やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

ヨコモグランプリ ROUND43に参戦しました ~ 1/12ストックJM クラス参戦編

2020年02月20日 | レース参戦記

みなさんこんばんは。

 

ワタシも広島単身赴任が始まってから早、2年半が経過しました。

そろそろ横浜に戻れる予定だったのですが、未だに帰任日が未定のため、どんなに早くてもGW以降となりそうです。

 

さて、2月16日に谷田部アリーナにて開催された、ヨコモグランプリ(通称ヨコグラ)にワタシも参加しました。

ワタシのヨコグラ参戦は昨年夏以来で半年ぶりですかね。今まではGT500ストックかオープンクラスに参戦していましたが、

今回はトウェルブストックJMRCAクラスに参戦してみました。

その名の通り、JMRCAのストッククラスそのままのレギュにて、マシンも制限なくモロテック製でも参加できました。

 

土曜にしては目立った渋滞もなく順調だったためか、非常に良好な燃費で経済的に谷田部アリーナに到着することができました。

ええ、今回は前日入りでちゃんと練習をしたうえでレースに臨むこととしました。

 

久々にヤタベで1/12ストックのみを集中して走らせるので、何とかここで速い方の0.5秒落ち位で走れるようになりたいなと、

目標を置いて土曜練習を始めました。

 

走り始めはまず、岡山のRC PROSHOP T2セットそのままでコースインしてみました。

すると各コーナーでマシンが信地旋回する勢いで、まともに走行できないレベルです。

 

いろいろとセットを変えて対処を進めたところ、ようやくいくつかのヤタベでの重要なセッティングポイントに気づきました。

先ずはリアのサイドスプリングプリロード量、T2では0.5㎜プリロードを掛けていましたが、ここヤタベでは逆に、

0.7㎜スプリングをロアブレースから浮かせる必要がありました。

次にキャスター、T2ではキャスター角度をいっぱいまでつけていましたが、ここヤタベではキャスター調整シムのうち、

厚いほうをアッパーアームの前側に移して、キャスター角度を減らす必要がありました。

また、キャスター変化量もT2では10°だったのを5°に減らしました。

キャンバーはT2では1.5°つけていましたが、ここヤタベでは0.5°まで減らしました。

センターショックのスプリングは、T2ではソフトをつけていましたが、ここヤタベではハードに変更しました。

これだけの変更を施すことで、ようやく本来の戦闘力を取り戻すことができました。

この時点でPM2時となりました。対策に4時間くらい掛かってしまいましたね。

途中で、久々にリアアクスルのベアリング破損などやらかしましたが、マシン自体は全く無事で助かりました。さすがに百戦錬磨は丈夫ですね。

結局、タイヤはフロントにモロテック製の正確無比を39.5㎜、リアにボンバー製オレンジを41㎜のセットで、ベスト11秒7でした。

この日の全体順位で8位、昨年全日本Aメインの方が出されたベストから大体0.5秒落ちで走れたので、なんとか目標通りですかね。

8分通しでは39周8分0秒でしたが、モーター温度は50℃だったので、細かく詰めればもう少しペースアップはできそうです。

 

さて、レース前日の練習終了後はホテルにチェックインして、いつもの仲間といつものように”夜のAメイン”ですよね。

今回はとてもおいしい焼肉を堪能しつつ、酒の肴にうちの子供が作った将棋ゲームのレビューなど、楽しい時間を過ごせましたねえ。

 

果たして、レース当日の日曜朝は6時起きでホテルの部屋でタイヤ削ってから、レース会場であるヤタベへと赴きました。

ワタシのマシンは上の画像にある通り、百戦錬磨にオプションの2.5㎜アルミシャシーを組み込んでおりますが、

これでも車重は742gとそんなには重くないですね。これもスプールでリアアクスルが軽いからでしょうかね。

車高は3.4㎜、フロントタイヤは正確無比40.2㎜、リアタイヤはボンバーオレンジ41.2㎜で終日通しました。

レースは朝一のエントリーからドライバーズミーティングで全員集合写真を撮影した後、3分間のポンダーチェック1回、

4分間の予選2回に8分間の決勝1回です。

あと、レースの周回方向は前日までと逆回りの反時計回りと展開されました。

 

