やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

明日から来年が来ますね ~ 今年のお勧めの逸品たち

2014年12月31日 | お勧めの逸品
みなさんこんばんは。

今年ももう今日でおしまいですよねえ。この年末、大掃除とか年賀状書いたりとかのおうちの用事をこなしつつ、合間を縫ってクレストへとコソ練に行ってきました。今回もほりっちょ師匠とご一緒できて、クレストのピットでも冷暖房完備エリアである、VIPルームにピットを設営できたことで、寒い一日でも凍えることなくしっかりと一日1/12モディの練習及びセット出しができました。



結果はBESTが8秒9と初の8秒台に一発タイムながら記録することができました。1/12の場合、8分間を如何にまとめるかが大事を思われがちですが、実はレースでもベストタイムで順番並べると、その日のレース結果とほぼ同じ結果となりがちです。と言いますのも、1/12の特にモディはマシンをコース上に留めること自体が既に無駄のない動きをしていることと同義でして、その状態で8分間走り続けるということは既にマシン限界の97%を発揮していることになると言えると思ってます。つまり、BESTタイムが出る余裕代はアベレージのラップタイムに対して3%程度しか余裕がなく、一発の偶発的なBESTタイムがアベレージの5%とか10%も速くなることはないので、結果的にBESTタイム順に8分間走行したレース結果もほぼ等価になるのではないかと考える次第です。もちろん、TOPドライバーだとアベレージでマシン限界の98%出せる人とか、96%しか出せないけどBESTラップ自体が信じられない程速い方も実際いますが、結局はBESTラップから2~4%遅れのアベレージに収まるので、1/12モディでもBESTラップ自体を上げることはとても大事だとワタシは最近考えるようになりました。結果、ワタシも8秒9が出た際のラップペースは51周8分8秒程度で自己ベストのラップより1周近く改善代がありました。前回のレースでの自己BESTラップは9秒2でしたから、0.3秒の改善代で約1周分を稼いだワケです。

これもほりっちょ師匠の的確なご指摘があればこそでしたが、BESTラップを出したのは路面状態が非常に悪い気温4℃、湿度40%の状況でしたし、この状況でリアグリップは8分間キッチリもってくれて、終盤のラップペースも9秒前半を維持できるレベルだったのが大きな収穫でした。良く走った要因分析もあらかたわかったので、この状況を次回のレースでも再現できるようにセットデータ収集を怠らないようにしようと思います。

さて、年末ですからこの一年の総括的に、ワタシがこの一年でこれはみなさまにもお勧めできるとそれなりに自信をもって言える一品(逸品!?)達を紹介したいと思います。



まずはこれ、ダイソーとかの100均で販売されている小型の塵取りですが、これがまたマシン清掃にとても便利です。ワタシはコンプレッサーでマシンを清掃するのがあまり好きではありません。まず、コンプレッサーのとこに行く時間が惜しい。それにコンプレッサーで清掃すると、マシンにどれだけのチリやごみが付着していたかが分からず、結果的に路面状況の確認もできないと思います。また、マシン清掃以外でも普通に身の回りの清掃がとても簡単にできるので、自分のピットがチリやタイヤカスだらけにならずに済み、サーキットを去る時には来た時よりも美しくして引き上げることも可能です。もちろん、ピットの床掃除にも使えますから、もう手放せません。



ヨコモ製でR12のオプションとして販売されているDDデフ用のスラストベアリング。たった一個なのに600円くらいしますが、これはもうDDレーサーなら買うしかないです。まずデフの作動がとても軽くなります。また、デフのメンテサイクルも伸びますし、右ハブのベアリング破損が全くなくなりますから、結果的にはtotalでお安くなると思います。唯一の欠点は、カーボンシャフトの右ハブ側長さが短いものにはスラストベアリングの厚み分のスペースが確保できず、装着できないことがあります。そんな時はkimihiko-yano製のオリジナルカーボンシャフトを使えば解消できるとは思います。なんにせよ、DDマシンでスムーズなデフ作動は命ですから、一度お試しされる価値はありかと思いますよ。ワタシはすでに7~8個くらい購入してしまいました。



