goo blog サービス終了のお知らせ 

風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

模索

2012年11月30日 | からだ、健康
3連休に、義母が体調の不良を訴えたので急遽病院に連れて行った。
もとより病気を抱えていて、2,3日後には診察予約が入っていたのだが我慢できなかったようだ。

休日担当医は義母を診て、軽い脱水症状にあると言った。
足腰が弱くなりトイレに立つのが難儀になり、自然と水分を控えていたらしい。


老いや病は誰もが避けては通れない。
旅行が好きであちこちにでかけていた義父母、今ではそれは難しくなった。
私が嫁いだ頃は、まぁいろんなことがあった。
しかし、それは昔の事。不思議と恨み辛みは消えていった。

むしろ、共働きの私達は、幾度と無くその手を借りて助けられた。
「あ、いいよ。」
と、何度言ってもらえて助けられたか、、、。

体調が優れない今、その恩返しを少しでも出来ないだろうかと切に思う。


3連休からこの一週間、毎日義母のもとへ通った。
昼休みの僅か数十分。
何が出来るわけでもなく、ちょっとした飲み物や食べ物を抱えて訪ねていく。

病んで一人でいるとき定期的に誰かが訪ねてきてくれたら、それは煩わしい事だろうか?
頼りに思ってくれるだろうか、、、。
何度も迷いながら。


トイレ介助のタイミングには合わなかったが、
歩くとき、羽織るものの袖を通す時に手を貸すとか、
ストーブの上のやかんのお湯をポットに入れたりとか、
台布巾を洗ってテーブルを拭くとか、
薬を飲む手伝い、
時にはりんごを剥いたり、、、そんな小さなことだけ。
今日は、義父のお使いで薬局まで支払いに。

少しずつ、何かの役に立ててるかな、、?


介護とまでは行かなくても、親を看る難しさ。
模索しながら、できるだけの事をしたいと思う。