Winding Road

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【コラム】 サポーターの存在意義とは

2006-01-26 | フットボール全般
フットボールコラムの第3回目です。今回のテーマは『サポーターの存在意義』についてです。

まず最初に私的な意見で、結論から言えば、サポーターとは12番目の選手であり、ピッチ上の選手と共に戦う存在であると思っています。それは、ゴール裏で立って声を出し続ける人たちだけでなく、指定席にドカッと腰を下ろして、自分のチームの戦況を見守る人や、ゴール裏の応援には参加しなくても、指定席で手拍子を叩いて応援する人たちを総称して12番目の選手、それ即ちサポーターだと思います。

選手とサポーターの違いは、勝つために戦う手段が違うだけで、選手達はピッチで戦い、ゴール裏のサポーターは声でチームを鼓舞し、また相手を威圧する。それ以外の指定席のサポーターは、手拍子したり勝利を念じる事で、共に戦っているのだと思う。

よく選手達からも、「サポーターの為に~」とか「サポーターと共に戦う」という類の発言が聞かれますが、選手によっては本心で語っていると感じる時もあれば、「本当にそう思ってる?建て前だけじゃないの」と思うときもあります。

選手との距離感の近さや、共に戦っていると感じられる一体感、どれだけ選手達がチームに誇りを持って戦っているか、これらを感じ取れた時に、上記のような選手達の発言の真意を感じるし、またサポーターとして幸福を感じる事が出来る瞬間なのではないかと、個人的には思っています。

「共に戦う」意識について、選手側の興味深い発言を見つけました。佐藤寿人公式サイトの11月24日付のメッセージにそれがありましたので、一部抜粋させて頂きました。


「自信を持って勝利をつかめ!!」の横断幕はサポーターの色々な想いが伝わったと思います。
ただ、僕が感じる事は「勝利をつかめ!!」ではなく「勝利をつかもう!!」だと思います。
サポーターも選手と一緒に戦っているわけだから。



このコラムで言いたかった事は、ある程度この発言に集約されている気がします。
最後になりますが、サポーターはチームが勝つための、重要な要素の一つだと思います。またサポーターは何としてもチームを勝たせたい。だから共に戦うのだと思います。



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