やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

継続特集!! 百戦錬磨WX DEBUT ~ 8) 全日本二日目詳細編

2016年07月31日 | 1/12の部屋

みなさんこんばんは。

 

ついに梅雨も明けて夏本番ですが、思ったより雨の日が多そうなのでお外ラジコンにはちょっと厳しめの夏到来

といったところでしょうかね。

 

そういうワタシも川崎で毎月定例で開催されるフェニックスバギーレースを観戦にいきました。お友達のmtabeさん

が初バギー参戦ということで、一日お外ラジコンにお付き合いして、マーシャルやレース前の芝刈りなどを満喫した

次第でした。お陰様で凄い日焼けしてしまい、会社で会う人ごとに日焼けしたねと言われる始末でした。

 

さて、既に記憶からかなり遠く感じる今年の全日本二日目ですが、初日のリアまきまきについて、友人に相談した結果として、

リアが抜けるのではなくフロントに追い越されているんじゃないかという推察に至りました。

というのも、最初の3分はしっかり走れているしタイヤは皆と同じ実績あるモロテック製の臨機応変を使っているので、リア

タイヤの問題ではないのが1点目、次にリアサスのセットも問題ないことからとりあえずリアトレッドは広げる程度で他に

課題が見られないのが2点目。最後に大きいのはフロントのセットがあまりにアグレッシブすぎるのが3点目の推察要因と

なりました。

というのも、フロントセットはレジャランで出したのですが、これはグリップ剤禁止路面にて、フロントを曲げ曲げセットにしないと

走れないためでして、キャンバーは3°かつその状態でフロントタイヤの塗幅半分で5分ということで、それはないよねとなった

次第です。

 

そこで対処としてはキャンバーを1.5°にして、百戦錬磨WXの特徴であるフロントアッパーアーム支点高さをノーマルの+0.5㎜

からノーマルの0㎜に戻すことでキャンバーを減らした分の曲がりを取り戻すことにしました。

また、フロントタイヤはタイヤ自体正確無比から変更しないものの、グリップ剤塗幅を1/4に抑えて塗布時間は5分キープと

することで、こちらもレース後半のフロントのグリップバランスを改善することとしました。

更にタイヤ前後の銘柄変更なくタイヤ径をフロント正確無比Φ40.4 (←Φ41.4)、リア臨機応変Φ41.7 (←Φ42.5)と小径化

することでタイヤのよれを防いでリアのルーズ感を回避することとしました。

 

以上の変更を施して、朝一の練習走行に臨みます。

 

結果は約7分間走行を続けてもリアのグリップダウンは全く見られず、朝一路面でも12秒4のベストでマシンの動きも初日より

改善した模様です。これで残り予選2回に臨めそうです。

 

全日本二日目は今年から全日本に昇格したストッククラスの初日でもあり、オープンクラスの練習走行終了後から

ストッククラスの練習走行、コントロールプラクティスと続いてからストック予選R1、オープン予選R4、ストック予選R2、

オープン予選R5、ストック予選R3という流れになります。

つまり、オープンクラスは朝一の練習走行から予選R4まで半日くらい待ち時間となります。

 

まあしかし、ワタシはお友達のストッククラスのマシン出しをお手伝いしつつ、練習で大破した友人のマシン修理に

奔走して過ごしましたので、ほとんどゆっくりする暇はありませんでしたねえ。

 

で、そうこうするうちにオープンクラスの予選R4のお時間と相成りました。

 

この日、前日の初日予選結果から改めて二日目の予選走行組み合わせが見直しされて、ワタシはEメイン相当

のオープンクラスで2番目の走行順に落ちてしまいました。しかしながらこの組み合わせ変更で周囲は自分と

近いラップの方とご一緒できるので、初日のように譲ることで生じるロスタイムと、グリーンなエリアに逃げることで

タイヤグリップが厳しくなる状況が少なくなり、好ましい条件になったと前向きに考えることにしました。

そして予選スタート、ワタシはスタートから良い感じで走行でき、しかもミスなくラップを淡々とこなすことができました。

ベストは12秒3が出て、周回も38周8分11秒で、予選R4の中では28位/52名と自分の実力からすればそこそこの

結果となりました。もちろん、リアは最後まで安心して握れる状態になってくれました。

 

予選R5、今度は更に良い感じでペースが安定してます。後半に2度ほどミスしてtotalで4秒ほど失ったのと、

実はベストが12秒6しか出ておらず、どうやら路面が重くてマシンが前に出てなかったのかもしれません。

結果的に38周8分12秒で32位/52名となりました。

 

全日本二日目の予選R4とR5で安定した結果を出せたので、最終的には38位/52名と昨年同様にDメインに

残ることはできました。

 

