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5月10日

2020-05-10 17:40:46 | 日記
昨夕6時頃に急に気分が悪くなった。なんとも説明のつけようのない気持ちの悪さである。どこかが痛むのでもなく、息苦しいのでもなく、悪寒もない。吐き気もない。ただただ、ダメなのだ。横になって目を閉じるしかない。家人に睡眠薬と氷水を頼んだ。氷水のカップに5分の1ほどウィスキーを入れて急いで呑んだ。それで少し、ほんの少しだけ落ち着きが出た。口が利ける、脳梗塞ではないと、思った。

夜明けの少し前(4時頃だろうか)、目が覚めた。何かを喋ってみて、手足を動かしてみて、もう一度脳の異常ではないことがわかってほっとした。死ぬのは良い。困るのは半身不随になることである。それにしても、あの気分の悪さは何だったのだろうか。考えられるのが年齢だ。84歳ともなれば、いろいろな体調不良が起きても、あるいは当然なのかもしれぬ。

今日は母の日だそうで、次女の所から大きな花が届き、長女が買って来たコージーコーナーのピンクのロールケーキを昼食にもらった。これが旨い。家人や娘の舌には、この味の良さがもっと深くわかるのだろう。私の母は今年で105歳になる。あちらで、「あの子は呑ん平のくせに、遅いわねぇ」と呟いているだろうか。

競馬はNHKマイルチャンピオンで、電話機が不調だったので、娘にスマホで馬券を買ってもらった。ねらい目は2・3に6・8・9を絡めた3連複だったが、2・3・6の前に11が突っ込んで来てアウト。今朝の血圧は132-74。

岡本行夫さん

2020-05-10 17:34:33 | 日記
岡本行夫さんがコロナ感染で死去したという報道をテレビで耳にして、すぐに、外国に行っておられたのだろうかと思った。岡本さんといえば外交通の印象があって、そう感じたのかもしれない。だが、テレビでも新聞でも、その辺のことは報道されていない。どうやって感染されたのかもわからない。

我が家では、日曜日の朝、よく、関口宏さんが司会を務める『サンデー・モーニング』という番組を観ていて、岡本さんは度々そこに出演していた。橋本内閣、小泉内閣の補佐官を務められていたことでもわかるように、外交面については実に詳しかった。時には、席から立ち上がって、図を描いて示しながら、視聴者に理解されやすいように努力されていた。親切な人柄が受け取れた。

その関口さんの番組でスポーツコーナーを担当している張本勲さんが、9日のスポーツニッポン紙で、岡本さんの死を悼みつつ、「よく、番組の休憩中に、お好きだったアメフトの話をしました」と書いていた。毎年、本場アメリカまで観戦に出かけるほど熱心だったらしい。

家人も岡本さんのファンである。「男性的で、顔も素敵、白洲次郎さんにちょっと似ていない?」と言う。岡本さんは言葉が明快だった。たしかな情報、広い知識に裏付けられた自信が受け取れた。声が好い。家人が白洲次郎さんの名を思い浮かべたのは、男性的魅力のことだろう。そういえば、男性的魅力に満ちた日本男子は少ない。滅多にいない。コロナウィルスは、その稀少は人物の生命を奪った。

いま、リハビリは

2020-05-10 17:28:36 | 日記
家の中で転倒し、自力では立ち上がれなくなった。湯船から立ち上がれなくなった。市役所に相談すると職員が来て、要介護が認定され、ケアマネジャーが選ばれた。歩行器などの介護用品を扱う業者来てくれて、必要なもののレンタルが始まった。リハビリの先生が訪問指導に通ってくれるようになった。入浴のヘルパーさんにもお世話になった。6年以上も前の話である。

そのときの私と同じような(あるいはもっと重い)症状の方が現在も多くいらっしゃると思う。老人の転倒というのは、いくら注意しても起きてしまうものなのだ。私の場合は前記のように比較的スムーズに次々と事が進んで、不自由はあるものの、なんとか生活は出来るようになって、現在に至っているが、昨今のコロナ問題を考えると、かなり事情は異なって来ているのではないかと心配する。

私の回復に最も効果があったのは、当然のことにリハビリである。私の時は若い(20代後半の)女性が先生だった。最初の3カ月ぐらいは私はベッドの上に横臥しているだけで、すべて先生の手によって体の各部分が動かされた。細かいことは説明しても仕方がないので省略するが、現在は、この種のリハビリ行為はどうなっているのだろうか。これは、密着がなければ出来ないことなのだ。

私が以上のようなことを考えるのは、自分に経験があるからであって、その考えを広げていくとコロナ患者は言うまでもなく、コロナ以外の病人、身体不自由者の方々も大変な思いをされていると想像するに至る。密着禁止のため、リハビリはしばらく中断します、となったらどうするか。私は重田名人の指圧治療がなくなって、その分を、なんとか、電動器具を使って補おうとしているが、もちろん不充分だ。それでもまだ自分はマシな方なのだと思い込むしかない。