やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

楽しい夏休みの宿題紹介 ~ SRF様、今回もお世話になります編 (^^)v

2021年08月21日 | ツーリング

みなさんこんばんは。

 

この夏休み、ここをご覧戴いているみなさまは如何お過ごしだったでしょうかね。

ワタシのほうはなんと、夏休み早々にうちの奥様が背骨の圧迫骨折で救急車で搬送される事態となりました。

幸い、軽い症状とのことで入院は不要となり、自宅療養となった次第ですが、さすがに立ち上がるのも辛い様子にて、

夏休みは奥様介護に勤しむことと相成りました。

 

まあ、お陰様で夏休み終盤には通常生活ができるまで回復したのですが、夏休み中はラジコンに行くことはできませんでしたので、

代わりに自宅で夏休みの宿題などを行っておりました。

 

今回もFUSION360を活用して、オリジナルシャシーの3D作成などをこの夏休みの宿題として、楽しんでいた次第です。

上の画像はX-RAY T4-2020 & 2021用の”やまさん。カット”となるオリジナルシャシーですね。

前回の1/12用オリジナルシャシーで味をしめたので、最近お疲れ気味のT4-2020シャシーも変更しようというワケです。

 

こちらが完成した”やまさん。カット”のオリジナルシャシーですね。

今回も、加工はSRF様にお願いしました。

なんだか、画像左のT4-2020用のみならず、1/12用のupdate版も画像左側に見えますけど、これも夏休みの宿題の一環ですかね。

まあ、これは7月のEPS-Jで使ったエクリプス-3用”やまさん。カット”ver.1の結果を基にしてupdateを施しました。

 

これが標準のT4-2020カーボンシャシーですね。カーボンですから、1/12並みに軽量なシャシーですね。

 

そしてこちらがT4-2020用”やまさん。カット”ですね。やはり、2㎜厚とはいえアルミシャシーですから、

軽量穴で軽量化とロール剛性最適化を図ったものの、ノーマルのカーボンシャシーよりは重くなりますね。

 

そしてこちらは、エクリプス-3用”やまさん。カット”ver.2といえばよいですかね。

7月のEPS-Jでリアのみ剛性落としたことで後曲がりの特性となりましたので、

ver.2にてフロント剛性をリアに合わせて落としつつ、リア剛性は更に低下させることで、

後曲がりは少し緩和しつつ全体のグリップ感を上げて、安定方向にマシンを持っていこうと、

考えた次第です。さて、想定通りちゃんと機能してくれますかねえ。

重量的にはver.1より9g軽くなりましたが、そこも走りにどう影響するか楽しみなところですね。

 

さて、完成したオリジナルシャシーをノーマルシャシーの上に重ねていて、先ずは穴位置とかに間違いがないか、

チェックしてみました。

 

幸いにも、穴位置にずれは見られませんでした。3Dデータ作成の際、寸法はノーマルシャシーに直定規を当てて、

寸法を実測で図ってデータに反映したので、寸法の読み取り誤差がとても気になっていました。

なんせ、直定規は1㎜刻みの目盛りですが、当該シャシーの寸法はどうやら0.25㎜刻みで寸法設定されているようで、

それを目検で読み取ったので、例えば0.5㎜間違えれば組付け時に大きなひずみを生じる懸念があったんですよね。

結果的には、ワタシの目検での読み取り精度は0.25㎜レベルっぽいことが判って安心しましたが、

それでも実際に組み立ててみないと、本当のところはわかりませんよね。

 

というワケで、早速組み立ててみました。

結果的には全ての穴位置が正しく設定されていて、妙なねじり等もなさそうで安心できました。

特に、前後サスのリバウンド設定用のイモネジ位置がずれていたら、サスセットできませんので、心配事の一つではありました。

ここも、予定通りキッチリイモネジがシャシーに掛かることが確認でき、とりあえずバッチリな感じです。

 

因みに、このシャシーは当初からショートリポがリア寄りにキッチリ搭載できるように設計しておりました。

ここも設計通り、バッチリショートリポ搭載が無理なくできるのを確認することができましたね。

 

さあ、この夏休みの宿題を確認できるのはいつになるんでしょうかね。

また走行フィーリングについては、別途ここで展開しますので、今しばらくお待ちくださいませ。

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1/12開発はたのしいですよね ~ SRF様、いつもお世話になります編 (^^)v

2021年08月10日 | 1/12の部屋

みなさんこんばんは。

 

夏休みがやってきて、オリンピックが終わった今日この頃、ここをご覧戴いているみなさまはお元気でしょうか?

