わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

夏休みと言えば

2008年07月26日 | 雑記
夏休みと言えば「読書感想文」に毎年悩まされている子どもたち。
そのおかげで???私の読書量は飛躍的に伸びます。自分の読みたい本と子どもたち二人分の課題図書を読むわけですから、飛躍的に伸び過ぎ、なのです。
本人たちも読むのですが、感想文に躓くと、「ママぁ~~~。」もっと楽しいときに呼んで欲しいのですが・・・

私は自分が読書で苦労したことがありませんでした。どちらか言うとその逆でした。
皆さんはどこで本に向き合いますか?
私の場合、今は殆ど移動の電車の中ですが、学生時代は布団を敷いてある壁にもたれてでした。この体勢の一番の利点は「眠くなったら、すぐに眠れる」なのですが、その安心感からか、読み出すとキリがつくまでどんどん読んでしまうのです。「章」の切れ目でやめればいいのに、なかなかやめられず、一冊読みきるまで読んでしまうことがしばしばでした。

今は、電車で読むことにしているのも、家で読み始めると・・・とまらない~~~!!!
子どもたちの課題図書は期日があるので、家でも読みます。上中下とあるとても素晴らしい小説に出会い、とまりません!!!
ビール片手に・・・涙しながら・・・読み進みます。

しかし、子どもはこの小説をどう感じるのでしょうか?感想を聞くのが楽しみなような、怖いような・・・

では、また。

サマーリーグ2008・完(多分)

2008年07月13日 | バレーボールなどスポーツ
(試合結果や東レのスタメンなどは「サマーリーグ2008ファン的概要」の記事をご覧下さい。)

約一週間にわたり書き綴ってきたこのシリーズもそろそろ終わりです。また、突然思い出して書くことがあるかもしれませんが・・・

若手中心の試合なので、どのチームのベテラン勢も裏方に徹しています。得点もめくる得点板なので、試合がないチームの選手がやります。ボールも一球だけでやっているので拾う役目の人もいます。他の試合では見られない光景がたくさんでした。

大きな大会では、お手伝いの方がタイムアウト時に3人でモップを並べて、コートをきれいに拭いてくれますし、試合中でも汗が落ちれば雑巾をもって飛んできてくれます。が、これをすべてチームメイトがやります。そして、黒鷲旗の時には、試合に出場しているメンバーの若い選手が担当することが多かったのですが、今回は、なんと先輩方が後輩のためにやって下さるのです。

ここからは、東レアローズの場合、の話になります。

私が観戦した、対FC東京戦はモッパーが阿部選手!雑巾係(?)が掛川選手!対NEC戦では篠田キャプテン!!がモッパーで、田辺選手が雑巾係でした。そして、対豊田合成戦では、篠田選手と阿部選手という組み合わせでした。モップがけがお二人ともとても丁寧で、時間内に前半分しか終わらず。黒鷲旗ではJTサンダーズの小川選手が素早く、華麗に(?)モッパーをしていた姿が印象的だったのですが、今回は篠田・阿部両選手の重厚なモッパー姿が印象に残りました。

ボールを用意するのも先輩方の仕事でした。対豊田合成戦前の練習に使うボールを、ボールを運ぶ黒い円筒形の袋からボールカゴに移す作業をしていた山本選手と阿部選手。黒い袋が空になると、山本選手が阿部選手にその袋をかぶせていました。すっぽり黒い筒になったしまった阿部選手。でも、自力で脱出していました。が、そのときにはもう山本選手はどこやらへ。
なんとも和む風景(?)でした(笑)。

先程も書きましたが、試合中、ほぼ一つのボールを使い続けるので、球拾いの方もいますが、大体はコート内の選手が互いにボールを渡し合います。普段は滅多にない行動を要求されるためか、ボールを相手に渡す行動をする選手が限られてきます。これも面白いなぁと思ってみていました。東レでは角田選手が本当にマメに渡していました。優しさ溢れる感じです。が、中には、決められて悔しいのでしょう、そこで拾って相手コートに渡さなければならないはずなのに、いつもと同じように、悔しさをこめてコート外へ一蹴り・・・。
闘志溢れる姿はとてもステキですが・・・今田さぁぁぁん、拾って下さいよ~~~。って角田選手は思っていたかも(笑)。

