わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

「ウレシパモシリ」千秋楽 終演後イベント・レポート

2014年06月16日 | 観劇記
千秋楽 終演後イベント・レポートと銘打ったものの、相当出来の悪いレポートでございます。穴だらけです。穴埋めして下さる方がいらっしゃることを期待してアップしました。


通常の終演となりました。いつもはそこで「本日はご来場ありがとうございました。・・・」みたいなアナウンスですが、阿部義嗣さん登場。「ここに集まれるキャストを呼びたいと思います。」と言うと、出入り口から、あるいは客席からキャストが舞台上に大集合。
「ウレシパモシリ」を会場全体で歌いました。
以下、「 」内はキャストの皆様のコメント概要です。ところが、全然思い出せない方もいらっしゃるのです。本当にごめんなさい。あと、「ありがとうございました。」とか「再演したい」とかはほぼ省略しています。順番も違っているかもしれません。
( )の中は、私からのコメントです。

阿部義嗣さんから挨拶
「全69回公演、無事終了しました。本当にありがとございました。
5月の稽古から始まり、大先輩に囲まれ、胃が痛くなったり、気持ち悪くなったり、いろいろ大変でした。」
(義嗣さん、本当にお疲れ様でした。ほとんどの公演でお客様の案内をして下さいました。いつも背中をぴんと張って、物静かなそのたたずまいに心惹かれていました。この方なら、きっと悩みながらも、カンパニーを引っ張っていくことが出来たんだろうと思っていました。少し、やつれられたようで心配しました。少しゆっくり休養なさって下さいね。)

阿部裕さんからコメント
「義嗣さんの胃が痛くなったのは、私が原因です。とても好きな作品なので、言いたいことは全部言わせてもらいました。」
(義嗣さんがやつれたのは、裕さんのせいか・・・と。でも、こう言えるのは、義嗣さんへの強い信頼があってこそ。よい作品にしたいという強い思いがあるからこそ、ですね。裕さんの古市、本当に好きでした。作品への、古市への愛情がヒシヒシと伝わってきました。)

佐山陽規さんからコメント
「普段のミュージカルと違い、役柄がなくて歌うので、とても不思議な気持ちを体験しました。また、12曲歌うのですが、12公演休みがなかったことがあり、144曲歌いました。死ぬかと思いましたが、意外に大丈夫で自信になりました。」
(12公演!10回目を聴いたようです。さすがにお疲れかも、と心配になっていました。ところが休み明けにお聞きしたら、二日休んだからか復活していらして、なにか、さらに突き抜けた感じになっていて驚愕いたしました。)

田中利花さんからコメント
「朝、話したくない人、って聞かれたときに「はい」って一番に手を挙げたのに、あてたわね。」
(上のコメントが面白すぎて、本文を忘れてしまいました。本当に申し訳ありません。占い師は、とても個性的でした。コメディな場面なのかと思いきや、この作品で一番大切な、そして心に響くセリフを担当するのです。このあたりが、この作品の脚本のよくできているところだなぁと感じます。)

キム・スンラさんからコメント
「もうすぐ50歳になるのですが、この「ウレシパモシリ」の歌を歌えて本当によかったし、この歌を歌うために50年歌ってきたのかもしれないと思います。ことばは物足りない感じです。どうやってこの思いを伝えればいいのか。とにかくありがとうございました。」
(一度も舞台を拝見せず、申し訳ありませんでした。コメントをお聞きして、次の機会があれば拝見したいと思いました。)

宮川浩さんからコメント
「海に行こうと思ったのですが、「ウレシパモシリ」の千秋楽と聞きつけてやってきました。」
(本当に海に行くような服装でした。オレンジのシャツに、半ズボン。帽子にグラサン。若い!!!宮川さんと呼ばれなかったら、気が付きませんでしたね。この人が殺し屋古市を演じたとは信じられませんでした。羽根渕さんはキャストの衣装、阿部さんは黒っぽい服装ですよ。もう、宮川さんの服装だけで大爆笑でした。というわけで、本文忘れました。)

羽根渕章洋さんからコメント
「最後の回に舞台に立てたこと、そして、この作品に出演できたことに心から感謝しています。」
(もう少し、コメントがあったと思うのですが、すみません。一番小柄な古市でありながら、存在感たっぷりでした。ジェルマンが「古市さん悪くない」というセリフが一番しっくりきたのが羽根渕古市でした。)

じゃいそんさんからコメント
「僕も海に行こうと思っていました。ではなく、昨年も出演したのですが、今回もオーディションを受けました。義嗣さんに、「受かったらどんなジェルマンを見せてくれるの?」と聞かれたので、昨年よりよいものを見せます、と答えて今回も出演できました。来年再演したらもっといいジェルマンを見せますので、また、出演したいです。」
(日本語がすごく上手くて、びっくりしました。宮川さんとほぼ同じような服装でしたが、宮川さんほどの衝撃はなく、コメント記憶していました、苦笑。あのカタコトの日本語は役作りだったんですものね。5月に拝見した時と、6月に拝見した時で一番印象が変わったのがじぇいそんさんでした。このカタコトの日本語は、ジェルマンの役作りのハードルを高くしていますよね。コトバで伝えられないことを演技でなんとかしなくてはならないからです。それが、すごく伝わるようになっていたのです。)

「ありがとう」を会場全体で大合唱。
最後はキム・スンラさんの提案で「ウレシパモシリ、ありがとう」と替え歌!
「光の子どもたち」で締めくくってお開きとなりました。

「ウレシパモシリ」に出会ったことで、また、私の舞台に対する思いが変化したように思います。また、再会できることを祈りつつ、出来の悪いレポートを締めくくりたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。

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