みなさんこんばんは。
11月4日に谷田部アリーナで開催された、ヨコモGT全日本選手権2018に参戦してきました。
GT500ストッククラスの予選1回目を総合5位/38名と期待通りの成績が出て、決勝Aメイン入りがまた一歩近づいたようです。
しかしながら、予選2回目は路面状況も予選1回目より良くなるため、更なるタイムアップを果たさなければいけないのもまた事実だと思います。
ワタシの予選1回目のラップは14周4分1秒でしたが、トップは15周4分13秒とトータルで5秒ほどの差があります。
先ずはここをtargetとして、最低ラインでも15周を予選2回目で出すことを目標に定めました。
幸いにも、予選2回目は組み合わせを予選1回目の成績で組みなおすため、いわゆるAメインヒートに潜り込むことができました。
予選1回目には3年前に購入したバッテリーを使いましたが、予選2回目は前日に購入してパワーがそこそこあるバッテリーを投入しました。
ラップタイムやベストラップは3年前に購入したバッテリーとほとんど変わらないのですが、これも気分の問題ですかね。
マシンセットは全くいじらず、グリップ剤塗布方法および時間も予選1回目から変更なしです。
ただ、車検で車重を測ると何故か975gと規定を割り込んでしまいました。
薄々気づいてはいたのですが、3年前に購入したバッテリーは新しいバッテリーより10gくらい重いんです。やむなく、錘を5g追加して981gで車検通過しました。
タイヤ回転数はまたもや3220rpmだったので、タイヤ片側を手で押さえて空転させることでバッテリー電圧を少し下げて、回転数を3190rpmに合わせました。
バッテリー電圧はやはり8.31Vでした。
さて、予選2回目は一緒に走るメンツがかなり変更となりまして、ワタシはその中で5番目のスタッガースタート順となりました。
因みに、3つ前の2番手スタートはお友達のmtabeさんですね。このあたりに喰いついて走らせることができれば好成績が期待できるわけです。
今回の予選2回目は決勝Aメインに確実に入るため、手堅く前を追わず、後ろが速ければ綺麗に抜いてもらってミスせずぶつけない走りが必要です。
果たして予選2回目、スタッガースタートはコールされるやすかさずスタートすることで、決勝のスタート練習を兼ねつつ、後ろとの差をできるだけ広げました。
これで、前に喰いついて無理せずクルージングする作戦でした。
スタートしてすぐ、ワタシのラップペースはかなり良いようで前にすぐ追い付いてしまい、予定通り前についてクルージングでタイヤとバッテリーを温存できました。
とは言え、後ろからもプレッシャーがあるため当たらない程度にペースを維持する必要があり、ラインにマシンを置く走りはなかなかに気を使いました。
結局、予定どおりノークラッシュノーミスながら抑えた走りでラップは15周4分16秒とさほど悪くはありませんでした。ベストラップも16秒8まで伸びました。
ただ、トップは4秒速く、しかも予選3位の方はベストラップが16秒3も出ていてかなりの脅威となりそうです。
これで予選はすべて終了。ワタシの総合順位は5位/38位とGT500全日本出場で初のAメイン入りを確定できました。
決勝Aメインまではかなり時間がありましたが、GT500オープンクラスもWエントリーしたワタシとしては時間に余裕がなく、かなりカツカツの決勝となってしまいました。
決勝Aメインでもセッティングは全く変更なく、また決勝用バッテリー選定は迷いましたが当初の予定どおり、予選2回目で使用した新しい方のバッテリーを使うことにしました。
ただし、充電終了電圧はこれまで4.17V/セルとしていましたが、決勝Aメインに向けては4.15V/セルに落としました。
これで、車検時に3200rpmピッタリのタイヤ回転数となる見込みです。
オープンクラス決勝の後、友人にマーシャルをお願いしたうえで、GT500ストッククラスAメイン決勝の準備として、タイヤグリップ剤塗布をして直ぐに車検場へと向かいます。
車検では車重は982gと誤差範囲で無事通過。車高も4mmあるので問題なし。
