NHK大河ドラマ『龍馬伝』を1年を通して観たが、これは『秀吉』(竹中直人氏が主演)以来、久々のことだ。 演技力のことはよくわからぬが、福山雅治君は、俗に謂うハマリ役だったのではないか。他の配役(近藤容堂、香川弥太郎、貫地谷佐那、大泉長次郎、そしてなんといっても寺島乙女)もよかった。福山君は、今年のアタリ男の筆頭格だと思う。 スポーツ界にはアタリ男が揃った。サッカーの本田圭佑君、横綱の白鵬関(双葉山の69連勝は抜けなかったが、63だって大変なものだ)、そして野球の斉藤佑樹君だ。斉藤君と福山君を並べると、今年は2人の爽やか美男を見たという気分になる。 国政にアタリ男は不在(ハズレ男はナンボでもいる)だが、地方には、河村たかし名古屋市長がいる。それが、今日(24日)、市議会解散要求の署名が不足(書類の不備)で、解散ができなくなったようだ。自ら庶民派を名乗る政治家はゴマンといるが、河村氏は(スタンドプレーではなく)ホンモノの庶民だったし、いかにも男性的な体臭があって、遠くから応援していたので残念だ。 子供達が小さい頃は、年の瀬になると、我が家の3大ニュースを江団で、今年のアタリあ誰かを決めて、賞品を渡したりしていた(たとえば、長女が、学校で百人一首№1、音楽の時間では恒にピアノ担当といったことの総合評価)。 今年の我が家もニュースは少なく、ま、アタリとすれば孫娘の高校入学ぐらいかと思っていたが、すごいことが起こって、それは私の「胸部大動脈瘤破裂と生還」である。 私の生還は奇跡だったが、仮にあの世に旅立っていたとしても、とにかく久しぶりに、我が家では、私の今年の人であるだろう。
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