Winding Road

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J1第2節 鹿島アントラーズ×ガンバ大阪

2007-03-14 | 鹿島アントラーズ
勝てた試合だった。勝てないまでも少なくともドローには持ち込める試合でした。最後に差が出たのは個の力で戦況打開できる決定力とゲームメーカーの差。ガンバにはマグノ・アウベスと遠藤が居たけど鹿島には居なかった。それが1-0のスコア。

吉澤をマグノ番に置く変則シフトはそれなりに機能していました。中盤からのプレスもよく効いていた。守備意識は高かったです。しかし逆に後ろに比重がかかる分、前への意識が薄かった。ボールを持ってもビルドアップは遅いし、前の手数が少ない。本山は後方からよくチームを支えていたけど、本来なら前で使って生きる選手。ゴールの近くでプレーしない本山は怖くないし、またPA内でのプレー機会が少なすぎる。ビルドアップの面では中後のミスの多さが目立つ。キックの精度は高く良いパスセンスをしているけど、「そこで取られてはいけない」というエリアでボールを奪われる場面がよくある。逆に遠藤はミスなく落ち着いて捌ける。

明るい材料は開幕戦よりもダニーロと周りが合ってきて、パスが通るようになってきた事。ダニーロはテクニックがあるし、しっかりボールキープできる。もっと彼にボールを集めて基点にした方が良い。そうすれば良い攻撃が出来てくる。本領発揮すればかなりやってくれると期待しています。

西村SRのジャッジには一言申しておきたい。地上波の全国中継で醜態を晒したのはいただけない。ファボンのレッドはまだしも、安田の退場は安易なカードの出し方だったのでは。敵ながら気の毒です。前半はカードで捌こうとして、結果的にカードの枚数が増え、逆に後半になったらカードを抑え気味にして注意を与えるなど、1試合を通じて判定基準の曖昧さが目立ちました。

開幕連敗のスタートは、こう言ったら失礼ですけど想定はしていました。相手が相手ですし。しかし次は大事です。主力が欠けていても弱気にならず、現有戦力で戦うしかない。今季未勝利は現在7チーム。次節はその枠から脱却すべし。


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