鈴木英治の『父子十手捕物日記』も最終巻になってしまった。この号では、父・丈右衛門が囚われの身となる。将軍の双子の兄と弟の確執の中での出来事である。文之助の懸命の探索で、その弟のところにとらわれていることを明らかにし、討ち入ろうとしたところに兄である旗本が現れ、自ら弟を討ち果たし、父たちは無事解放される。そして、父と息子にそれぞれ赤子が生まれる。文之助の妻お春は難産だったが、無事男子を産み落とし、「こんな幸せなことがこの世にはある。やはり生きていることは素晴らしいことだ」という結末になる。十分楽しませてもらった作品である。
1月18日、日曜日。おはようがんす。昨日の午後から洋野町大野も雪になった。今朝起きて見ると、車が走るのには影響のない程度の雪だった。今年は異常に雪が少なく、このままでは水不足の心配もあるのだが、雪は少ない方が生活は楽である。特に、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達では、時には車で移動できないこともある。今年はまだそんな目にあっていないのわ幸いである。
今日の朝食にはマトウダイの焼き魚が出た。1人当たりは半身の半分なのである。およそ半身を出しても食べきれないので、そういうことになる。ところで、マトウダイだが最近スーパーで見かけるようになったので、はじめて購入してみた。食してみると、見かけほど油ぎらぎらではなくさっぱりした味わいなのである。マトウダイは釣りの対象にもなっているらしい。インターネットで検索すると、次のような写真が出ていた。余り姿は良くない。
