火坂雅志の『臥龍の天』全3巻を読んだ。この物語の主人公は伊達政宗である。米沢で生まれた政宗が、伊達家の家督をつぎ、奥州各地を転戦して領土を広げるが、天下は豊臣秀吉によって平定され、秀吉亡き後は徳川家康の天下となる。そうした中で、政宗は天下への野望を胸に、地に伏した竜となり、天上へかけ登ることを願う。火坂は、これを上杉景勝、直江兼続を描いた『天地人』とほぼ同時期に書いたというからすごい。それにしても伊達政宗を書いた小説はいくつかあるが、やはり面白いものが多いと思う。
1月27日、火曜日。おはようがんす。昨日から通常国会が始まった。安倍首相は本来するべき所信表明演説を行わなかった、今日の地元紙にも「残念」と論評が出ていたが、どうも安倍首相の態度はおかしいと思う。正々堂々を自らの主張を述べ、批判を受けるべき点は受け、その上で改めるべき点は改めるというのが政権担当者のとるべき姿勢ではないだろうか。国民には説明せず、戦争をする国づくりだとか、沖縄への基地押しつけだとか、原発再稼働だとかやってもらっては困る。今朝の「しんぶん赤旗」を見ると、共産党が「政党助成金廃止法案」を衆議院に提出したとあった。議案提案権を行使したのだ。がんばれ！
今朝は、ツボダイを焼いて、ホウレンソウとニンジンの白和え、タコとワカメの酢味噌和え、煮物、サラダで朝食。今日も元気に立木伐採を続けるつもり。