昨日の枝垂梅を見て、高知城の梅がまだ残っていないかと思い、高知方面に向かう。6時過ぎに出発して、高知城駐車場に着いたのは8時前。前回同様、NAVI頼りだと日曜市に突っ込んでしまうので、迂回して電車道経由で正面から入る。実際には日曜市が開催されているのは道の半分なので通行可能なのかもしれない。
今日も晴れなのに薄曇りのような空。
追手門から見る天守閣は、何とか青空バックで見ることができた。
門をくぐって最初に迎えてくれたのは、斜面をはねていた野鳥。「シロハラ」だと思うのだが。
今日は天守閣に向かわず、すぐに梅の段に向かう。ある程度覚悟はしていたが、やはりここの梅はもう終わっていた。一昨年は早く来すぎたために枝垂梅が未開花だったのだが、今年は逆に花が散った後だった。
コツコツと音がするので探してみると、野鳥が木の実のようなものを咥えて木に打ちつけていた。レンズを向けてみると、ヤマガラのようだ。
梅林に戻る途中に見かけたのもヤマガラだと思っていたが、後で調べると「ジョウビタキ」。
梅林ではメジロやムクドリが枝の間を飛び回っている。動きにつれて残った梅の花弁が散っていく。
お城を西側からでて、向かったのは城西公園。もう少したてば、ヤマブキと桜の競演が見られるとのことだが、いまはヤマブキとマガモで楽しめる。
1時間少しで高知城を後にする。ここで思い立って、田野町の臥龍梅を見に行くことに。
前回は未開花だったが、この時期なら咲いているだろう。高知市から約50km走ることになるが、この機会を逃すと次はいつになるやら。
訪れた田野町・長法寺には先客一組。夫婦連れのようだが、ご主人はカメラ用ザックを抱えている。臥龍梅の撮影に来られたようだが。
臥龍梅は開花しているが、花の勢いは弱い。近くに飾られている写真を見ても、この樹の勢いがかなり弱っているように感じられる。かなりの樹齢なので、これ以上は望めないのかも。
時間はまだ11時。しかし、天候が悪化しそうなので、今日はこれでおしまい。
案の定、南国で高速に上がった頃から雨が降り出し、県境付近では豪雨に見舞われた。高松まで帰ってくるとたいして降っていなかったが。
今日の走行距離350km 5,497歩。向かう方向を間違えたような感じだが、野鳥を堪能できたので良しとしよう。