そして、最後に写真にある横断幕を篠田選手が片付けていらっしゃいました。いつもなら、新人選手がするお仕事ですよね。

サマーリーグではいつも応援している選手の皆様がいろいろな仕事をしていたので、その仕事にも目が行きました。普段から頭では、試合はいろいろな人が関わって運営されているのだ、ということを分かっていたつもりですが、今回はそれを本当に実感しました。

ファンの贔屓目だとはわかっていても、東レアローズって本当に温かいチームなんだなぁと感じました。技術はポジション争いで磨き、優勝に向かっては心を一つにして、08/09シーズンを戦い抜いて欲しいと思います。



長いシリーズを読破して下さった皆様、本当にありがとうございました。
お礼に一枚。

この写真は、6日の対豊田合成戦開始の挨拶のときのものです。今回の連戦を戦い抜いた全選手が写っている写真です。爽やかに、ときに熱く、素晴らしいプレーの数々を見せて下さいました

また、会場観戦をすることがあれば、(そして角田選手が活躍すれば)書きたいと思っています。そのときは、今の暑さが懐かしい季節になっていると思います。
それでは、また。

サマーリーグ2008・続続続続

2008年07月12日 | バレーボールなどスポーツ
(試合結果や東レのスタメンなどは「サマーリーグ2008ファン的概要」の記事をご覧下さい。)

男子バレーボールの名選手と言えば、セッターの猫田選手です。私はさすがに猫田選手の活躍を鮮明に記憶しているわけではありませんが、映像で見ると遠い記憶がよみがえってきます。
私の母が猫田選手を応援していて、一緒にテレビを見ていたからかもしれません。

バレーボールはセッターが大事と子供心にわかっていたはずですが、華やかなアタッカーに心惹かれ時代もありました。
あっ、今もでしたね(笑)。

さて、試合の流れを作っていくセッター、このサマーリーグではほとんど近藤選手が担当していました。
前にも言いましたが、スピードのある試合運びでしたので、近藤選手のトス回しも素晴らしかったのだと思います。時折見せた2アタックも効果的でした。

王選手はセットや試合終盤にピンチサーバーとして登場しましたが、対豊田合成戦では第3セット21対12とリードしたあたりに、セッターとして登場しました。
長身ですので、トスがとても安定しているように思えました。もう少し長く活躍を見てみたいなぁと思った次第です。
NECの菅選手がセッターであり、ブロックを何本も決めていました。王選手にもその身長を活かしてブロックでの活躍も期待したいです。

試合中は王選手のトスアップは少なかったのですが、試合前練習ではたくさん見ていました。ここで、この試合前練習の話をしたいと思います。

会場での観戦の日は、なるべくこの練習を見ようと少し早めに会場に行くのですが、複雑な動きをする練習に???という点もありました。今回は、人数が少ないということと、続けて3回も見たので、「なるほど」とすっきりした点がありました。

試合前の相当前からやるアップも、チームごとにかなり違います。試合にもよるみたいです。今回の東レアローズはかなり自由。バラバラに走ったり、スキップしたり、横走りしたり・・・スキップしている姿はなかなかかわいいです。
いわゆる試合前練習は、二人で組んでのキャッチボールから始まります。そのあと、思い切りバウンド、レシーブなどをやります。
次が、いつも見ている方が怖くなる練習。味方側のネットのそばにコーチが立ち(今回は、田辺選手や山本選手だったと思います)、レシーブで構えている選手に思い切りボールを投げつける練習・・・と見えてしまうのですが、コーチが一人アタックするのですがあまりにレシーブ側と近いので、「うわぁ、怖い」と思ってしまうのです。ここまでは、ちゃんと理解していたのですが・・・当然、なかなか拾えるボールをコーチは出してくれません。どんなタイミングで次の人と変わるのか分かりませんでしたが、それが判明しました。セッターに見立てた選手がいて、もし一球目でレシーブボールをセッターが取ればおしまい。3回やって全然レシーブできなくてもおしまい。
コーチはいろいろなボールを繰り出しています。強打ばかりだと思っていたら、フラフラっとしたボールも。これが意外にとれなかったりします。
これがチーム内で2組行われますから、相手チームも入れて4組でやっているわけです。ある意味迫力あります。