トウェルブストックJMクラスは参加者が4名と若干寂しいながら、レースは何とか成立ということで楽しめそうです。

 

練習走行ではワタシはすぐにコース慣れして、12秒8がでましたが、この時点では4名中で一番速かったようです。

まあ、いつもはヤタベで走らせてないので、逆回りでもあんまり引き摺らんでしょうかね。

 

予選1回目はトップ争いをするものの、途中でミスをして後退してしまい、結局2位/4人でした。

この時点でベストタイムは12.4秒と、4人の中では未だ一番速いようです。

 

予選2回目もトップ争いするものの、途中で小さなミスもあり少し引き離されて1.5秒遅れの2位となりました。

ベストは12.2秒がでて未だ4人中で一番速いのですが、トータルで纏めきれないのがマダマダ未熟ですねえ。

 

お昼にはヤタベ名物のカレーを食しつつ、決勝は2位スタートで頑張ることとなりました。

 

決勝ではスタートしてすぐ大チョンボしてしまい、最下位まで落ちるといういつも通りのスタートですかね。

その後は何とかペースを上げるものの、路面が変わったのか曲がりが足りずトップにはとても届きそうにありません。

それ以前に友人との2位バトルを5分経過時点まで楽しんだので、その後は順位キープの安定走行で無時ゴール。

総合2位/4人となりました。ベストも12.3秒まで落ちていたので、最初のミスがなくても2位が最善の結果だった模様です。

 

こちらの画像はヨコモ様のHPより拝借しました。4名参加でも、ちゃんとこうして表彰して戴けるので、ありがたい限りです。

こういう点でも、ヨコグラは参加して楽しいイベントなんですよねえ。

 

来週はRC MANIAX様で開催予定のセントラルDDカップが開催されますが、ワタシも参戦予定です。

果たして、次はどうなりますでしょうかねえ。

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1/12ストック&BD9の近況ですね ~ T2テスト検証編

2020年02月11日 | お勧めの逸品

みなさんこんばんは。

 

今年は1/12ストックとツーリング頑張ります、っていう今年の目標そのままに、

年明け早々、RC PROSHOP T2さんに毎週のように1/12とツーリングのセット出しに通い始めてます。

 

先ずはツーリング、残念ながら未だ手元にはX-RAY 2020が届いていないため、BD9で頑張ってます。

とは言え、今やBD10が発売されて型遅れとなったBD9で頑張るには、多少の工夫が必要かなと考えた次第です。

 

ご覧戴く通り、BD9にちょっとした工夫を織り込んでみました。要すれば、1/12用のショートリポ搭載です。

もちろん、重量合わせのために0.5㎜の真鍮板で25g、バッテリー押さえを兼ねた錘で80g、ショートリポ155g、

合わせて260gと通常のLCGタイプのバッテリーと同等の重量に合わせております。

この仕様にて、通常バッテリーとショートリポとでとっかえひっかえ、違いを検証したところ、明らかな違いが確認できました。

検証方法としては3パックずつ、それぞれのバッテリー仕様で走行させたうえで、タイムとクルマの動きを確認しました。

 

結論でいうと、ショートリポは通常バッテリーに対して、明らかな優位性が見受けられました。

先ず、ベストタイムで行くと0.2秒程度の改善効果があり、平均ラップとベストラップとの差(バラツキ)も0.3秒から0.2秒に改善しました。

つまり、5分間で1周の改善効果があったわけですね。

 

走行フィーリングで行くと、通常バッテリーではマシンがロールしてから曲がる感じで、少し狙ったラインから外にずれる感じなのが、

ショートリポだとロールを感じることなくマシンが動いてくれて、狙ったラインに載せられる感じがしました。

これは、ショートリポ化でバッテリーの重心位置が相当に低くなったことと、ショートリポを前寄せしたことで、リアの重量が減り、

リアに掛かる遠心力が減ってリアがコーナー外側にずれていかなくなったイメージなんですが、伝わりますでしょうかね。

簡単に言うと、ショートリポ化したことで、1/12マシンっぽくなったといえばよいでしょうかね。

 