バッテリー電圧は8.28Vでこれまた問題なし。タイヤ回転数を実測してもらうと3196rpmといい感じで一発通過です。
ボディを装着したうえで決勝Aメインの出番を待ちます。
GT500とは言え、決勝Aメインは予選順に名前がコールされて順番にお立ち台へと昇るので、操縦台での立ち位置は成績順で決まるわけですね。
ワタシは5番目に名前がコールされ、ワタシのお気に入りの立ち位置も無事確保できてレースの準備は万端です。
5番手のスタート位置はちょうどバックストレート真ん中あたりの6番マーシャルポスト付近となります。その前の4番手はお友達のmtabeさんですね。
決勝Aメインも5位スタートで狙えるところは3位表彰台くらいでしょうかね。まずは決勝Aメインは8分間レースと長めのため、ぶつけず手堅いレース運びが肝要です。
果たしてGT500ストッククラス決勝Aメインは、スタートコールとともに全車綺麗にスタート。
かつてタミグラで鍛えたスタートの技術は未だ錆びついていないようで、キッチリと4位のmtabeさんの背後にピタリとつくことに成功しました。
1周目、3位のマシンがミスして後退、ワタシは4位に苦も無く浮上しました。
しかしラップペースが速いトップの2台は抜け出して激しいトップ争いを繰り広げて2周目、コース真ん中のダブルヘアピンの2個目でトップ勢が絡んでストップ。
mtabeさんとワタシがその隙をかいくぐって1位/2位に浮上しました。
しかしながら、パワーが段違いにある予選トップのオレンジのマシンはすぐに追いついてきて、ストレートであっさりと抜き去っていきました。
まあ、ここは若さを感じる走りですが、こちらも無理せず体制を立て直し、3位の座をキープする戦略でライン上にマシンを整えていきました。
4周目、mtabeさんも予選トップのマシンのパワーにストレートでかなりズバッと抜かれてしまいましたが、その走りはいつでもトップに返り咲くぜ、というメッセージと見えましたね。
ワタシは後方との距離を見つつ、前との距離を維持する程度にペースとラインを整えることに注力していました。
特に、外周の高速コーナーとストレートはフェンスからぎりぎりのラインをキープするのでとても神経を使います。
インフィールドはある意味、流して走らせてもラインを維持できるので楽なんですよねえ。
そして4分経過時点でワタシのバッテリーが少し電圧が落ちたような感じになり、徐々に2位のmtabeさんとの距離が広がります。
6分経過時点、トップと2位mtabeさんは約1秒差、2位mtabeさんと3位ワタシとは約2秒差となり、レースはこのまま終わるかと思われました。
しかし6分40秒時点、ワタシがシケイン通過時に黒いマシンをパスしたのですが、それはなんと、2位mtabeさんだったんですよねえ。
どうやら、mtabeさんが若干ミスしてスタックした隙をワタシがギリギリのタイミングで抜いた模様でした。
しかし、こちらのバッテリー電圧は落ちていて少しラップペースが厳しいです。もちろん、mtabeさんがすぐに追いついて激しくプッシュしてきました。
残り40秒時点、ダブルヘアピンの立ち上がりでmtabeさんがワタシのテールに接触してしまい、しかしながらリアアクスル下に50gの錘を搭載しているワタシのマシンはそのまま体制を立て直すことができました。
残念なことにmtabeさんは4位に後退した模様です。しかしながら、予選3位のマシンが3位に返り咲き、ワタシのすぐ背後にピタリと張り付いてきました。
残りは多分2周。ベストラップ差は0.5秒あるものの、ワタシはラインを厳しく締めてインを譲りません。
ファイナルラップ、ダブルヘアピン、シケインをギリギリのラインを通して、高速コーナーからストレートまでギリギリのラインを通し切りました。
ストレート終盤、ワタシはもう抜かれることはないと確信して、ゴールまでのコーナーはすべてコースど真ん中を通って絶対ミスしないラインでそのままゴール。
決勝Aメインは2位ゴールとなりました。
ありがたいことに、レースの模様はヨコモさんが動画をyou-tubeに上げてくださいましたので、お暇ある方はぜひご覧くださいね。
今回、東広島ラジコン研究所から昨年に続き連続Aメイン進出が果たせてよかったです。