今回はここでユニフォームに着替えていました。これは試合によって違うと思います。

次が、アタック練習です。これにも3パターンぐらいの練習があるのです。これもチーム内2組で、相手も同じですから、お互い譲り合っての練習になります。アタックする人とセッターだけでやる練習がまず最初。これはすぐに分かります。
次に、コートの横幅を長く使うトスを混ぜたアタック練習が始まるのですが、これがどういう順番でやっているのかわかっていませんでした。今回は、アタッカーが少ないので、すぐ順番が回ってきます。それもあって、なるほどね、でした。セッターはその前の練習と同じ位置に立っているのですが、サイドラインに近い列とコート真ん中あたりの列があって、真ん中の列はトスの短いAクイックで、ラインそばの列はトスの長いBクイックの練習のようです。セッターを一人飛び越してトスが上がるし、別の人が球出しをしますから、複雑な動きになります。(こんな説明でわかるわけないと思いつつ、これを読んで練習を見たらわかると思いますので、書いてみました。)順番とは言え選手も間違えないのかなぁとか思っていました。それに、相手コートもアタックを打ってきますし、時には人も飛び込んできたりします。アタッカーはちゃんと、次、自分が打つ、とセッターに身振りで(声も出していると思いますが)伝えていました。そして、打ち終わると、自分のアタックなのか、セッターのトスなのかは分かりませんが、OKのサインみたいなものも出していました。勿論、失敗するとお互い謝っていたり。
次はバックアタック練習。これは、セッターとアタッカーが離れているので、見ている分にはわかりやすい練習です。
そして、最後がサーブ練習。
という感じでしょうか。
このアタック練習では、王選手もトスを上げていますので、じっくり見ていました。あの長身ですから、安定感があるように見えました。特に、バックアタックは打ちやすいトスなのでは、と思いました。練習とはいえ、アタッカーの皆さんがすごく豪快に打ち込んでいるような気がしましたので。

さて、これでコートに立った全員の方に触れたと思っていましたら、なんと相澤選手について触れていないのですよね。センターはリベロとの交代も多いですし、河雲さんの元気におされて、印象が薄かったのです。ワールド・リーグでの活躍もあると思いますので、そちらを楽しみにしたいと思います。

サマーリーグ2008・続続続

2008年07月10日 | バレーボールなどスポーツ
(試合結果や東レのスタメンなどは「サマーリーグ2008ファン的概要」の記事をご覧下さい。)

今日は一気にアタッカーの皆様の活躍を語りたいと思います。と言いましても、私が語るまでもなく、素晴らしい選手ばかりでして・・・

今田選手、米山選手は昨シーズンも大活躍でしたから、今季もがんばって頂きたいです。
多分、出場するとは考えてもいらっしゃらなかった高杉選手も含め、まだまだ本番に向けての調整の初期段階だと思いますので、こんな感想です。
それでも、素晴らしいプレーの数々、さすがです。
ひとつひとつの技術面はわかりませんが、チーム全体にスピードが溢れているような感じがしました。シーズンになれば、もっと複雑な攻撃態勢をフルに使うのだと思いますが、今回のようなアタッカー陣のスピードを活かした攻撃が出来ると観客は楽しいだろうな、と思って見ていました。

こぼれ話というか、こういう小さな大会ならではの話を・・・

今田選手はキャプテンをなさっていました。判定に抗議する場面も何度かありました。
一番激しかったのは、対NEC戦(多分)で東レにワンタッチがあったという判定の時でした。私は丁度主審の真上で観戦していたので、主審に抗議する選手の声がとてもよく聞こえました。
前衛の選手が「触ってないよ。」と身振りをしながら主審の方に集まってきます。主審はワンタッチのサインを見せるだけです。
ざわざわする不満の声の中、今田選手は、「誰が触ったのか言って下さいよ。誰ですか?」と主審に詰め寄ります。
何て的確な抗議!そうだ、そうだ、はっきりしてよ!と私も心の中で加勢しながら・・・
怒っている今田選手、ちょっと怖いけど、なんだかステキだなぁ~~~
とニマニマしてしまいました。
かなり危ないおばさん状態ですね(苦笑)。

抗議をしても判定は覆らないのですが、気持ちがビシッとなるように抗議はチームのムードに大きなプラスになりますね。
普段の試合会場ではなかなか耳に出来ない、キャプテンの声でした。

