言葉を理解するのは難しい

言葉の出し手側の意図と、受け手側の読み取り方は必ずしも一致しない。そのため理解に誤差・誤解が生まれて時には出し手の真意が歪曲されることもあるものです。そんな例が乙武洋匡さんのblog炎上という事態を呼び込んだようです。乙武さんの投稿した『紀子さま出産』の記事は確かに言葉足らずかもしれないけれど、世間への風刺・皮肉を込めた文章に仕立てあがっているように読み取れました。しかし投稿者の意図が１００％伝わらない、または捻じ曲げた形で捉えられると、こうした結果を招くんだと思いました。blogの良いところって、読者が記事に対してコメントを残せる事だと思うんです。でもそれを悪用してとても声に出して読めないようなコメントを無責任に書き逃げするのは、恥ずべき行為ではないでしょうか。少なくとも筆者は、開設している自分のblogというコミュニティの中で責任を持って記事を書いているのだから。