山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

黒カレイの煮魚

2013-10-27 17:19:13 | グルメ

 今日の晩御飯のおかずに黒カレイの煮魚をつくった。

 黒カレイは、全体に黒いために名付けられたらしい。ずいぶん単純な名前の付け方だとは思う。三陸沿岸でも上がるので、地場の魚を置くことのあるスーパーには時折並ぶ。何より一切れあたり100円以下というのが魅力である。いつものようにコンブで出汁を取り、生姜を2かけ入れ、出汁しょうゆと料理酒、みりん風調味料で味を整え、魚を投入。弱火でことこと煮る。ところで、味醂と味醂風調味料の違いをNHKでやっていた(「スッピン」の発酵料理のコーナー)。味醂は発酵させるとき焼酎を入れるので、アルコール度が高い。そのため、煮魚などをする時に使うと魚の臭みを消してくれるのだという。私には「へ~!」だったが、常識の範囲なのだろうか。まだまだ、私の料理には工夫の余地がありそうだ。


芋の子汁とあん餅を提供

2013-10-26 21:50:19 | グルメ

 今日は6時30分から地元の会館で「かたくりの会」(久慈裕子後援会、日本共産党洋野町後援会)主催の議会報告会と収穫祭が開かれた。収穫祭では、私がコック長になって芋の子汁とあん餅、新米のご飯を提供。その他、ダイコンとニンジンのナマス、キャベツやハクサイの浅漬けを添えた。写真の手前左があん餅、右が芋の子汁、後ろが新米のご飯(ご飯は青菜の混ぜ物をしている)である。

 「かたくりの会」は数年前から、春は4月のお花見会、秋は10月の「収穫祭」を開催し、その都度久慈裕子が議会報告を行う。

議会報告をする久慈裕子町議。

 何せ、合併して最初の選挙での公約が、①町民の皆さんの声を良く聞き町政に届ける、②毎定例議会で一般質問を行う、③議会報告を欠かさず行うというものだったので、議会報告の活動は欠かせない仕事になっている。

 今回の「収穫祭」では何と本人が踊り子になって参加者を驚かせた。私も驚いた!!

後ろで踊っているのが久慈町議。


ゴーヤ入りサラダと和風きのこパスタ

2013-10-26 07:06:17 | グルメ

 おはようがんす。いつものように土曜の朝食は私の担当。基本的には洋風にしたいと思っているのだが、朝はご飯という者もいるので、和洋混合の料理が出来上がる。

 洋風では、ゴーヤー入りサラダと和風きのこパスタをつくった。サラダは、まずキャベツ大きな葉で3枚くらいをざくっと刻み、キュウリもスライスして塩でもんでおく。ゴーヤーとニンジンを薄く切ったものをさっと湯がく。塩でもんだキャベツとキュウリにゴーヤー、ニンジン、さらに薄く切ったソーセージを加え、マヨネーズ、レモン汁、コショウを入れ混ぜ合わせ味を整える。レタスを敷いた上にのせ、トマトをトッピング(見た目が良い)。和風きのこパスタのタレは実は出来合い。パスタをアルデンテに茹で、フライパンで熱したオリーブ油をさっとからめ皿に入れ、あたためたタレをかけるだけのこと。パスタの茹で方さえ間違わなければ失敗はない。

 ご飯党のためには、ホーレンソウのおひたし、塩ます切り身の焼き魚、ナスの一夜漬けをつくり、味噌汁はワカメ、タマネギ、豆腐、油揚げ(少々)でつくった。わが家の味噌汁の味噌は「地味噌」と呼ばれる「豆味噌」である。豆に麹菌を付着させそれで発酵させるもの。独特の匂いがあるので、結婚して妻の家に里帰りした際には閉口したものだったが、郷に入っては郷に従えで、今ではすっかり病み付きになっている。現在は、この豆味噌と麦味噌、米味噌など最低3種類の味噌を用意して料理ごとに使い分けている。といっても素人料理なのでたかがしれているのだが。


カッケ

2013-10-25 18:25:53 | グルメ

 今晩は「カッケ」という料理をつくった。「カッケ」とは、岩手県北部から青森県にかけてつくられている郷土料理である。うどんやソバののように細長く切ったものを当地では「ハット」と呼び、板状にしたものを「カッケ」と呼ぶ。なぜそうなったかは私は知らない。「カッケ」については、二戸で勤務していた頃関係者から聞いたし、義母も時折つくっていた。

料理する前の「カッケ」左がソバ、右はムギ。

 まず大きめの鍋に湯を沸かし、半月状に切ったダイコンを入れ柔らかくなるまで煮る、ダイコンが柔らかくなったら、「カッケ」を入れる。火が通ったら一口大に切った豆腐を入れ、火が通れば出来上がり。

 出来上がった「カッケ」はネギ味噌(細かく切ったネギを味噌と合わせる)、もしくは「ニンニク味噌」で食す。食べてみるとニンニク味噌に軍配が上がった。先人たちの知恵に感謝!

 付け合せには、キャベツ、ブロッコリー、ニンジンを湯がいただけの温野菜サラダとタナゴの塩焼きを作った。

タナゴの塩焼き

 


DVD「龍馬がゆく」=市川染五郎主演

2013-10-24 07:15:55 | レビュー/感想

 東京放送開局40周年記念でつくられた、市川染五郎主演の「竜馬がゆく」のDVD(4本)を久慈市内のツタヤから借りてきて視聴した。かつて萬屋金之助の主演のものを観たが、あまりにも大物俳優だったのと少し個性が強すぎでしっくりこなかった。市川染五郎の主演の映像ははじめて観たのだが、なかなか好演していたと思う。

 原作である司馬遼太郎の『龍馬がゆく』はかなり昔に読んだ。そしてこれをもとにかかれた漫画『おーい龍馬』なども読んできた。司馬遼太郎氏は『龍馬がゆく』で書いた龍馬像は史実の通りではなく司馬遼太郎氏自身の解釈とかが入っていることを何かで書いているものを読んだ気がするが、幕末という時代を激しく生きた青年たちの姿というのものは坂本龍馬であれ高杉晋作であれ、なかなか興味深いものがある。社会の変わり目で、その変革に取り組み道半ばで倒れていったたくさんの人たちに思いをはせたい。

 時は今、アメリカ言いなり、大企業最優先の自民党型政治が「ドーピング型の勝利」(菅原琢氏)の上に、消費税増税をはじめ悪政の限りを暴走で進めようとしている。参院選ではこの自民党型政治の対極にいる共産党を躍進させたが、99%の国民に犠牲を強い、1%の利益のために奔走する安倍政権が国民的な反撃を受ける、やがてぼろぼろになっていくだろう。その時、この政治を変えたいという若者が続々登場してほしい。龍馬の時代と違い、「命がけ」の仕事ではない。それは1票を投ずることであり、その行動をする人を増やすことだと思う。

 今日は、参議院で小池さんが予算委員会で質問に立つ。テレビで中継されるので、ぜひ多くの人に観て欲しい。