乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

第6回「山都塾」講座

2016-12-03 | フットパス
12/3(土)わくわくがいっぱい!山都がもっと面白くなる

山都塾では、地域の人や自然・歴史・文化・産業・伝統や技など楽しく学びます
フィールドは、地域まるごと!
五感をフル稼働させながら、ご一緒に学んでみませんか

第6回は
「百年の木を育てる ~林業の名人に学ぶ~」

東竹原(ひがしたけばる)老人憩いの家に集合


    
午前中は森づくりの達人、栗屋克範さんから
実際に長年育まれた山を歩いてお話をお聞きながら
小学生、中学生、高校生なども参加して東竹原フットパスコースを歩きます



ここにも少子化の影響で閉園になった幼稚園



森の中へ入るとアオキの群生
フィトンチッドの癒しの空間



栗屋さんは地域独自のメアサ杉、ナンゴウヒ(檜)を長年育て
代を超えて山を守り続けてきた林家の12代目だそうですよ



全国唯一のヒノキの挿し木品種である「南郷檜」



普通のヒノキに比べ、独特で良質の極めて純度の高い形質クローンで



幹が通直で円柱形に近く、採材時に直材の割合が高いなど
間伐を繰り返すことで持続的な林業経営を可能にし
美しく維持されている



天に向かって伸びる百年の森
各地からも見学に訪れる学習の場
小学生にはちょっと難しいかな?





午後の部/ 蘇陽支所 営農ホールに移動
ランチタイム「奥阿蘇100年弁当」



メインのみさを大豆をふんだんに使い
ヘルシーで美味しく彩りも豊か

在来種で幻といわれる「みさを大豆」
栗屋さんが東竹原地域のみなさんと
地域おこしの一つとして栽培に取り組まれています



お昼からはイチオシ!映画『森聞き』の上映

2002年に始まった「聞き書き甲子園」
毎年全国100人の高校生が、100人の森や海・川などの名人を、話を聞きに訪ね
名人たちの姿から新たなものの見方や未来を学んでいく、感動のドキュメンタリー

テーマ曲
フィンランドの国民的アカペラ・ヴォーカルアンサンブル 
「RAJATON (ラヤトン)」 の歌声が心の森に響くように流れる

じいちゃん、ばあちゃんと高校生が出会い
長い経験を経て生まれた名人の言葉や活動に
高校生たちは自然と人の暮らしのつながりや
その後の将来を考えるようになる・・・・・
人と関わりあいながら活動をつなげていくことの大切さを

続いて
パネルディスカッション
「森を育む、人を育む。山が教えてくれたこと」

講師は
澁澤寿一さん(NPO法人樹木・環境ネットワーク協会理事長
         共存の森ネットワーク副理事長、山村再生支援センター副代表)
杉村拓哉さん(県立矢部高校 緑科学科 教諭)
栗屋克範さん


     山の暮らしや森の豊かさについて
     見て、聞いて、感じる森の壮大なスケール


     育む、癒す、地域をつくる森の魅力
     多くの若者に繋がる人づくりが課題である

     ワクワクするような美しい森の風景が広がりますように・・・

     
     
     








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