Winding Road

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2009J2第30節 甲府×仙台

2009-07-27 | ベガルタ仙台

内容云々ではなくて結果が欲しかった。直接対決で勝つのが昇格するチーム。アウェーで暑くて内容が悪かろうが勝たなくてはならない。

早い時間に先制されたので基本的にボール保持はできましたが前でタメが作れずボールの収まりが悪かった。サーレスの連携不足もあってか、良い時の仙台に見られる攻撃の連動性が感じられなかった。梁のプレーエリアが常に低い位置だったのが仙台の攻撃が上手くいっていない証拠。それでもチャンス自体は作れていましたが相手GKの荻の好セーブにも阻まれた。

ある程度メンバーを固定するなかで梁・関口あたりに疲労の色を感じる。彼らは主軸で外せない存在だけどどこかでリフレッシュも必要。関口にキレている時の躍動感は感じなかった。1対1を仕掛けてもなかなか抜けなかった。

水曜に味スタで見た通りの印象の甲府。相手を圧倒する事はないけれど要所を締めて隙をつくスタイル。アタッキングサードでの守備が堅くシュートまで持ち込む前に奪われてはカウンターを狙われた。一度カウンターが発動するとドリブルの巧いマラニョンに技術のある森田・片桐らが絡むから危険な場面を作られる。

また甲府はサイドの守備が手堅く変則的な5バックや6バックの陣形をとるためサイドで数的優位を作らせない。1対1でも負けないですし、対面の相手は絶対抜かせない気迫を感じた。それと気の効いた顔の出し方をして攻守に渡って仙台を苦しめたのが藤田。そこにいるから邪魔だと思う位置には必ず金髪が居た。

仙台はFWの駒は豊富になってきたけれど軸や組み合わせが明確に定まっていない。多分主軸は中島だろうけれどそれで本当に良いのか。ひとまず中原はサブに置く方が良い。サーレスは懐が深くてキープできるしテクニックもあるから面白い存在になると思う。途中から入ったソアレスは前への推進力が生きていた。

何だかんだ言ってもただただ悔しい。直接対決の負けなんてあり得ない。ヤマハでのあの貴重な経験を糧にすれば勝てるはず。04年の川崎と08年の広島が圧倒的に勝ち進んだ根底にあったのは前年の屈辱。仙台も同じ事が出来ると思っている。だから言う。あのヤマハの悔しさを忘れずにもう一度立て直して昇格に向かって突き進んで欲しい。


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