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銀座

2021-02-06 12:03:44 | 日記
家人は銀座が好きだ。1丁目から8丁目まで好きだ。結婚前、茨城に住んでいた家人とのデートの待ち合わせ場所が有楽町駅になることも少なくなかった。結婚後も家人は日本橋の証券会社に勤めていたこともあって、銀座には詳しい。現在でも何かのことで、あの辺がテレビに映ると熱心に観ている。

昭和30年代の初め頃、フランク永井さんが唄った『有楽町で逢いましょう』が大ヒットした。その2章に<心にしみる愛の歌 駅のホームも濡れたろう 小雨に煙るデパートよ>というくだりがあって、このデパートは阪急である。阪急百貨店が西から進出してきたのだ。それだけでも街に勢いのようなものがあった。もちろん、背景には高度成長があった。

昭和40年頃になって、仕事の関係で勤務先の蒲田から墨田・葛飾の方へ行くようになり、外注先の若社長と仲良くなり、2人で銀座で呑む夜もあった。あれは3丁目あたりだったかと思うが、ふと入った<中島>という店が気に入った。いわゆる大衆割烹で酒も料理も旨く、我々でも手の届く値段だった。主人は話好きで、おもしろい人だったが、アル中気味なのが心配だった。私の知っている銀座はそのぐらいのものでしかない。

このコロナ時期に、銀座の高級クラブをハシゴした国会議員が週刊誌にバレて、議員辞職したりしてニュースになっている。やはり、男性は酒と女の魅力にはいつの世も勝てないのだろう。<銀座の街 きょうも暮れて 赤い灯燃ゆ 恋し東京>って、何の歌の始めだっけ?最近はこういう小さいことが思い出せない。

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