Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

2011年の中国の祝祭日

2010-12-10 17:50:08 | 中国旅行
中国国務院弁公庁は10日、2011年の中国の祝日について発表した。
休みすぎ、の批判があり、観光地や交通機関が大混乱になるため、休みは極めて少なめ。老婆心ながら、この時期に中国に行くと、観光や仕事どころではなくなるので、念のため。

●元旦は1月1日から3日の3連休。

●春節は2月2日から8日の7連休。その代わり1月30日(日)と2月12日(土)はお仕事。

●清明節は4月3日から5日の3連休。2日(土)はお仕事。

●労働節は4月30日から5月2日の3連休。この辺は日本のゴールデンウィークとぶつかるかもしれないから要注意。

●端午節は6月4日から6日の3連休。

●中秋節は9月10日から12日の3連休。

●国慶節(建国記念日)は10月1日から7日の7連休で、10月8、9日の土、日曜日は出勤。

そうはいっても企業によっては出勤日もお休みにすることがあるから、このカレンダー通りではないかも。くれぐれも、この時期には中国に寄りつかない方が無難。これ以外に、イースター休みも中国に旅行する香港人で広東省などは大混乱。学生時代に苦い経験有り。

孔子平和賞も受賞者不在

2010-12-10 03:41:50 | 中国旅行


台湾からの報道によると、前日、AP通信などが報じた中国の孔子平和賞の授賞式が9日、北京で行われた。ノーベル平和賞に中国の反体制活動家、劉暁波氏の受賞が決まったことへの対抗措置のようだが、本家のノーベル平和賞では、中国側が劉氏の釈放を認めず本人が出席しないなかで行われるが、孔子平和賞も連戦・台湾元副総統(国民党名誉主席)が出席せず、かわりに5、6歳の少女にトロフィーを渡してお茶を濁した。まさに茶番劇。
一部始終を報じた台湾の中国テレビ(地上波)の報道によると、記者会見で主催者側は、「まったく民間の愛国組織による平和賞」とし、劉暁波氏とノーベル平和賞についての質問が出ると、「その三文字(劉暁波)については関係ない」と話し、集まった記者たちの失笑をかっていた。
台湾紙・自由時報の電子版によると、孔子平和賞は賞金10万人民元(約130万円)で、連戦氏は、ビル・ゲイツ、ネルソン・マンデラ、ジミー・カーター、パレスチナ自治政府のマハムード・アッバス議長、パンチェン・ラマの各候補のなかから選ばれたという。選考過程についても未公開のようだ。

中国にもいろんな学者がいるが、あれだけ御用学者だと惨めな感じさえする。同賞の設立を以前、訴えていた人民日報系の「環球時報」のサイトでさえも、この授賞式には触れず、台湾の聨合報が前日の9日に報じた孔子平和賞の記事のなかで、中国の文化部(省)の職員が「そんな賞は聞いていない。もし公にそのような賞を設置するなら、拙速は避け、ましてや連戦氏のような中台両岸に知名度のある人物なら大陸各界は十分尊重し、臨時に通知するなど礼を欠く方法はありえない」とする発言などを掲載しただけだ。北京の新聞なんだから、自分で北京にある文化部に取材すればいいのに、台湾の新聞を引用するなんて。事実上、中国の公的機関は孔子平和賞を黙殺した。

そのほうがいいね。あんまりにもかっこ悪くて、記者会見で苦笑、失笑がもれるのも当然だ。
とはいっても、中国という国ゆえ、まったくの民間愛国組織の発想による賞というのは考えにくく、いくらかは官製のアイデアが入っていて、そのバックアップがあるから、かわいそうな大学の先生たちが、あんな恥ずかしい会見をしなければならなかったのだ。