ただし、ショートリポは通常バッテリーに対してパワー感はかなり少なくなりますので、T2のようなショートコースではメリット大ながら、

ビッグサーキットでの効果有無は要確認ではないかと推察します。

あと、ショートリポだとT2走行での走行可能時間は6分程度にて、レース時間の5分を考慮すると、

レース前のウォームアップ走行は極力避ける必要がありましたね。

 

さて、次に1/12ストックのセットアップですかね。

RC PROSHOP T2での1/12走行に当たり、関東エリアでは常識となっているスプール(デフロック)は路面状況が良くならないと、

なかなかに採用が厳しいのが現状です。というのも関東で採用されているCRC2などのハイグリップカーペットではなく、

通常のカーペットにTC2+ないしはツイッキーというグリップ剤指定のため、グリップレベルは非常に穏やかな感じなんですよね。

しかしながら、ボールデフだとどうしてもコーナーで止まるような感じで失速感があり、実際にラップペースも厳しいです。

 

そしてX-RAYのギアデフですが、これはミツオカップでも、多分ワタシだけが採用して路面が低めの時からT2としてはハイグリップ状態まで、

非常に広範囲で良好な結果を示すことを改めて確認できました。

でも、やはりスプールのようなコーナー速度がどうしても確保できず、具体的にはシケインでマシンが止まる感じが、

タイムの伸び悩みに繋がっていると考えました。

 

そこで最近、モロテックから新発売された、新型のスプリング類を試してみました。

先ずセンターショック用に、モロテック M-PSP85S ピッチングスプリング(ソフト)赤

サイドスプリング用に、モロテック M-PPP70 サイドスプリング 70(ソフト)

上記のスプリングを試すにあたり、センターショック自体は最近はやりのヨコモやカワダ製のビッグボアタイプではなく、

百戦錬磨キット標準の昔のHPI同サイズの小型センターショックにする必要がありました。

ワタシはこのセンターショックにAXON製#32.5ダンパーオイルを少し引き気味に封入して対応しました。

これがT2でのテスト時のマシン画像ですね。センターショックが小型タイプになっているのがお分かりになると思います。

尚、マシン右横のカツのせピラフ(きこりピラフという名ですね)はT2オリジナルの定番ランチです。これで700円はお安いです。

もっとがっつり食べたい方は900円で凄いのがあるそうですが、ワタシにはとても食べられそうにない量でしたね。

 

で、この新型スプリングで走らせたところ、従来にないソフトかつ1/12としては珍しいプログレッシブスプリングであることから、

かなりマシンがしっとりと安定してくれました。

 

ここで、デフをギアデフからスプールに変更してみました。

すると、従来では走行が難しかった路面グリップレベルであるにもかかわらず、まるで普通にスプールで走行できます。

しかも、シケインでのマシンの動きが大幅に改善できたためか、ラップペースも従来自己ベストだった8秒6から8秒3まで改善しました。

これはとても大きな進歩だったと思います。

次はパワーソースですね。ワタシは1/12およびツーリングいずれもR1モーターを使っています。

特にツーリングでは最近発売されたチタンシャフトの12.1mmローターが非常に良好で、お気に入りのモーターとなっております。

また、1/12用としてもチタンシャフトの13.5mmローターが発売されたため、早速ワタシも購入して試してみました。

上の画像が21.5TのV16 ULTRAモーターにチタンシャフト13.5mmローターを装着した計測結果ですね。

 

この仕様にて、指数は90.5とした状態にて、上記の新型スプリングおよびスプールを装着した百戦錬磨にてテスト走行しました。

その結果、ベストは8.0秒で周回も8分56周フラットと、いずれも自己ベスト大幅更新にて、当日はご一緒させて戴いた、

昨年の1/12ストック全日本Bメインの方とほぼ8分間同等のラップペースで走り切ることができました。

このモーター仕様はかなりお勧めではないかと、個人的には考えます。

 

この仕様にて、2月16日に谷田部アリーナにて開催される、ヨコモグランプリで1/12JMストッククラスに参戦して、

更なる効果確認を進めたいと思います。

いやあ、とても楽しみですねえ。

 
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