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風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

良いものだから

2012年04月10日 | お弁当



キーマカレーとチーズの春巻き
塩くじらとじゃが芋煮
カラフルコーンソテー
キャベツ入りおから炒り
漬物


職場では3箇所からお弁当を取っていて、これは私が時々頼むお弁当屋さんのもの。
ハンデを持った方々の作業所で作られているお弁当。

玄米ご飯に、主に自家製無農薬野菜を使って作られている。
若い人から言わせれば、地味な、年寄り弁当だとか(笑)。
でも、結構根強いファンがいるし、美味しいんですよ。。。

ある日の通信が、また心に響いた。


現在厨房班では、常時11人ほどの方が働いています。

毎日同じ作業を黙々とこなされる方、新しい仕事を覚えると、
自分が出来ますと声をあげてくれる方などいらっしゃいます。

中には、調理師免許を持つ職員よりも、野菜の切り方などが
上手な方もいらっしゃいます。

健常者と言われる人よりも、いつも一生懸命に毎日働いているように
私達の目には映ります。

もっと給料を持って帰ってもらえるよう職員も日々頑張っていきたいと思います。



職員の方が、このような眼差しで見つめてくださる職場は暖かい感じがする。
そういうところで作られるお弁当は、地味だけれどやっぱり美味しい。

そして、最後にこう結ばれている。


作業所だから買っていただくのではなく、
良いものだから買っていただきたいと思っています。