わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

MA笹本マルグリット楽公演

2007年05月30日 | 観劇記
もう日付が変わってしまいましたが、29日に「マリー・アントワネット」を観ました。私の観劇としては千秋楽です。

なぜかこの作品付き合うことになってしまい、いろいろ、本当にいろいろなことを考えさせられました。
いつか、時間があったら具体的に書いてみたいとは思っていますが、どうなるでしょう(苦笑)。

今日(昨日)は笹本さんの楽でしたので、少々お祭り騒ぎの感もありました。
でも、とてもいい舞台でした。
学生の団体のそばで見ていましたが、皆さん真剣に舞台を観ていましたし、きっと、舞台を観るというのは、受身ではなくて、板の上の俳優さんとの感情のキャッチボールなんだと感じたくれたことでしょう。

舞台は、本当に、劇場にいるすべての人が作り上げるものだと思います。
今日、たくさんの拍手を聞きながら、しみじみそう思いました。

私が宣伝しても???

2007年05月17日 | 雑記
「マリー・アントワネット」の06年11・12月公演のときは、あんなに批判していましたが、07年4・5月は何度か観に行っています。
マニアックな楽しみもいろいろあるのですが、全体に本当に良くなってきました。
スダンディング・オベーションもよく起こっていますが、私も賛同できる舞台の出来です。
勿論、脚本が矛盾しているところや、演出がこれでいいのか、と思うところは山のようにありますが、演じ手のがんばりで「まあ、それもありか」と許せるところがたくさん出て来ています。
ですから、スダンディング・オベーションなのだと思います。
まあ、私のようなリピーターも多くなって、自分なりの解釈で観ているので、脚本や演出より、キャストの演技に興味がある観客が多くなっているのかもしれませんが・・・。

まあ、私が宣伝してどうなるわけでもないと思いますが、当日券がまだまだあります。2階席でもとても楽しめます。
今月30日までです。

私は、子供二人といっしょに数十分前に行って、希望していた席が取れました。まあ、満席で取れない方がいいのですが、朝早起きして当日券に並ぶのは、子連れの私には無理なので、本当に助かっています。当日券で行かれるのもなかなか楽しいです(苦笑)。

ちなみに、中学生と小学生の子供の感想を。

その前にひとつ。
私は、自分がどんな何度も観ていても、あらすじを子供には伝えません。彼女たちは彼女たちなりの楽しみ方をするので、それを尊重したいからです。

下の娘は2回目。不思議と気に入って、また行くと言っています。
どうやらアントワネットの衣装が気に入っているようです。
曲も好きなのか、いろいろ歌っています。
一度目でよくわからなかった「首飾り事件」。私の説明を聞いて、よく観ていたのか、「わかった?」と聞くと「あの女の人(ラ・モット伯爵夫人)が首飾りを持っていってしまっていたことがわかったから、よくわかった。」と言っていました。なるほど、ここが今の演出では弱いので、一幕のラストの印象も弱くなってしまうのだなと思いました。

中学生の娘は1回。こちらは厳しいですが、とんでもないことも言っていました。
下の娘に「結末知ってるんでしょ。」と行くときに聞いていました。「うん、アントワネットがギロチンで死じゃうんだよ。」とちゃんと答えていました。が、フェルゼンが最後にアントワネットに会いに来て去ってしまったところで、「ママ、ハッピーエンドじゃないの?」と囁いてきました。どうやら妹が嘘をついていると思っていたようです。史実もある程度は知っているのに、ミュージカルなら相当脚色してあると考えていたのでしょう。
しかし、鋭い観劇力もあり、「マルグリットとアントワネットは異母姉妹だったんだ。」と言っていました。
観劇後のお茶タイムで感想を聞くと「山口さんは一体何の役?」という質問が一番に飛んできました。(これは、私と同じ年齢の友人も一緒に観劇したときに、幕間に私にした質問でもありました。)
まあ、他にも「曲がありふれている」だの「主役がだれかわからない。」だのうだうだ言っていました。そして、「ミュージカルはハッピーエンドでなきゃ」と子供らしいことも言っておりましたです!
しかし、「曲がありふれている」という指摘のときに、ちゃんと曲名をあげメロディのここが同じ、と言ったのには驚きました。私に似て、マニアックなのです。とほほほ・・・(まあ、12音の組み合わせですから、そんなに突っ込まないでね。母より)

錬金術師を「れんきんじゅつし」と耳で聞いて、どんなことする人なのか日本人で理解できる人はどれほどいるのでしょうか?その解説をしたところ、子供たちはそろって「でも、なんだか神様みたいだったよ。」と反論が。
確かに、普段なじみのない錬金術師という設定の上に、神様なみのことを歌いますから、余計になじめないのだと思います。

などなどいろいろ感想もありますが、ある意味、突っ込みどころ満載の舞台も楽しいものです。
マニアック過ぎるかも・・・反省。

宣伝と言っておきながら、あまり宣伝になっていないですね。
ええ~~~もとい!
もうすぐ、終わってしまいますので、もし、少しでも興味のある方、時間がちょっと空いたという方、思い立ったその足で帝劇に行ってみて下さいね。

樋浦勉さん

2007年05月16日 | 俳優情報
樋浦勉さんは、07年8月17日-9月30日銀河劇場に於いて「ヴェニスの商人」にご出演の予定です。

作  ウィリアム・シェイクスピア
演出 グレゴリー・ドーラン
翻訳 河合祥一郎

主なキャスト
市村正親、藤原竜也、寺島しのぶ、京野ことみ、佐藤仁美、団 時朗、西岡徳馬





洗濯物が・・・

2007年05月06日 | 雑記
GW最終日はのんびりしようと、5日の内に自宅に戻りました。
写真は、宇治駅にあった郵便ポスト。入れると手紙が緑色になりそうですが・・・
新茶の季節でもありますので、賑やかな宇治でした。

京都でいろいろ行きたいところもあったのですが、タクシーにしろバスにしろ、クルマは渋滞して時間がはかれないので、電車の駅から歩くことが出来る範囲にある観光地にのみ行くことになりました。それで、宇治の平等院です。

とにかくよく歩いたGWでした。
お天気に恵まれたので、本当に助かりました。

帰宅して主婦がやることといえば、「洗濯」です。
夜のうちにある程度洗濯して、乾かして、朝になったら外へ出すぞ、といきこんでいたのですが、予報通り「雨」。
でも、一応、洗濯をしまくり、時間の都合がついたので、出掛けました。

さて、私の行ったところはどこでしょう?


いくら、観劇が好きでも、少々お疲れ気味の私。何度か観ているし、寝てしまう場面もあるかと思ったのですが、そんなこともなく、しっかり観ました。
同じ舞台でも、毎回何かが違います。同じ作品かと思うこともあるぐらいです。どこが?と聞かれると答えに困ってしまうのですが、違うのです。

今日は、とても良かったです。
緊張感のある、締まった舞台でした。
やっと、殆どの出演者が各々の役として、舞台で生きている、という感じなってきたのでしょうか。
今期、一番の舞台だったと私は思いました。

次回も楽しみです!(と言っても、今月はいろいろあるので、今度はいつになりますか・・・)


私が、どこに行ったかお分かり頂けましたか?

さすがGW

2007年05月03日 | 雑記
ちょっと用事があり関西に来ています。
いつもなら京都、大阪を越すと新幹線が割りとすくのですが、今日はGW、座席が空いたと思うとすぐ埋まりました。

かなり西まで行きましたが、京都まで戻って宿泊です。

明日は奈良に行く予定ですが、混んでいるんだろうな。