今晩は私が晩飯の当番である。冷蔵庫をあさってみると、ホウレンソウ、豚バラ、豆腐があったのでこれは常夜鍋だなと決断し、作り始めた。インターネットで検索すると常夜鍋は、ホウレンソウと鐚バラを湯がいてポン酢で食べるということになっているが、わが家ではニンニクの入った醤油味のタレの中に、ホウレンソウ、豚バラの薄切りを入れ、煮立ったら豆腐を入れるという料理である。私もかなり前から作り、子育て時代には育ちざかりの子どもが良く食べるので、財布の苦しい問いなどに良くつくった。湯がいてポン酢というやり方も決して美味しくないとは思っていない。当地は、ホウレンソウの産地でもあり、それを活かした料理として大いに普及したいものだ。
またしても、わ～い！
今朝の献立はマツタケご飯にチダイの塩焼きである。マツタケは町議である妻が、日曜版読者からいただいたもので、その家の息子さんが山に入ってとってきたもの「小2本」である。細かく切って、出汁と油揚げを入れ、少々もち米を入れた米で炊く。上にミョウガの酢漬けのスライスしたのをトッピングしてある。チダイはスズキ科タイ目マダイ亜種の海産魚で、関東地方ではハナダイと呼ぶらしい。マダイが全長1㍍くらいまで大きくなるのに対しせいぜい45㌢位にしかならない。ワタを取り、飾り包丁を入れて塩を振って焼いたものだ。朝の担当は奥さんなので、「男の料理」ではあげなかった。マツタケの香りがほんのりし、焼き立てのチダイも美味であった。至福のひと時。
