今日もまだ休養中である。とはいっても寝ている必要もないので、借りておいたDVDを視聴する。今日見た作品は、五社英雄監督の『闇の狩人』である。原作が池波正太郎で、たしか原作も読んだはずである(記憶がほとんどないのだが)。原作とはかなり筋立てが違うらしい。現作では主人公は雲塚の弥平次(映画では藤田まこと)になっているが、この映画では、むしろ闇の仕掛人を仕切っている五名の清右衛門という感じがする。そこに拾われた元来たまえ藩士の谷川弥太郎(本名は笹塚平三郎)~これが原作では2人目の主人公であるらしい~が絡んで、闇の世界を描く。池波正太郎の『必殺仕掛人』『必殺仕置人』などの流れをくむ作品だと思う。娯楽作品としては面白い。
父子十手捕物日記シリーズ第15巻『門出の陽射し』を、調子悪くして寝ている間に読んだ。この号では、文之助とお春が世帯をもった状況から始まる。父・丈右衛門は家を出て、知佳とともに「よろずごと困りごと相談」の仕事を始める。美味しいかまぼこをつくるので有名だった老舗が、不正を暴露され倒産した一件をめぐって、かまぼこ好きの老婆の相談にのった丈右衛門と、ある家持の男が殺された事件を追っていた文之助がやがて同じ場所に行きつく。父子が別々の世帯を構えた新しい体制での話の進行である。
1月12日月曜日。おはようがんす。昨日は結局午前中は布団の中。脇腹の痛みに耐えながら、ウトウトしていた。昼になったので起きだして、宣伝カーを運転して種市の成人式会場前での妻の宣伝に付き合う。いつもだと、私もマイクを握るのだがその気力もない。夕方、夕食の準備を始め残り物のソーメンを湯がきタレをつくったがそこまででやる気をなくし、後は妻にバトンタッチ。湯がいたソーメンをほっとで1杯だけ食べて再び横になったが、午前中も眠ったのであまり眠れなかった。とにかく、体調の回復のため安静につとめ、ようやく今朝になって少し食欲が回復したが、まだなんとなく揚げ物などには手が出ない。軽く朝食を済ませ、漢方系の胃腸薬を飲んだ。風邪を引いたところに、立木の伐採作業で久しぶりの力仕事をしたので調子をおかしくしたようである。