YALIN note

MAS/AN 増岡設計室 @入間市
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ちひろ美術館へ

2006-09-06 | 住まい・建築・仕事
2週間前から、ちひろ美術館へ行こうと、友人と約束していたので、
今日は雨の中、半日のプチ散策へ。
安曇野ちひろ美術館がオープンしたばかりの時、
建築見学で行ったことがありますが、
東京のちひろ美術館に行ったことがありません。
ベビーカーに子供を乗せ、レインカバーを掛け、
待合せ場所へ急ぎました。
電車に15分ほど揺られ、西武上井草駅で降り、徒歩7分。
静かな住宅地の一角に美術館があります。
2002年に東京のちひろ美術館は安曇野ちひろ美術館を設計した
建築家内藤廣さんに依頼して、生まれ変わったそうです。
動線が明快な空間で構成されていて、
展示室と展示室との間に、
「ちひろの庭」と呼ばれている庭があり、
ちひろさんが愛した草花が沢山咲いています。
また併設されたカフェからコーヒーの香りが漂ってくるのも、
住宅へ招き入れられた気分。
ちひろさんの温かい人柄が建物を通して、
伝わってくる、そんな美術館でした。
 そのほかに、全館バリアフリーで設計されていて、
ベビーカーでも楽々に展示室へ移動できます。
もっと嬉しいことは、大きな子供部屋があり、
中に授乳室と子供がゆっくり絵本を読んだり、
おもちゃで遊べる空間があることです。
子供連れにとっては、ありがたい空間です。
* * * * * *
 1階の展示室には「ちひろアトリエ」があります。
両側に光が入るように作られていて、
ちひろさんが楽しそうに絵を描いている姿を頭に浮かべながら、
絵を鑑賞しました。
今回は、ちょうどちひろさんの絵の描き方に関する展示があり、
そのテクニックを見ながら、大いに勉強になりました。
2階の展示室にちひろさんのデッサンが展示されていて、
そのデッサン力は非常に素晴らしいものでした。
思わず自分も描きたくて、ペンと紙を出して、
子供の姿のデッサンを真似して描いてみました。
これから、家で子供の姿を観察して、描いてみようと思いました。

家でゆっくり読んでみようと思ったので、
ショップで2冊の本を買いました。
今日はとても充実した半日を過しました。♪