Winding Road

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J1第9節 鹿島アントラーズ×ヴィッセル神戸

2008-05-01 | 鹿島アントラーズ

勝たなくてはいけないゲームでした。失点は二つとも連携ミスから一瞬の隙をつかれた形、ですから連戦は全く言い訳にならない自滅の末のドローです。ホームでこういうゲームをやっちゃいかん。

神戸が引いて来たことで攻撃は手詰まり。パスがヨコばかりでタテに入らない。ボールは持たされていました。特に前半の停滞感はセレーゾ時代の流れの悪い時を再現しているかのよう。かといって田代の頭を単純に使うような事もせず。ならば田代に固執する必要はないんだから、早い段階から興梠を入れて前線を活性化して欲しかった。今なら断然興梠の方が得点の予感がする。

それでも後半はサイドも活性化してきて流れは良くなってきました。先制するところまでは言うことなし。そのまま終わればよかったんですが。同点にされた場面は直前の選手交代で吉田がスルスルっと一つ前のポジションに上がったのに対し後手を踏んでやられた失点。ちょっとケアしておけば防げたもの。

青木は相変わらずカバーなど守りでの貢献は高いけど、前節辺りからすぐバックパスする悪癖が頻繁に見られるようになってきた。DFや小笠原への逃げのパスです。確かに青木から見て出しやすいポジションに小笠原が待っているから預けたくなるのは分かるんですが。巧い選手に預けたがるのは小学生~プロまでどのカテゴリーでもサッカーにおける共通項と言えますが、この試合はあまりにも全体が小笠原に預けすぎではなかっただろうか。

このタイミングで調子上向きの川崎・清水と立て続けにアウェー戦とは対戦順の巡り合わせが恨めしくも思えますが、ここを乗り越えないとリーグもACLも先はない。今は我慢の時期、これくらいで焦れてはならない。勝ち切れないけれど負けていない事もまた事実だから、そこをプラスに捉えてしぶとく戦っていく事です。


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