双葉工業製の真空保存容器 新鮮倉庫という、本来はカレーとかの保存容器なのですが、タイヤの真空引きに使うのにちょうどよいサイズのラインアップ(大、中、小の3種あり)であり、しかも耐久性と耐薬品性も高く、見た目もなかなかcoolな感じがお勧め感を高めているとは思いませんでしょうかね。この新鮮倉庫、ワタシが自ら使い始めて良かったのでこのブログに上げてから、九州の全日本に行ってみてびっくりしました。なんと参加者の実に3割くらいの方がこの新鮮倉庫をお使いで、中にはワークス系な方たちもご愛用な感じだったのでホントに驚きました。もしかして、ワタシのブログ見て購入されました?
ちなみにワタシは新鮮倉庫の中サイズを愛用しております。これだとWGT用リアタイヤも何とか1セット入りますし、1/12用ならなんと4セットも収めることが可能ですので、ストックとモディのWエントリとか練習の時には特に有効なサイズだと思います。我らがほりっちょ師匠は小サイズをお使いです。1/12モディ専用ということですね。



SANWA製のMT4S、これは素晴らしい送信機ですねえ。M11Xから乗り換えて使いましたが、なんといってもその軽さが素晴らしい。たった446gでレース中もプロポの重さが全く気になりません。そして操作系も非常に良好で、スロットルやステアリングのフィーリングもハイエンドに優るとも劣りません。ただ、唯一の欠点はステアリングをハイエンド機のように位置を変更することができないことです。この点が気になる方は迷わずハイエンド機をご購入ください。ワタシの場合、このステアリング位置がぴったりなのでMT4SはBESTセレクションになった次第なんですねえ。あと、同じくSANWA製スーパーボルテックスというアンプ(ESC)と組み合わせることで、モーター温度、アンプ温度、モーター回転数にバッテリー電圧が手元でモニターでき、MAX値を走行後に確認することも可能です。これで指数変更した際、モーター回転を確認することでストレートの伸びがデータで確認できるというワケです。もちろん、縁石ふんでジャンプしてリアタイヤが空転したらわからなくなりますけどね。あと、アンプの設定をほぼ全て送信機側から設定変更できるのも素晴らしい機能だと思います。特にブレーキの調整やブースト設定をいじることができて、これは通常のプロポ側の設定では得られないメリットがあると思います。



やはりこれですよね。モロテック製の百戦錬磨、これは素晴らしいマシンです。実際に今年の世界戦でも3位、全日本ではCRCと同ポイントの2位と大躍進を見せてくれました。もちろん、ワタシのようなロートルの中級サンデードライバーレベルでも1/12モディの走りを満喫させてくれ、イニシャルコストは若干お高い(でも、実売は34000円前後とツーリングに比べれば相当お安い)ですが、耐クラッシュ性がとても高いマシンですので、そのあとのランニングコストはお安く済むと思いますよ。



そしてやはりこれをお勧めとしてあげないわけにはいかないでしょうねえ。小西ボンド製のSUボンドです。タイヤ接着およびリアタイヤのショルダー部補強にはソフト、フロントタイヤのショルダー部補強にはハードが適していると考えます。タイヤ接着にあたっては、スポンジタイヤにこのSUを塗布して、ホイール側にはタイヤ用両面テープを貼り付け、両方にクリーナーをたっぷり塗布してからタイヤをホイールにはめ込めば接着完了となります。この接着方法を使えば、グリップ剤に対してSUボンドが両面テープに対してのバリヤーとなり、長期にわたって安定したタイヤ接着性能を維持できるというワケです。また、タイヤショルダーに塗布することで、タイヤ欠けのトラブルを大幅に低減でき、またそのボンド硬度違いで若干のハイサイド対策にもなるので、いろいろお試しされる価値はあると思います。既にワタシのみならず、何人かの方々は愛用して戴いておりますよ~。

