今年を表す漢字一文字は、災になった。これは多数決のような形で選ばれるらしく、他に多かったのが平と終であったようだ。私は今年の一文字なら暑だろうと思っていた。本当に暑かった。私は腰痛老人なので、外出は少ない。しかし、家人の「暑い、暑い」「この暑さ、いつまで続くの?」「今日もまた暑そうね」を聞いているだけで、暑苦しかった。災は関西の地震があったのと、繰り返しの台風、それにスポーツ団体がらみのパワハラ問題などが思い出された。
私の過去の災は、まず戦災である。兄代わりだった3人の叔父が若死にした。1人はミッドウェー海戦で戦死した。あとの2人も病死ではあるが、戦争がなければもっと生きられたと思う。軍隊生活で身体がボロボロになっていた。私は2人を見ていて、弱っているなぁと感じることが何度もあった。酒を呑んでにぎやかに騒いだりすることもあったが、とにかく体が細かった。ガッチリとしたところが無かった。
次の災は、昭和33年の伊勢湾台風であるが、このことは以前に詳しく書いた。祖父の命を救えたことが不幸中の幸いだった。
そして、病災であるが、これはもう83年も生きているのだからと思うしかない。もちろん、私と同年あるいはそれ以上で健康体の人は大勢いらっしゃるのは知っているが、私は若い頃から健康に注意していなかった。それなのに83年は生き過ぎだと思っている。私の病災は身から出た錆である。自己責任であり、自業自得である。
私の過去の災は、まず戦災である。兄代わりだった3人の叔父が若死にした。1人はミッドウェー海戦で戦死した。あとの2人も病死ではあるが、戦争がなければもっと生きられたと思う。軍隊生活で身体がボロボロになっていた。私は2人を見ていて、弱っているなぁと感じることが何度もあった。酒を呑んでにぎやかに騒いだりすることもあったが、とにかく体が細かった。ガッチリとしたところが無かった。
次の災は、昭和33年の伊勢湾台風であるが、このことは以前に詳しく書いた。祖父の命を救えたことが不幸中の幸いだった。
そして、病災であるが、これはもう83年も生きているのだからと思うしかない。もちろん、私と同年あるいはそれ以上で健康体の人は大勢いらっしゃるのは知っているが、私は若い頃から健康に注意していなかった。それなのに83年は生き過ぎだと思っている。私の病災は身から出た錆である。自己責任であり、自業自得である。