Winding Road

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J1第16節 鹿島アントラーズ×セレッソ大阪

2006-07-31 | 鹿島アントラーズ
ボールは支配するも、決定機をことごとく逃し続ける嫌な流れでした。後半は途中出場の本山が奮闘するも、全体的には足が止まり、また焦りから雑な攻めを繰り返す展開に。それでも最後に辛うじて得点を奪い勝利を勝ち取ったのは本当に大きい。上位陣が揃って躓き勝ち点差を詰められたのはラッキーでしたが、それよりもこういった勝てそうで勝てなかった試合をモノに出来る勝負強さが戻りつつあるのがチームにとって重要です。

守備陣については、セレッソがあまり攻めてこなかった事・たまに攻撃してきても恐さが無かった事を抜きにしても完封するに値するだけの安定を保てていました。それとボランチの青木がDFラインの前に壁として立ちはだかっていたので、ピンチを未然に防ぐ事が出来ました。青木の守備面での貢献度が非常に高かったです。

柳沢は前半に訪れた決定機の逃がしたのは痛かったですが、全体的にはまずまずかなという感じ。ニュースで結果しか見ない人は、GKとの1対1を外したシーンだけを掻い摘んで、あーだこーだと言うんでしょうけど、あのシュートまで行くプロセスは真ん中で3本位パス交換して崩した綺麗な形でした。これも目の前で試合を観ているから味わえる醍醐味であって、それ以外にもTVでは伝わらない現場ならではの楽しみがあるわけです。

全体を通してみると、相手がどん底状態にあることも手伝ってか、全く危なげない試合で、フィニッシュさえ上手くいっていればもっと楽になっていた試合でした。ただ細かなパス回しや中央からの崩しの回数は増えつつありますし、この試合でも本山がベンチに回るなど、バックアップメンバーの充実も図られています。徐々にチームの下地が出来てきたので、今後に期待が持てそうです。次節に1試合アウェーゲームを挟みますが、次のホームゲームでは更に良い準備をして、赤い軍団を迎え撃って欲しいと思います。


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