というわけで、今年もワタシのつたないブログをご覧戴いたみなさま、ありがとうございました。

また来年も1/12をメインに、このブログを続けていこうと思いますので、よろしくお願いしますね。
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フタ産カップ参戦しました ~ お楽しみはレースだけじゃないのよね。 (^o^)v

2014年12月27日 | レース参戦記
みなさんこんばんは。

12月14日の日曜日、京商サーキットにて開催されたフタバ産業主催のレース、通称フタ産カップにワタシも参戦してきました。クレストカップの2週間後にて、クレストカップでは泊まり込みでの気合とお金を投入したのでさすがに事前練習はできませんでしたので、今回は当日ぶっつけ本番のレース参戦となりました。また、京商サーキットでの走行も実に1年ぶりということで、コースレイアウトも1年前とは異なるので屋外アスファルトでスピードの出る大型サーキットに1/12モディのレースに出るというのはなかなか勇気が要りました。

しかしながらクレストカップの際に友人から良いグリップ剤があるから使ってみる?とのありがたいお言葉を頂いたのと、フタ産カップでは1/12モディでもモロテック製のコントロールタイヤ(グレーライン)が採用されるのでタイヤの選定で頭を悩ませることもないことから、思い切って1/12モディクラスに参戦を決めることができました。



さて、レース当日は朝7時開門ということで、ワタシは家からクルマで40分程度で京商サーキットには行けますから、朝6時半目途で到着するように計画しましたが想定以上に早く到着してしまいました。しかし、実際の開門は6時40分くらいでしたので寒い早朝に開門町する時間は少なくてすみました。ピットはいつも通り、京商サーキットにある観客席の間の通路に自前の机といすを用意してピット設営という、まるでタミグラのような感じで準備を進めました。

朝は1時間半ほど練習時間がありますので、なんとか2パックほど事前走行ができまして、最初の1パック目はベストが15秒、2パック目が14秒5となんとかこーすをトレースできる程度にはコースを憶えることができました。





さて、今回のレースではモロテック製の百戦錬磨を投入したのですが、アスファルト路面でシャシーが痛むのを嫌って、シャシー裏面にダイソーのアルミテープを貼り付けて保護してみました。アルミ製ですからシャシー全面に貼り付けても、ポンダーの感度には影響を与えずに済みました。

レースは5分間の予選2回と8分間の決勝1回ですが、1/12モディの参加者が若干少なくて、結局全員Aメインが確定しました。他のカテゴリーはとても盛況なのでちょっと残念ではありますが、まあ参加者見ればふつう参加しないかなみたいな…。だって、今年の全日本Aメイン常連のまっぴーさんに、世界戦3位のひでろーさん、他も全日本上位経験者や京商サーキット常連の手練れの方で、この強烈な面子だとなかなか参加する気が起きなかったのかもしれませんねえ。まあ最下位でもしゃあないと考えるワタシは参加したものの、なんとか他の方の邪魔にはならないようにとそこだけが気になるところです。

果たして予選1回目、まあやはり順位は最下位ながら、なんとか流れには乗れる程度に走行できていて、ベストも13秒9まででたのでトップ勢の1秒以内の遅れで走行できている感じです。まあ、2度ほど速いマシンを譲り損ねて単独ミスしたので成績は予想通り最下位でしたが、なかなか楽しめた予選1回目でした。

予選2回目は更なるタイムアップを目指して若干グリップ剤の塗り時間を変えたのですが、路面の変化に追い付けずにアンダーが強く出てしまい、逆にタイムは落ちてしまいました。

これで決勝は最下位からの走行が決まりましたが、ここでなんと雨が降り出しました。天気予報では全く雨が降ることにはなっていなかったのですが、結局2時間くらい中断の上で路面状況が回復したところで、その後の予選はすべてキャンセルしてすぐに決勝に移ることになりました。

