今朝はツボダイの干物を焼いた(手前左)。それに少しだけ残っていた鳥の脚肉を使ってタマネギと閉じてみた(手前右)。後は、昨晩作の切りコブの煮物(奥右)。地場産のコマツナの辛し和え(奥左)に、味噌汁はニンジンとエノキタケ、豆腐でつくった。男の料理にしては手早く、しかも残った食材をすべて使い切るので、結構エコなのだ。
ところでツボダイという魚について。スズキ目カワビシャ科に属する海水魚で、本州中部以南の太平洋沿岸、中部太平洋の平頂海山に分布するらしい。300~500㍍の深海にすみ、全長は約30㌢になる。最近スーパーでは、3つにおろしたものが半干しの干物で出ていて、柔らかく脂がのってるのでわが家の食卓にはしばしば登場する。私が海のない県=群馬県の生まれのためなのか、子どもの頃には食した記憶がない。盛岡在住の最後の頃、そうはいっても20年位前に、家の前にトラックで来る八百屋件魚屋のおっさんが「これは安くて美味いよ」といっておいていった記憶がある。わが家は魚が多いのだが、高級魚は出てこない。ホッケ(真ホッケ、シマホッケ)、サバ、アカウオ、イワシ、サンマなどが手を変え品を変え出てくる。最近はイワシも高級魚扱いだが…。