みなさんこんばんは。
来週末の土曜はクレストでのナイトレースがありますが、ワタシも今回は
4月以来の参戦ができそうです。
やはり1/12といえばデフが命ですよねえ。
ヤタベとクレストのカーペットが今のCRC製になり、グリップ剤がTC2限定
となったことで更にその思いが強くなりました。
というわけで最近は上の画像のようにちょっとした加工を施してデフ作動を
軽くする工夫をしてみました。とはいっても、kimihiko-yanoさんとこで既に
販売されている、デフ用スラストベアリングと同じ構成ですのでご覧の
みなさんはそちらをご購入下さいね。
ばらしてみるとこんな感じです。まず、右ハブをリアアクスルに組んだら
次は上の画像の右ハブのすぐ右側にある、アルミ製ワッシャにやすりで
面取り加工を施したものを装着し、次にヨコモ製GT500のギアデフ用
スラストベアリングを装着、そしてさらばねを装着してからナットで締める
という順番です。
アルミ製ワッシャへのやすりでの面取り加工ですが、上の画像にあるとおり
内径側の片側に、1㎜程度の幅の面取りを丸棒やすりで加工するのみです。
加工時間は5分もあれば完了します。この、面取りを施した側を右ハブの
ベアリングに密着させると、ワッシャとベアリングの外側のみが密着して、
ベアリング内側には当たりませんので、結果的にナットを締め付けると
右ハブのベアリング外側のみに荷重がかかり、内側には力が掛からない
ので結果として、右ハブのベアリングにはスラスト荷重が掛からなくなります。
これにより、ナットからのスラスト荷重はすべてスラストベアリングが受け持って
くれるため、効率よくスムーズな作動ができ、しかも右タイヤからクラッシュしても
クラッシュ時の荷重はスラストベアリングが受け持ち、右ハブのベアリングには
荷重が掛からないので右ハブのベアリング寿命が大幅に向上します。
一方、スラストベアリングはスラスト荷重には極めて高い耐力を有しているため、
結果としてクラッシュに強く、長い間に亘ってスムーズなデフ作動を維持できる
という訳です。