決勝の時間はこの雨の影響もあり、ほぼ夜になってしまい照明のもとでレースが行われることとなりました。しかしながらこのサーキットは大きく、照明の下でのマシンはどこにいるかはわかるのですが、どっちをマシンが向いているかわからず全くレーススピードで走行できません。何とか感想はしましたが、ベストが15秒台ということからも如何にちゃんと走れなかったかがお判りになるかと思います。クレストナイトレースだとちゃんと見えるんですけどねえ。



まあ、フタ産カップのお楽しみはレースだけじゃないんですよね。この豪華な賞品も魅力の一つです。ワタシは結局、F1用のタイヤ前後(タバタ製)を頂くことができました。でも、フタ産カップの魅力はこれだけでもないんですねえ。



フタ産カップではいくつかのメーカーさんからブースが出されていて、そこでは思わぬ大安売りの出物があるんですよね。上の画像がそのゲットした出物です。1/12リアタイヤやダンパーオイル、そして1/12用1セルバッテリーなどをゲットしてしまいました。やはりフタ産カップ、こりゃあ大盛況になるわけですよねえ。

ちなみに、アルミテープで保護したシャシーはどうなったかというと…、



走行後はこんなになってしまいましたが、



アルミテープを取り去ってみるとこんな感じでまあまあそれなりに保護してくれた感じがしますねえ。まあ100円ですからこんなもんでしょ。
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クレストカップに向けて ~ コッチはCメイン!?編

2014年12月16日 | レース参戦記
みなさんこんばんは。

先週末の日曜は京商サーキットにて、恒例のフタ産カップが開催されましたねえ。ワタシも参戦しましたが、参加者も150人くらいいたのでしょうかね、とても盛況でしたよ~。

まあ、フタ産カップネタはまた次のお楽しみということで、今回は未だ引張りまくっているクレストカップのようやくレースの模様を紹介したいと思います。



レース前日に盛大に開催された、”よるのAメイン”では見事に呑みまくって結構酔っぱらいましたが、なんとかウコンのお力を借りて朝6時半に起床できました。早々にシャワーを浴びて、少し落ち着いてからマシンメンテをした図が上の画像ですねえ。

今回のレースには画像右側のマシンを使うことにしました。というのも右側のマシンは板物が新品なので、マシンの動きがやはりピシッとしていてストレートもよりまっすぐ走れるので8分間まとめた走りに向いているんですよねえ。

さて、クレストの開門時間は8時半とのことですから、8時前にホテルのロビーで皆と合流して、ワタシのクルマを含めて2台でクレストへと出発です。お泊りした高崎駅あたりからクレストまでは20分足らずなので、途中コンビニで朝ごはんなどを買い込んでからクレストに到着。既にレース参加者が集まっているようで、レースのほうは盛況になる予感ですねえ。



早速ピットを整えてからまず、練習走行の準備に取り掛かります。今回8時半の開門からレース開始の11時までの約2時間半が練習時間に充てられているので、当日参加の方も練習してレースに臨めるので十分に楽しめるワケなんですねえ。

さて、今回のクレストカップの1/12モディクラスには初モディレース参戦となるお二方が、正に昨夜の”よるのAメイン”参加者であるワタシのお友達でして、いずれもRCブロガーというマニア度の極めて高いという次第です。またもう一人は久々にレース参戦のこれまたワタシの友人がワタシのピット対面で久々のモディと格闘中という感じです。RCブロガーのお二方はさすが長年のRC経験をお持ちですので自力でどんどん速くなり、レース開始直前にはワタシとベストタイムで0.1~0.2秒くらいしか変わらないところまで上げてきましたねえ。ワタシの対面のお友達はマシンのどこかに問題があるようで、なかなか本来の実力が発揮できずにレース直前まで苦闘しています。ワタシも事前練習でボディとタイヤの選定を進めつつ、対面の友達のマシンをほりっちょ師匠とともにチェックしますが、なかなか解決には至りません。それでもほりっちょ師匠の的確なご指摘で朝一よりかなり改善した状態でレースに臨めそうな感じになりました。

