Winding Road

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2008J1第32節 大分×鹿島

2008-11-25 | 鹿島アントラーズ

重要な大一番でしっかり勝利。勝ち点3以上の大きな大きな価値のある一勝を掴みました。遥々大分まで行った甲斐がありました。九石ドームの雰囲気は去年の33節埼スタに近いものがあり、ピッチもスタンドも最初から最後まで勝つために戦い抜く気合いが充満していました。

先手を奪ったのは鹿島。序盤から積極的に前から仕掛けていき圧倒的に攻める。大分が時折繰り出すカウンターに対してもポイントを絞った安全な守りで対処。ただ堅守の大分もギリギリのところで粘り強く守り、また野沢・本山の惜しいシュートが外れて、あれだけ攻めながらスコアレスのままハーフタイムを迎えたので少しだけ不安もあり。

しかし後半も流れは変わらず良い時間帯に先制点が取れました。その後何度か訪れた2点目のチャンスは生かせず、家長投入後から今度は反撃に転じた大分に一方的に攻められる。これを全部凌ぎ、残り10分を切ってからはマルキの鬼キープで時間を消費。泥臭くても不恰好でも何でもいいから勝つためにただひたすら時間を使う。更にはみそぎの一戦となった船山の投入。これも去年の33節を思い出した点。今回は意味不明な退場はしなかったけど(笑) そのまま後半50分まで耐えて終了。


相手を崩すための多彩な攻撃パターンや前線からの積極的なプレスなど自分達の良さが前面に出ました。それをこの試合で出来た事が大きい。これが負けた後の鹿島特有の反発力であり勝負強さと呼ばれる所以なのでしょう。会心の勝利で挨拶に来た選手達の誇らしげな表情が印象的。特に本山の指2本ポーズが。それは当然ながらピースを意味するものではない。

ここで勝ったのは大きい。ですがまだ何かを成し遂げたわけではありません。この勝利を生かすも殺すも次節次第。次勝たなければ意味がない。残り2試合、連勝して終わるだけです。


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