 

ワタシのほうは、なかなか廻ってこないコロナワクチン接種を早期に実施すべく、東京は自衛隊の集団接種を利用しました。

思ったよりスムーズに、しかしさすがに自衛隊だけあって、しっかりとすべての手順は踏むんですね、という感じでした。

ワタシの接種したワクチンはモデルナでしたが、左腕が少し痛みを感じるくらいで、体温も36.0℃から36.7℃が最高体温でした。

まあ、やはりラジコンやってると、日ごろからグリップ剤とかクリーナーとか明らかに殺菌能力高そうな薬剤に触れているだけあって、

コロナワクチンにやられることはないような感じかもしれませんね。ラジコンやってるメリットって、もしかしてこれくらいかも。

 

さて、EPS-J 2021 Rd2 MAPが7月25日に開催されましたが、ワタシもそこに参戦してきました。

まあ、レースの結果とかワタシのダメダメぶりについては、また別の機会に紹介させて戴くとして、今回は少し新たなお楽しみについて、

紹介差し上げたいかなと思う次第です。

 

ここをご覧戴いているみなさまは、多分にラジコンに深い造形をお持ちの方も少なくないのではないかと推察します。

かくいうワタシも、このブログの前身である、”やまさんRCの部屋”というHPを1999に立ち上げた際は、主に自作パーツ紹介を記事にしておりました。

でも、ワタシもそれ相応に齢を重ねたせいか、自分でカーボン板を切ったり、アルミパーツを削ったりという苦労が煩わしくなり、

ここのところは基本キットを少しだけいじる程度で済ましていたんですよね。

 

でもですよ、ここ最近登場したSRFというオンラインストアにお願いすると、カーボンないしはアルミのメインシャシーやその他板モノについても、

非常に素晴らしい精度で、かつとてもリーズナブルな価格で試作してくださる素晴らしーサービスを展開してくれているんですよね。

 

そこで、ワタシもここ最近蓋をしていた自作マニアな気持ちが盛り上がりまして、FUSION360という無料でも使える3D-CADでデータ作成などしてみました。

 

こんな感じで、自宅のPCでもそれなりの性能があれば、上記画像のような3Dデータを作成することが可能なんですよね。

このデータをSRF様にお問い合わせして、実際にモノを作成してもらった次第です。

 

こちらはSchumacher製のエクリプス-3のメインシャシーをベースにして、追加の穴加工を施した通称”KITCUT”と呼ばれる、

中京のとても速いお方のオリジナルシャシーですね。

こちらもSRFさんで追加工を実施されていて、ワタシも許可を得てこのシャシーを入手した次第です。

アルミシャシーながら非常にしなやかなロール剛性で曲がりとリアの安定感が素晴らしいシャシーですね。

 

そして、こちらがワタシのオリジナルである、エクリプス-3用”やまさん。CUT”とでも呼べばよいのでしょうかね。

2㎜の7075-T6アルミ板から上記シャシーをSRF様で切り出して戴きました。

このシャシー、リア周りの肉抜きを大きめに付与することでリアの安定感が高まりましたが、フロントに対して、

リアの剛性が低めのせいか、コーナーでの曲がりが後曲がり傾向となり、セットアップに工夫が要るようです。

尚、フロントの幅も若干狭めてロール剛性をノーマルより少し低めとしています。

 

そしてこちらはエクリプス-3用やまさん。CUTの2.2㎜カーボンシャシー版です。

主として軽量化に重きを置いた、1セル13.5Tのプロストック用に準備したシャシーです。

こちらは想定通り、非常に全体のロール剛性が低く、しかもリアの剛性がフロントより低めのため、

プロストック用のコントロールタイヤでもフルグリップでハイサイドしやすい傾向となり、

フロントタイヤのグルー多めで対処が必要となった次第です。

こちらは全体的な剛性が低すぎて、コントロールタイヤでもフロントが引っ掛かってリアが抜ける傾向にあるため、

リアのサイドスプリング柔らかめかつ、フロントキャンバーは1.0°まで抑える必要がありました。

まあ、ちょっとやりすぎ感満載でしたかね。重量的にはメリットあるので、グリップ低めのカーペットでは、

とても良いのかもしれません。

 

こちらはXRAYのX12-2021ノーマルアルミシャシーですね。

肉抜きが全くない2㎜シャシーながら、想定よりは軽めの重量ですね。

こちらはさすがメーカー純正、安定感は抜群ですが全体剛性高めなので、路面が上がった際にもハイサイドは見られないものの、

フロントが引っ掛かるとリアが抜ける現象が出ることもあるので、フロントキャンバーとリアのサイドスプリング調整が、

非常に重要かと考えます。

 

そして最後は、X12-2021仕様の2㎜アルミ板(A7075-T6)のやまさん。CUTですね。こちらもエクリプス3のやまさん。CUTと同じく、

リアの剛性を低めにすべく大き目の肉抜きを追加したうえで、フロントは肉抜き形状を変更しつつ、

フロントシャシー幅をギリギリまで狭めることで、若干の剛性低減を図った仕様です。

こちらもやはりリアの剛性がフロントより低めのため、後曲がりの傾向となりますが、X12-2021の特性から、

比較的バランスが取れているように感じました。

 

上記のように、自分で3Dデータを作りまでしなくても、ポンチ絵を画像にしてSRF様に送って相談すれば、みなさまオリジナルのスペシャルパーツが、

出来上がってくるという、昔からは考えられない素晴らしいサービスではないかと思います。

 

気になるお値段については、正直言ってまるで普通のメーカー純正品に近いお値段にて、とてもリーズナブルだと思います。

例えばみなさまが普通にミスミとかの一般試作会社に依頼すれば、最低10万円はかかると思います。

それが、ラジコンユーザーに配慮した、マニアのためのお値段設定ということで、夢のオリジナルパーツが入手できるチャンスがやってきたわけですね。

 

SRF ONLINE STORE、オリジナルパーツのみならず独自のスペシャルパーツも販売されていますので、是非一度HPを覗いてみてはいかがでしょうか?

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