クレストカップではWGTクラスに10人、12ストッククラスに7人、そしてワタシも参戦する12モディクラスには23人の参加者が集まって、盛大にレースが11時からスタートとなりました。WGTクラスと12ストッククラスは予選2ヒート、12モディクラスは予選5ヒートにて、ワタシはモディの予選2ヒート目の出走順です。

予選1回目、ワタシは事前の練習でボディにG-STYLE製のチーム ボンバーTB-LMPタイプAウルトラライトウェイトを初めてレースで採用することに決めました。このボディ、ワタシが普段から愛用するPARMA製SPEED8HDと同じく強いダウンフォースを発揮してくれ、特にリアの安定感が高いボディながら、AMRのようなフロント形状から曲がりも決して悪くないと思いまして、今回レース前にSPEED8HDと比較テストした結果として、レース投入を決めた次第です。タイヤはフロントにkimihiko-yano製PM3 Aラバー35°にTNレーシング(緑)ホイールの組み合わせ、リアにタバタ製35°とスクエア製ファイバーレス(黒)の組み合わせです。フロント41.3㎜、リア42.8㎜で車高は3.5㎜です。グリップ剤はコラリーのTC2+をフロント50%塗布の10分後拭き取り、リアにはコラリーのTC2+を30分真空抜き後にそのままトリニティのスティッキーフィンガーを上塗りで更に20分真空抜きしてからマシン取り付け、totalで60分後に拭き取りとしました。リアのこのグリップ剤塗布方法はスティッキーフィンガーのグリップの高さとTC2+の8分間安定したグリップ感を良いとこどりできる方策かなと思い、前日練習時から確認してきたグリップ剤処理方法です。

このセットにてレース直前のチェック走行ではなかなか良い感触で曲がりとリアの安定感のバランスが素敵です。

そしてレーススタート。最初のうちは何度かミスをしてしまいタイムをロスしてしまいますが、途中から持ち直して徐々に順位を上げていきます。そしてトップを追うもののやはり前半のミスが響いて届かず、50周8分2秒でヒート中2位で終了です。totalでは12位/23人とさほど悪くないものの、メンツ的にはこの成績ではBメイン入りに必要な16位までにはとどまれそうにないと思い、第2ヒート以降は更に勝負を仕掛けることにしました。

予選1回目が終了したところで、クレストカップ名物の大盤振る舞いランチタイムの始まりです。ピザにお寿司、ピラフやチキンなど、デザートのケーキやティラミスまであり、最後は〆のゼリーが皆のお席に配られるという内容にて、これで参加料3000円は安すぎです。

このランチタイムの合間を縫って、ワタシはもう一台の百戦錬磨でタイヤテストを敢行しつつ、お向かいの友人のマシンセットのお手伝い(お邪魔!?)をしつつ楽しい時間は過ぎていきます。

かな~りまったりしたところで予選2回目、今度はフロントのグリップ剤塗り幅を60%に増やし、バッテリーをLRPからkimihiko-yanoお取り扱いのPOWER PUSHに変更してパワーでラップを上げる作戦としました。

しかしながら気温が予選1回目の10℃程度から15℃くらいにまで上昇したせいか、逆にアンダーがでてラップが上がらず、ミスもあって49周で終了となりましたが、皆も厳しかったのかワタシがヒートトップとなりました。でもtotalの順位は14位/23人に後退します。

やはりいつものCポーが見えてきたか~!?と思いつつ、最後はやっぱこれかなということで予選3回目も微妙な勝負を仕掛けます。

予選3回目、ボディにいつものSPEED8HDを投入し、フロントタイヤの塗り幅を微妙に65%くらいにして曲がり期待しつついつものボディのご加護に期待という、かなりアレな設定でレースに臨みます。

