早見俊の『八丁堀夫婦ごよみ』シリーズ第6弾の『逆恨みの春夜』を読んだ。ここのところ『父子十手捕物日記』を読みふけっていたので、『八丁堀夫婦ごよみ』はしばらくぶりである。
岡っ引きと共謀して悪事を働いた番方与力の不正と切腹を目の当たりにして、柳川卯一郎は密かに筆頭同心を目指し始める。だが、盗人一味を率いる小湊の平吉を捕縛する折に、焦りから上役と同僚が大けがを負ってしまう。柳川は南町奉行所の信用を取り戻すために奮闘する。いつものほほんとしていて「柳に風」と評される柳川卯一郎が自分の役割に目覚めていく。それを支える後妻・操とのやりとりも面白い。時代物でも、ミステリータッチのものはやはり面白いのだ。
1月20日、火曜日。おはようがんす。当地は今朝も雪。とはいっても積雪量は例年と比べて明らかに少ない。積もるときは数十㌢になるのだが、今年は数㌢未満である。そんなこんなで、畑に植えられて大きくなりすぎた木の伐採を時間を見てやっている。昨日は作業中にチェーンソウのエンジンの調子が悪くなったので、修理を依頼した。プラグとキャブの交換・調整で調子を取り戻した。やはりこういうことは素人では無理のようである。
今朝はシマホッケを焼き、山東菜のおひたし、ゴボウと牛肉に炒めに、カブの酢の物、キリコブの煮物で朝食。味噌汁の実はホタテの稚貝。これから春先にかけて間引いたホタテの稚貝が比較的安く出回るので、時折利用する。ただ、料理をすると食べられる部分よりからの方が多いのが難点といえば難点である。
