジ撮影の人が一名と、お墓参りの一組だけ。
墓地の中に咲く桜に鳥が来ているようなので、望遠で狙ってみる。ヤマガラの様だ。メジロもいたようだが、こちらはうまく撮れなかった。
30分と少し滞在して、大宝時を後にする。
日曜日になれば満開が見られるように思うが、来られるかどうか。
今治方面に行く途中なので、三島神社の寒緋桜と、十六日桜を見に寄ってみる。
こちらの桜も開花が早いので、ピークを過ぎているだろうと思っていたのだが、どちらもすでにほとんど散ってしまっていた。寒さはあまり関係なかったのだろうか。
左の写真は三島神社。
10時 今治市菊間町の掌善寺に到着。ここは咲はじめの様で、多くはまだつぼみである。
数枚撮ってすぐ移動する。朝倉村にはいり、無量寺・満願寺と寄るが、どちらもかたい蕾の状態。丹原地区の西山興隆寺下の枝垂れ桜もまだ蕾である。
①掌禅寺・金龍桜 ②掌禅寺への途中の河原で見た菜の花 ③無量寺のしだれ桜
④西山興隆寺下、古田の枝垂れ桜。
一般道を走って、新居浜市へ。9日に咲き始めだった明正寺桜だが、ピークを少し過ぎたあたりの様で、充分な見ごたえがある。ただこの桜特有の香りがしなかったのは、ピークを過ぎたせいなのか、風が強かったせいなのか。
数羽のメジロが桜の枝を渡っている。花に隠れてうまく撮れなかったが、ひょこっと顔を出してくれた一枚。トリミングしていないので、よく見ないとわからないかも。
今度は高速で帰路につくが、ふと思い立って途中で高速を降り、寄ってみたのは綾川町西分・堀池のしだれ桜。これも早咲きの桜だが、やはりまだ蕾だった。
帰宅したのは16時過ぎ。395kmの遠征。
お目当ての桜にはほとんどお目にかかれなかったが、もともと開花状況の確認なので不満はない。今治方面の名桜は、来週末には見ごろを迎えそうで楽しみである。問題は、23日に大宝時を訪れるかどうか? 悩むところである。