サンライズ糸山を後にして、新居浜の明正寺を目指す。途中、道の駅湯ノ浦で土産を買って、高速を使わずに一般道を走ると、明正寺に着いたのは11時15分。
予想通り、というか恐 れていた通り、明正桜は咲始めだった。取りあえずカメラをもって桜に近づくと、この木独特の香りが漂ってくる。
間もなく、白いRAV4が寺門前に停まり、カメラを抱えた男性が下りてきた。先方から先に挨拶をしてきたので、挨拶を返しながら、「今年の開花はやっぱり遅いですね」と話しかけると、「ここの桜は早いと思ってきたんですけど」と返ってくる。ということは常連さんなのだろう。
場所を譲って、少し離れて撮っていると、女性が話しかけてきた。近所に住んでいる方のようで、この木の子が近くにあるらしい。ということは、善通寺の涅槃桜の兄弟になるのかな。
この木のことをどうやって知ったかと聞いてくるので、善通寺の涅槃桜からのつながりだと応えのだが、今一つ伝わっていなかったような。
15分程滞在して、明正寺を後にする。河津桜と合わせて、来週もう一度来るべきだろうかと考えてしまった。
再び一般道を走り、ECO-TOWNに寄ったりしながら、目指すのはまんのう町のM邸。
午後2時前、M邸に到着。訪問者用の駐車場は一杯だった。青空の下、満開のしだれ梅は見事というに尽きるが、見物客の会話を聞いていると、初めて来た人が多いようだ。
見物客が多いので、人が入らないように撮るのは無理。できるだけ人が写りこまないようにタイミングを計って撮っていく。
なんとなく色が悪いように見えるのは、今年の不規則な気温のせいだろうか。
M邸を辞して帰路につく。帰宅したのは午後3時前。今日本来の目的は果たせなかったが、それなりに楽しめたし、最後にしだれ梅で終われたので、満足のいく遠征だったと思えた。
走行距離、345km 2,904歩