レースはまずトップスタートででるものの、なんだかマシンのバランスがおかしい感じです。どうやらSPEED8HDのボディフロント高さを路面から3㎜に詰めたのですが、少しハイスピードなコーナーで路面に軽く干渉しているのかもしれません。マシンは曲がろうとしてくれるのに、途中で曲がりが規制される感じでラップが上がらず、結局ミスもありぐだぐだとなりそうなところで、友人から”落ち着け!!!”と大きな声で声援を受け、ここからホントに落ち着くことができ、今のマシン状態でできることに集中することができました。この後半の立ち直りで結局ヒートトップとなるものの、前半のぐだぐだが取り返せず残念な50周8分4秒で予選1回目を上回ることができませんでした。ただ、この予選3回目は気温が12℃くらいまで落ちたことで路面状態が大きく変わってハイサイドしやすい路面となり、その後のヒートでも皆ハイサイドに苦しむ場面が見られました。そして結局、ワタシのtotal順位は14位/23位で無事Bメインをキープすることができました。最近、クレストのレース参加者のレベルが更に上がっているようで、Bメインなのにほりっちょ師匠にその愛弟子Oくん、ラジマガのKさんやチームCRCのヤッキ―さんまでいて、なんだかワタシがいてはいけない感じがしまくりですが、みなさんのお邪魔にならない程度にできるだけついて行ってハイレベルのレースを堪能しようと考えました。

ところでお向かいの友人ですが、予選2回目が終わった時に今一度マシン見た際、フロントサスマウントに挟んであるワッシャを外してみるとなんと、押しつぶされていて厚みも平面度もメタメタになっているのを発見しましたので、ワタシ手持ちのカーボン製車高調整シムをお貸しして走ってもらったところ、大幅にマシンの状態が改善した模様です。1/12って、ちょっとしたところを見落とすと、途端に走らなくところがありますから、みなさんも気を付けましょうね~。

まずWGTと12ストックの決勝の後に12モディCメインの決勝となり、今回ご一緒した友人たちがガチレースに臨むとあって、ワタシも自分のレースはそっちのけでちょっとだけ動画撮ってみちゃいました。



如何でしょうか?Cメインでもこのレベルですからある意味凄いですよねえ。また、今回12モディレース初参戦のお二方も見事に決勝完走で、十二分にレースを堪能できたようで良かったです。

と、言っているところでワタシの決勝Bメインが始まります。ボディはボンバーに戻し、その他は予選3回目に準じた仕様としました。

そしていよいよお待たせ、12モディ決勝Bメインスタートです。ワタシは6番手からのスタートですが、例によってタミグラで鍛えたスタート能力でするっと4位に一瞬上昇するも、いつもどおりごたごたとしてしまって最下位転落。でも、決勝Bメインは荒れそうな予感がするのであきらめずに気持ちを切らさず、走行を続けます。どうやらマシン自体はかなり良い感じで、それなりに流れに乗れて走れています。そして4分経過ごろから他車の動きに変化が見られます。どうやら気温が10℃程度になったせいかハイサイドするマシンもいれば、リアがきつくなっている様子のマシンも見受けられます。この状況は時間を追うごとに厳しさを増したようで、ワタシも結果的にはスタート順と同じかそれ以上の順位で無事フィニッシュすることができました。まあ、順位はともかくこの素晴らしいメンツの中で一緒にレースできたことが嬉しかったですねえ。

そしてレース後の〆の抽選会、チーム相模原としての最大の山場と言えるところですが、今回はレースで力を使い果たしたのかなにもゲットできずで終わりました。まあ、この二日間、十二分に楽しめたから良いか。



と言いつつ、クレストさんで大量にモロテック製品をゲットしちゃいました。もちろん、ちゃんと普通に買っただけですが、これで来年のマシン準備がかなり整った感じですから満足です。この辺の紹介についてはまたおいおいということで。
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クレストカップに向けて ~ よるのAメイン編