目標だったCメインにはあと1周の積み増しが必要なので、まだまだ道筋は遠いですが、なんとか目の前の

結果の中で、Dメインの中でも上位進出すべく、次の日の全日本最終日は頑張るしかないですねえ。

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継続特集!! 百戦錬磨WX DEBUT ~ 7) 全日本初日詳細編

2016年07月24日 | 1/12の部屋

みなさんこんばんは。

 

もう全日本から1か月が経過しましたねえ。

全日本の前週にマシンフルメンテしてレジャランでセット大幅変更の基本確認を施したワタシの百戦錬磨WX、

全日本初日の6月24日(金)は9分間の練習走行1回と8分間のコントロールプラクティスを実施した後に、

予選3回というオープンクラス(モディ)オンリーのレース日程でした。

 

練習走行の前にまずは練習走行およびコントロールプラクティスの走行順を決めるじゃんけん大会が恒例であることを、

みなさんはご存知でしょうか?

 

事前に9人ずつの走行ヒートとメンバーは決められているのですが、ヒート1からヒート6までのレーススタートがヒート1

から始まると決まっているわけではないんですよね。実は各ヒートのゼッケン1の選手6人が朝一のレース開始前に集まって、

じゃんけんをして勝ちぬいた人からスタートとなるんですよね。つまり、じゃんけんは勝ったもの負けで、例えばヒート6の

人が勝ってしまうとヒート6からスタートして、次はヒート1、そして順次ヒートが進んでヒート5の人が最終ヒートとなる訳

なんですよね。

 

上の画像にある通り、実はワタシのゼッケンは1番なので、このじゃんけん大会で是が非でも負けなければ、ワタシだけ

でなく同じヒートの人全員が巻き込まれて最初のヒートとなってしまい、路面が極めて悪い条件での練習およびコントロール

プラクティスとなってしまうので、その後のレース展開もよろしくない状況となりがちなんですよね。

しかもワタシは基本、チーム相模原。そう、じゃんけん大会では極めて勝率が高いので、とってもまずい状況になりました。

まあ、ここは気合を入れて負けを信じて負け抜けるしかありません。

果たしてじゃんけん大会の一発目、ワタシの出した手はいきなり一人負けの一抜けです。まあ、どのタイミングで抜けても

負けは勝ちなんですが、ある意味チーム相模原の実力をいかんなく発揮したわけですかねえ。

結果として、ワタシのヒート5は最終ヒートになりまして、朝から同じヒートのみなさんに申し訳が立った次第です。

 

で、練習走行はそうはいっても路面が低いと想定して、前後タイヤに自由自在を選定し、ホイールは大会通してすべて

柳腰をセレクトしました。まず、フロントΦ41.4、リアΦ42.5のタイヤ径で、フロントは50%幅にTC2+を5分塗布、リアに

55分TC2+塗布後に真空倉庫で真空引きした後、取り出して上塗り15分としました。

 

この仕様でのマシンバランスは悪くなく、ベストラップは12秒6とそこそこのラップがでました。

 

コントロールプラクティスは路面状況が改善すると想定して、レース用として事前に選定していたフロント正確無比を

Φ41.4、リア臨機応変をΦ42.5としてグリップ剤は練習走行時と同じにしました。

 

この仕様でのマシンバランスはかなり良好で、ベストラップは12秒4まで向上しました。

もちろん、8分間通しで走らせたかったのですが、ここで使ったバッテリーでは8分持たずに7分ちょっとで走行を

終えました。まあ、コントロールプラクティスは通常の8分レースではなくて3周連続ラップでの順位付けとなるため、

8分走る必要がなかったため、最初から垂れる前提の電池を選定して、バッテリー消費レベルを確認したかった

のが目的でしたから、狙い通りの状況です。

 

ここで使ったバッテリーは実放電量6000程度の物を選定していたので、7分持ったということはレース用に準備

していたヨコモ製の新型RP8000バッテリーを使えば実容量8000前後が本当にあることを確認済だったため、

例え路面が上がって燃費が悪化しても十分に余裕あるレベルでレースに臨めることを確認できました。

 

さて、いよいよ午後からは予選開始となります。

コントロールプラクティスの結果から予選メンバーは組み換えとなり、ワタシはいわゆるDメイン相当の組み合わせ

となりました。ここも予定通りでよい感じです。

 

