オリンピックの開催を4年に一度と決めたのは誰なのか。 それが閏年にあたることと関係があるのかどうなのかは知らぬが、実にうまい間隔だと思う。 他の選手権大会は毎年のように開かれているが、この、4年に一度というのがオリンピックの価値をどれだけ高いものにしているかは、スーパーコンピュータでも測り得ないはずだ。 甲子園の高校野球で、同点の9回裏の2死満塁、打者のカウント2-3の場面。 そこで、次の1球を打者がファウルすると、場内に何とも言えぬどよめきが起きる。むろん、状況は変わらないのだが、何十秒かの間ができる。 そのとき私は、野球のルールにファウルボールがあるのは妙味だなと思ったりする。 我が家の裏山は雑木林なので、造成以前の土地の構造の見当はつくし、鎌倉時代に戦場にはならなかったであろうという想像も働く。 いいくに(1192年)つくろう 鎌倉幕府~から800年以上経つが、娘によく「頼朝も義経も本当にこの辺にいたんだよねぇ」と言われるとき、それほど遠い昔ではない気がしてくる。 何かイヤなことが起きる。腰痛がシンドくて病院行きをなんとかしてサボれないかと考えることがある。 そんなとき思い出すのが太宰治の『人間失格』の一節だ。 「ただ、いっさいは過ぎてゆきます」。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます