山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

今日の朝食はツボダイ

2013-10-09 16:28:11 | グルメ

 今朝はツボダイの干物を焼いた(手前左)。それに少しだけ残っていた鳥の脚肉を使ってタマネギと閉じてみた(手前右)。後は、昨晩作の切りコブの煮物(奥右)。地場産のコマツナの辛し和え(奥左)に、味噌汁はニンジンとエノキタケ、豆腐でつくった。男の料理にしては手早く、しかも残った食材をすべて使い切るので、結構エコなのだ。

 

 ところでツボダイという魚について。スズキ目カワビシャ科に属する海水魚で、本州中部以南の太平洋沿岸、中部太平洋の平頂海山に分布するらしい。300~500㍍の深海にすみ、全長は約30㌢になる。最近スーパーでは、3つにおろしたものが半干しの干物で出ていて、柔らかく脂がのってるのでわが家の食卓にはしばしば登場する。私が海のない県=群馬県の生まれのためなのか、子どもの頃には食した記憶がない。盛岡在住の最後の頃、そうはいっても20年位前に、家の前にトラックで来る八百屋件魚屋のおっさんが「これは安くて美味いよ」といっておいていった記憶がある。わが家は魚が多いのだが、高級魚は出てこない。ホッケ(真ホッケ、シマホッケ)、サバ、アカウオ、イワシ、サンマなどが手を変え品を変え出てくる。最近はイワシも高級魚扱いだが…。


映画「許されざる者」を鑑賞

2013-10-09 16:09:21 | レビュー/感想

 台風24号から変わった温帯低気圧が日本海を東北東に進んでいるため、東北北部は朝から一日中雨。しかも、今夜遅く秋田あたりに上陸する気配である。もち米を「ハセ」にかけたものが倒れないか心配。去年は台風で何か所か倒されたので、横に長いところには斜めにつっかえ棒をしているので大丈夫とは思うが、とにかく無事に行き過ぎてくれるのを祈っている。

 雨で農作業もできないので、今日は観たかった映画「許されざる者」を鑑賞しにおいらせ町まで出かけた。イオンの敷地内にあるトウホウシネマズでの鑑賞である。ついでに、昨日買い忘れたものを買い、仕上げにイオンの隣にある日帰り温泉で入浴をした。

 映画「許されざる者」は、監督・脚本が李相目氏で主演は渡辺健明治時代初期の蝦夷地(北海道)を舞台に、江戸幕府側の残党・釜田十兵衛(渡辺健)が再び賞金稼ぎとして戦いに身を投じるさまを描いた作品。ワーナー・ブラザーズ映画が配給している。同名の「許されざる者」は1992年にアメリカで制作され、監督・主演がクリントン・イーストウッド。

 鑑賞した映画「許されざる者」で、幕府側の残党である釜田十兵衛がアイヌの女性と結婚しそれまでの人きりの人生を振り切って生きてきたのを、柄本明扮する馬場金吾が賞金稼ぎの話をもってきて、結局それに参加する中で佐藤浩市扮する警察署長・大石一蔵の理不尽な振る舞いに怒り、再び殺人の世界に実を投ずるのだが、やはりどこかに西部劇のにおいがする作品になっている。まあ、いろいろ考えず活劇を楽しんだ方が良いようだ。


今朝はサンマの塩焼き

2013-10-09 07:07:38 | グルメ

 今朝から洋野町議である妻が、9月議会報告の「民報ひろの」を配るというで、朝食をしばらく担当することになった。義妹には毎夕食を作らせる予定である。

 昨日、久しぶりに買い出しに行ったので今日は食材が豊富。スーパーで目に留まって買っておいたサンマを塩焼きにして、ダイコンおろしを添えたのがメインで、これにキンピラゴボウ(ニンジンは例の間引いたやつ)、ホウレンソウのおひたし、一番右にあるのは間引きダイコンの甘酢漬け、ミョウガの酢漬けで飾ってある。味噌汁の実はアサリにした。

 秋は、やっぱりサンマの季節だ。秋刀魚と書くし、岩手沿岸では大船渡や宮古など水揚げされる漁港も多い。洋野町の漁港はほとんど近海での漁なのでサンマは上がらないが、とにかく岩手では新鮮なサンマが食べられるのである。いつもは、わが家の場合2匹のサンマを2つに切って4人で食すのだが、今朝は撮影用という理由をつけて私用に1匹で焼いてみた。おかげで、ほろ苦いどこかに甘さも混じっている内臓を食すことが出来た。まさに「サンマ苦いかしょっぱいか」のあの歌の通りである。