予選1回目、マシンはスタートからとても良い感触で、同じヒートの中でも速いほうでラップを刻んでいけますが、

3分経過時に右奥の左ヘアピン立ち上がりでミスをして外側フェンスに当ててしまい、その後のマシン挙動が

おかしいです。どうやらリアタイヤを欠いてしまった模様です。

全日本はポイント制で、オープンクラスは予選5回のうちベスト3ラウンドの結果からポイントで順位確定する

ため、多少マシンがおかしくてもまずは完走してポイントを一つでも上げる必要があります。

もちろん、他のマシンの邪魔にならないようにかなり気を付けた走りをする必要ありますが、なんとか完走して

それなりのポイントを確保することができました。やはり予選1回目はリタイヤする人が多いので、あきらめない

姿勢は重要です。

 

レース後のマーシャル対応を終えてマシンチェックしたところ、やはりリアタイヤ側面がかけてしまっています。

まあ、この程度であそこまでマシンのリアがルーズになるものかなと少し思いましたが、次の予選ではコントロール

ミスしないようにとだけ思うことにしました。

 

予選2回目、注意していたのですが予選1回目と同じく3分経過時にミスしてしまい、全く同じ状況でとりあえず

完走だけはしましたが、不本意な状況です。

 

予選3回目、今度こそミスなく確実に走ることができた…と思っていたところなんと、3分経過時にマシンを

どこにもぶつけていないのにリアが急にルーズになり、予選1回目および2回目と全く同じ状況に追い込まれました。

 

そうです。予選1回目および2回目ともにミスでぶつけたから調子を崩してリアがルーズになったのではなく、

3分経過時に急にリアがルーズになったため、ミスを犯したのだということに、予選3回目の走行を続けながら

理解しました。

 

全日本初日、予選3回すべてまともに走ることなく終了しました。

 

まだ二日目がありますが、予選は残り2ラウンドに対し、総合結果はベスト3ラウンドのポイント制。

残り2ラウンドを頑張ってもあと1ラウンドはこの初日の予選1回目に上げたポイントに引きずられるので、

頑張ってもEメインか下手すると最下位メインであるFメインになるかもしれません。

 

まあ、もう今更暗くなってもしょうがないので、さっと引き上げて友人たちと夜のAメインへと向かったので

ありました。

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継続特集!! 百戦錬磨WX DEBUT ~ 6) セットアップ以前の問題編

2016年07月13日 | 1/12の部屋

みなさんこんばんは。

 

このところ、暑さが初夏の様相を呈しておりますが、ここを御覧戴くみなさまは如何お過ごしでしょうか?

 

ワタシは全日本終了後、子供の高校野球応援対応で炎天下の下で応援をしておりますので、結構

日焼けしてしまいました。まあ、うちの子はベンチウォーマーですから試合には出ないんですけどね。

 

さて、今日のお題は全日本1か月ほど前から1週間前くらいまでの百戦錬磨WXの状態を記していきたいと思います。

全日本が開催された6月は6月4日のクレストナイトレース、6月12日のEPS-J @ヤタベに連続出場することで、なんとか

マシンの状態を上げていきたいと考えました。

 

しかしながら、クレストナイトレースでは5月のシェイクダウン時より改善して50周出せるようになったものの、燃費が悪くて

8分持たない状況となってしまいました。モーターを計測してみても、特に異常はない(とこの時は思っていた)みたいだし、

バッテリーは全日本まで新品は温存したいため、大人的解決にも至らず厳しい状況は続きます。

その状況はEPS-J @ヤタベでも継続となり、どうしてもノーマルの百戦錬磨のタイムを上回ることができませんでした。

また、燃費も相当厳しくて、全日本に向けてかなり不安が増大する状況となってしまいました。

 

 

そこで全日本1週間前となる6月18と19日に集中的にマシンをフルメンテすることとしました。

まず、燃費がおかしいモーターをチェックします。すると、驚くことにイーグル製のMD2というモーターチェッカーで

計測したところ、計測値はともかく非常に大きな振動に気が付きました。MD2はフライホイールを装着して、実際

のアンプとの組み合わせでMD2がアンプをコントロールしてモーターを回すシステムとなっており、要すれば実走

状態を再現することが可能なんですよねえ。で、この振動はモーターに負荷を与えるフライホイールの芯が出て

いないと推察して、その要因はモーターシャフト曲がりと推察しました。

そこでモーターのローターを交換したところ、振動はぴたりと収まり、ワタシの推定jは正しかった模様です。

更に、交換したローターでベストな効率点となる進角をMD2で探し出してモーターのメンテは終了です。

 

次にマシン、よく走っていたノーマルの百戦錬磨と百戦錬磨WXとの差をじっくり眺めて探してみました。

すると、

 

