山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

今晩の山賊食堂(10月7日)カキフライの卵とじ

2014-10-08 18:35:28 | グルメ

おばんでがんす。妻が議会の研修旅行に行って今日で3日目。3度3度の食事をつくることはさほど苦労ではないのだが、なかなか食べてくれない同居人への対応で困っている。世に言う認知症なのだろうが、玄関の掃除だけは病的にやっているが、その他の部分はすっかり退化し、ちゃんと食事をしなかったり、排せつ物の始末もどうも常人の域をこえている。食事も1日1回しか食べないし、それも時にはパス。向かいの商店からキャラメルやらせんべいやらを買ってきて食べている。「ちゃんと食べて」などと言ったものなら、わけのわからない反論が返ってくる。食べないからと言ってその分を減らすというわけにもいかない。私は黙々と2人プラス1の料理を作り、食べなければ処分するそんな繰り返しである。

今晩のメインはカキんpフライの卵とじ。これが意外と美味しいのだ。煮物を1品つくり、コマツナのおひたしに、湯がいただけのブロッコリ―など。今晩は何とか食堂に出てきて晩御飯を食べている。いつもそうしてほしいものだ。


『竜馬がゆく』回天篇=池波正太郎著

2014-10-08 07:15:30 | 読書

池波正太郎著『竜馬がゆく』の最終巻『回天篇』を読み終えた。やはり名作として読みつがれているだけの作品である。読書を堪能した感じである。『回天篇』はその名の通り、幕府の手から政権が天皇を軸とする勢力に移動したことを意味する。その舞台回しを坂本竜馬が一人でつとめたという感じがする。そして大政奉還が決まった時、新しい政府のメンバーに自分を入れず、「世界の海援隊でもやるか」といった竜馬の言葉が印象に残る。しかし、隠れ家を襲撃され竜馬はこの世を去ってしまう。もし彼が生きながらえていたら、どんな仕事をしたのか興味は尽きないが、それはあくまで「たられば」の話。私が一つ錯覚していたのは、後藤象二郎らが徳川慶喜に大政奉還を約束させて、その直後に刺客に襲われたような印象でいたが、その後も西郷に会い、越前まで行くなどして、正式に徳川慶喜が朝廷に申し出て勅許を受けた日だということを改めて知った。乾燥の最後に、本文中最後の文章を上げておく。「天に意思がある。/としか、この若者の場合、思えない。/天が国の歴史の混乱を収拾するためにこの若者を地上にくだし、その使命がおわったときに惜しげもなく天へ召しかえした。/この夜、今日の天は雨気に満ち、風がない。/しかし、時代は旋回している。若者はその歴史の扉をその手で押し、そして未来へ押しあけた。」この文章に『竜馬がゆく』の全体が結実している感じだ。


今朝の山賊食堂(10月7日)焼うどんなどでごまかす

2014-10-08 07:01:50 | グルメ

10月7日。おはようがんす。昨日でワラ立ては終了したが、雨水が溜まっていたので長靴の中もぐちゃぐちゃになってしまった。腰を曲げての作業だったので、だいぶ腰も痛くなった。ともかくも一区切りついたのでやれやれである。今日は、義父がかつて使っていた塩ビ製の「波板」や導水用だった塩ビ管を焼却炉に投入できるサイズにして、広域ごみ処理用焼却炉に運ぶ。これで田んぼの作業小屋も少しはすっきりするだろう。

今朝も妻が議会の研修旅行のために不在。とにかく2.5人分の食事を作っておかねばならない。人数が少ない方がメニューを考える上では大変だ。とりあえず紅サケの切り身を焼き、シュンギクをゴマ和えにした。あとはと冷蔵庫を見ると焼うどんがあったので、野菜をたっぷり入れてつくる。いつものサラダを添えて出来上がり。味噌汁の実は、ニンジン、キヌサヤ、油揚げにした。今晩も、明日の朝も料理をしないとならない。