2014年12月10日 | レース参戦記
みなさんこんばんは。

いよいよ、kimihiko-yanoさんところから今年の世界戦を制した、CRC社の最新1/12キット「Xti-WC」の予約開始がアナウンスされましたねえ。ワタシも今回のCRCニューマシンには惹かれるものがあるものの、負けじと魅力的で今年の世界戦3位となった、モロテック製の百戦錬磨に今は全力入魂中であります。

さて、今年のクレストでの1/12最終戦となるクレストカップは12月7日の日曜開催ではありますが、前日入りでセット出しと人間の練度を上げるべく12月6日の土曜にクレストさんにお邪魔しました。まあ、目的はそればかりではなく、夜の宴会が主目的だったりします。実はここ数年、クレストのレース前日入りして練習する際は、モロテック繋がりでチームほりっちょでの宴会をいつも開催しておりまして、その宴会名も”夜のAメイン”と銘打っている次第です。もちろん今回はチームほりっちょの忘年会も兼ねておりまして、実に楽しい一日が用意されているワケなんですねえ。



さて、上の画像は前日入りしたワタシのピットに鎮座マシマス、百戦錬磨でございます。例によって事前に自宅でフルメンテを実施しておりまして、今回は練習メニューも事前に考えてきたのでなかなかに気合が入っております。ちなみにワタシのピット対面には約半年ぶりのラジコンとなる友人がおりまして、友人の愛車であるプラズマでせっせとマシンセットを進めております。

この日の練習は朝一の寒い状態から路面状態は比較的良好で、夕方以降のハイサイド路面が想定されましたので、ワタシは今回の練習メニューとして事前に考えていたグリップ剤の再選定を進めることとしました。現在、クレスト、ヤタベ、チャン玉ではトリニティ製のスティッキー・フィンガーズ トラクションコンパウンド(日本仕様)とコラリー製のTC2+の二つが指定グリップ剤として選択可能です。まずトリニティのスティッキーのほうは絶対的なグリップが高いのが特徴で、ラップタイムも出し易いため一番のおすすめと言えます。ただ、路面状況によっては8分間走行の後半に若干リアのグリップダウンが生じてコントロールがシビアとなることがあります。一方、コラリーのTC2+は絶対的なグリップ力はトリニティに若干劣るものの、8分間トータルで安定したグリップが確保できるのと、マシンの挙動がトリニティよりマイルドに感じられるのが美点だと思います。

そこでワタシはフロントタイヤにはTC2+のみ使用して、リアタイヤにはまずTC2+を30分塗布して真空引き処理を実施してからトリニティのスティッキーをそのまま上塗りして更に10~20分程度真空引きを練習初期から実施しました。朝一の路面状態では若干アンダーだったものの、時間が経過するにつれてフロントの曲がりは向上してきました。しかしこの方法でもリアグリップは5分経過時点あたりからグリップダウンが見られます。そこでフロントタイヤをヨコモダブルピンクからkimihiko-yano製PM3 Aコンパウンド35°に変更しました。すると若干アンダーは強くなったものの、リアのグリップダウン傾向はかなり改善してくれましたので、この状態でフロントホイール選定とマシンセットでアンダー対策を勧めました。

結果として、キャスターは立て気味ながらキャンバーは約1.5°から2.0°にして、フロントのスプリングにはモロテック製CP-FSP50W DD用 ショートスプリング(ミディアムハード)を選定することでかなり良いフィーリングを得ることができました。

また、フロントホイールとしてCRCのHR-38 FLEXフロント・ホイールとTNレーシング製のフロントホイール (緑) を比較したところ、少なくともAコンパウンド35°にはTNレーシング製のフロントホイール (緑) が良好な回頭性とフィーリングを得ることができました。私見ではありますが、CRCのHR-38 FLEXフロントホイールはGX35のようなよりハイグリップなフロントタイヤとの組み合わせがBESTなのかもしれません。

以上のように、ワタシとしては久しぶりに満足の練習日を過ごすことができ、”夜のAメイン”に向けて午後6時には撤収準備もキッチリ進めることができました。いつもカツカツのワタシにしては、練習の切り上げ方がきれいだったように思えます。
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