バッテリー固定にワタシはグラステープを使わず、Oリング留めとしているのですが、Oリング留め用に自作した

カーボンプレートが百戦錬磨ではボディブレース下に装着しているのに対して、百戦錬磨WXではボディブレース上

に配置しており、結果としてOリングの張力が百戦錬磨WXでは低くなってしまい、バッテリーがぐらぐらする状況に

陥っていた模様でした。

早速にここを修正して、バッテリー固定用カーボンプレートをボディブレース下に変更したところ、変更前は指で

バッテリーを掴んで動かすと簡単にバッテリーが動いたのに対し、変更後は指でバッテリーを掴んでも全く動く

気配がなくなり、しっかりとバッテリーが固定できている模様です。

この変更により、特にヤタベアリーナのような大型の高速コースではマシンの安定感が大きく改善して、しかも

マシンの曲がりも改善するため単純にラップタイム改善に寄与が大きいと思います。

 

これはOリング留めだけのお話ではなく、グラステープ留めでもしっかり留めているかどうか、とかグラステープ

の保持力が高いかどうかという点で、同じ課題を有していると思います。具体的には、最近とても高価な

HUDY製グラステープが1/12で人気ですが、やはりバッテリー保持力の高さが他社のグラステープとは大きく

異なる点がメリットとして認められて、1/12エキパの皆さんの愛用するところになったものと推察します。

 

因みに、上記の画像でマシン下に写っているタグはkimihiko-yano取り扱いのPRECISION RACING製ピニオン

なんですが、これがまたとっても素晴らしい逸品なんですよね。

このピニオン、まず歯の精度が素晴らしい。今はやりのAXONやカワダのスパーと組み合わせて使うと、

バックラッシがどの位置でも変わらず高精度が組みつけてすぐに確認できますし、走らせるとその噛みあい音

の静かさからもその高精度を体感することができるんですよね。そして極めつけは締め付け工具が通常の

1.5㎜ではなく、1/16インチ・レンチを使うことでよりしっかりとしたピニオン固定が可能となり、レース中に

ピニオン緩みによるリタイヤを大幅に回避することができるメリットもあるんですよね。

お値段としても697円と最近のピニオンの中では高くないレベルですし、インチ工具をお持ちであれば是非

選択肢に入れるべきアイテムかと思います。

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継続特集!! 百戦錬磨WX DEBUT ~ 5) シェイクダウンはどうだったの編

2016年07月07日 | 1/12の部屋

みなさんこんばんは。

 

4月末に入手した百戦錬磨WX、先日の全日本ではとても素晴らしい快走を見せてくれて、結果としてワタシの自己ベスト

となる33位という成績をもたらしてくれました。

 

しかしながらここに至るまで、なかなかに迷走したためブログでシェイクダウンすら紹介することができない状況だったわけ

なんですねえ。

 

そう、それはシェイクダウンのため参戦した5月7日のクレストナイトレース参戦に向けて当日朝一にクレスト入りして、

レース前のシェイクダウンとセット出しを始めた正にその1パック目のシェイクダウン走行の際、マシンから良い感触

を得て、いきなり全開走行でクレスト名物であるエスカレータセクションでラインのど真ん中でスロットル全開にした

ところ、フロントがふわっとリフトアップしてマシンが宙に舞い、そのまま操縦台下のフェンスに直撃したのでした。

いや~な音がしたなあと思いながらマシンを回収してみると、まずボディリア回りがダメージを受けていて、リアアクスル

もぶらぶらしていて、サイドリンクが片側外れてました。それだけならまだよかったのですが、よくよく見るとモーターが

なぜか外れてます。そしてリアアクスルが折れていて、百戦錬磨の特徴的なリアのアルミ製Xバーが大きく曲がってます。

そしてロアブレースが破損しているばかりか、なんとメインシャシーにもダメージが見られます。

 

つまり、一言でいうとリア回り全損です。

 

もう数分間、その場から動けなくなりました。

 

ようやくに気持ちを整えてマシンとともにピットに戻り、各部チェックをしますがダメージが深すぎて、修復できるかどうか

判りません。とりあえず、破損したメインシャシーをダイヤモンドやすりで削って整えて、何とか使える状態に修復しました。

そして、リア回りは修復する時間がないため、手持ちの百戦錬磨V3のリア回りをそっくり移植しました。そしてモーターは

どうやら衝撃でねじが無理やりずるっと引き抜かれたようですが、トリニティD4のモーターケースは7075-T6材を使って

くれていたので、ねじ部含めて大きな破損は免れた模様です。しかし、リアアクスルに押されたためかケースに変形が

見られます。それでも稼働チェックすると問題なく回るので、このまま使うこととしました。

 

果たして、マシンは走るようにはなりましたが、結局はうまくセットアップできず48周でほぼ最下位に近い状態でナイト

レースを終えることとなりました。厳しいシェイクダウンとなった次第です。

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