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おもしろテレビ

2011-03-04 23:18:36 | 日記
今日のテレビニュースは各局揃って、例の予備校生のカンニング事件がトップ。おもしろいのは、コメンテーター達の発言で、全員がまず、「もちろん、カンニングは決して許されるものではありまえんが」と判で押したように前置きしてから、意見を述べる。長嶋一茂さんもみなさんと同じような枕詞のあとで、「僕もやりましたよ、だって、野球ばかりやっていたからテストなんてわかるわけない」と語り、他のコメンテーター達に「誰だって少しはやったんじゃないの?」という視線が贈ったが、みんな知らぬふり。 一茂さんの父上の言い方を真似れば、「いやぁいわゆる正直者は、ウチの息子一人だけなんですねぇ」となるか。 薬品やサプリメントのCMに素人を用いることが多く、その人達のセリフについて、「個人の意見です」という断り文がつく。ま、その種のものへの感想はすべて個人のものにきまっているが、百人中百人の感想だとすると、誇大広告になってしまうのか。その賛辞にもおもしろいのがあって、70歳前後のお婆ちゃんが、「私にとって何モノでもないです」と叫ぶ。何モノでもないとは、いかなる意味なのか。 私の国語力では理解できないが、たぶん、何モノにも替え難いと言いたかったのではないか。  アラ探しをするのも、テレビを観るときの一興であり、頭の体操になると思っている。とにかく、最近のテレビには笑える番組がなく、「タモリの“笑っていいとも!”で笑っているのは出演者だけ」という某週刊誌の批評は全く正しい。私は、司会者や出演者が自分の発言を自分で笑っているのがフシギでならない。 そういう人間は学校や職場にもいると思うが、彼らのユーモアのレベルはかなり低い。 もちろん自分んのヒトコトで満座が笑うということはありえるが、そのときは自分は最後に笑ってほしい。 笑いの芸で食べている人は、そこのところは心得てもらいたい。 お笑い番組で笑える日が来るのを待っている。

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