山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

うどんとテンプラ

2013-10-20 16:55:56 | グルメ

 今日の晩飯は私が当番だが、炊飯器を覗くとご飯の残量が少なめなので「麺類」を採用。在庫を見ると到来物のさぬきうどんの乾麺があったので、これを湯がく。その前にうどんのタレをつくる。煮干しとコンブで出汁を取り、出汁しょうゆ(既製品の麺つゆのようなもの)と普通の醤油で味を整える。この辺はかつて「赤旗まつり」で「田舎風ソバ」の店を出店していたのでお手の物だ。タレが出来、麺が茹で上がったらテンプラをつくる。今日のテンプラは、サツマイモ、マイタケ、ニンジンとゴボウのかき揚げ、タマネギとコオナゴのかき揚げである。特に、コオナゴを入れたかき揚げはわが家では定番なのだが、今年はなぜかいただきものがなかったので、先日久慈市内のスーパーであがなっておいた。三陸沿岸はコオナゴ漁が盛んで、いつもは冷凍庫の中にたくさんあるのだが、今年はまったくない状態であった。うどんにはみじんに切った長ネギと細切りの海苔をトッピングした。


収穫したアズキ

2013-10-20 14:58:26 | 農作業

 今日は夜明け過ぎから雨となって、外での作業は出来ないので収穫しておいたアズキをサヤから出す作業をしてやり終えた(写真)。

 わが家には現在40㌃ほどの休耕田があって、30㌃は牧草地になっている。残り10㌃は以前は牧草地だが、採草していた畜産農家がやめ、代わった人は「段差があるので」という理由でその分は刈り取りをしないという。そこで、この10㌃ほどの田んぼの段差を取り払ったのだが、やはり採草希望の人はいないので、畑として活用できないか色々試してみた。

 今年は、アズキ、ダイズ、黒豆、夏ソバを蒔き、ギョウジャニンニクとウルエ(里ギボシ)を植えた。草地になっていたため雑草が多く、夏の草取りには往生した。アズキが一番早く熟したので、全部引き抜いて家の車庫に運び込んで、まずサヤを取って乾燥させていた。そして順次サヤから出す作業をしていたのだが、作業開始3日目で全部サヤから出し終えた。まだ選別作業をしていないので、食用にならない物も混じっているが、綺麗な赤紫の豆がそろった。そういえば昔はアズキ相場は投機の対象で、大もうけをする人もあれば大損をして破産してしまう人もあったと聞く。わが故郷の群馬ではコンニャク(荒粉)や繭が取り引きの対象で、良くわが家の庭でも買取業者が来て現金で買い取って行ったものであった。今は輸入作物に押されてそんな光景もなくなってしまったのかもしれない。TPPでさらに輸入が増加したらと思うとぞっとする。


粉瘤腫のこと

2013-10-20 04:58:15 | 日記

 このブログで「背中の出来物を手術」と書いたところ、読んだ方々からご心配やお見舞いのメッセージをいただいた。御心配有難う。ところで背中の出来物をは「粉瘤腫」というものだそうだ。実は8月に腰を痛めて、国保大野診療所の診察を受けた際、医師に見せたところ「これは粉瘤腫で、しばらくは大丈夫」と言われていたのだが、先日除草剤を散布するので噴霧器と背負った際に当たるようになったので、妻に見てもらうと「かなり大きくなっている」ということだった。風呂に入った時に鏡で見ても赤黒く腫れているのがはっきりしてきたので、16日に久慈市に行った機会に皮膚科の診察を受け、「これはすぐ切った方が良い」というので手術を受けた次第。

 さて「粉瘤腫」だが、新陳代謝によって皮膚から剥がれ落ちる垢などの老廃物が、皮膚内部にとどまることによってできる良性の嚢胞性病変の総称のことである。ようするに垢が皮膚の内側に溜まってしまうという病気。私の場合は、「何かできている」という自覚は数年前からあって、以前は妻につぶしてもらったりしていたが、最近は何も出てこなくなって固くなっていた。それがかなり膨らんで、腫れるようになってので皮膚科の受診と手術ということになった。手術自体はしごく簡単で、局部麻酔を打ってメスで患部を開き、中身を出して出来ている袋を切り取った(実物を見せてもらった)。最後に3針縫って終わりである。ただ、完全に傷口がふさがって抜糸するまで風呂に入れないのが苦痛と言えば苦痛なのだが…。

 良性であって直接生命とは関係ないのだが、もし長い期間「腫物」が出来てるときは、「粉瘤腫」を疑ってみると良いと思う。