サマーリーグ2008・続続

2008年07月09日 | バレーボールなどスポーツ
(試合結果や東レのスタメンなどは「サマーリーグ2008ファン的概要」の記事をご覧下さい。)

先日、チャレンジリーグの試合は見ていない、と言ってしまいましたが、黒鷲旗で何チームかは見ていました。すみません。
ただ、黒鷲旗は4コート同時進行ですし、試合開始もバラバラ。白熱しているコートに目がいってしまうのです。チームの印象より、試合の印象が強かったです。

つくばユナイテッドのリベロの赤木選手、本当によく拾っていました。スーパープレー続出なのです。
他のチャレンジリーグのリベロも皆さんすごくて、感動をたくさん頂きました。
あくまでも私の考えですが。
多くのスポーツが身長が高い方が有利ですが、バレーボールはその典型です。その中で、セッターとリベロは身長が求められないポジションです。
他のポジションは、身長があるからバレーボールをやってみたという選手が多いと思うのですが、特にリベロは、バレーボールが好きで好きで大好きでやっている選手が断然多いポジションなのだと感じます。
学生時代にバレーボールが大好きで、すごく上手い友達がいました。いつもいろんな攻撃パターンを考えて楽しんでいました。私はプレーしないので、アイデアだけ出す役でした。無謀すぎて実行不可能!と却下されてばかりでしたが。
そのバレーボール大好きな友人は身長がありませんでした。あの当時にリベロがあったら、大活躍していたと思います。

とても前置きが長くなってしまいましたが、今日はリベロの勝野選手についてです。

5日の対FC東京戦は米山選手のけががあったありましたが、立ち上がりからリズムに乗れていない感じがしました。
アタックはまあまあ決まるものの、ブロックがまるで決まりません。そしてブロックのフォローがほとんどないのです。
リベロの腕の見せどころのはずなのに。
この試合はあまり印象なく終わってしまいました。

第三試合の対NEC戦。試合開始前の円陣からチームの気合いが対FC東京戦とは違っていたように思えました。

まあ立ち上がりは今田選手がレセプション、角田選手のアタックが2本続いたのですが、2本とも相手のブロックにシャットアウト。しかし、すぐに立ち直ります。勝野選手がどんどんレセプションに入り、良い形での攻撃に繋がったからだと思います。

6日の対豊田合成戦が一番勝野さんが活躍なさった印象が強いです。レセプションはもちろん、ブロックフォローもたくさん拾っていたのではないでしょうか。
あっ、まずい!と思うと勝野さんがいる、という印象でした。

ちゃんと記録をしていたわけではないので、印象、という曖昧な表現で申し訳ありません。

他のチームですが、NECの古賀選手も、魅力的なプレーをたくさん見せて下さいます。

私はリベロというポジションが本当に好きです。女子バレーの佐野選手は最も応援したい方です。

リベロって本当に面白いポジションですね。このルールに乾杯です。

一日お一人ずつ、その上あちこち寄り道ばかり。このままだとなかなか終わらないサマーリーグシリーズになってしまいます。明日からはピッチを上げていきたいと思いますが・・・どうなることでしょう?

サマーリーグ2008・続

2008年07月08日 | バレーボールなどスポーツ
(試合結果や東レのスタメンなどは「サマーリーグ2008ファン的概要」の記事をご覧下さい。)

先日、08/09年のVプレミアリーグの日程が発表になったとき、本当にショックでした。ぎりぎり日帰りできる場所までは遠征して会場観戦をたくさんしようと思っていたのですが、そういう場所はありませんでした。地元に来てくれる2試合ぐらいしか、会場には行かれないみたいです。
私には我慢の日々となりますが、たくさんの場所でやりますので、初めてバレーボールを生で観戦できる人たちがたくさんいらっしゃるわけです。是非、素晴らしい試合をして、観客を魅了して頂きたいと思います。

サマーリーグも会場に出向かなければ観戦できない試合でしたので、出来るだけ、たくさんの選手の(と言いましても東レの選手中心ですが)活躍をお伝えできればと思っています。
写真も、と期待される方も多いと思いますが、基本的に試合中は写真を撮っていないので、拙い文章だけでお許し下さい。


私が観戦したのは、5日の二試合と6日の一試合です。

一番、印象に残ったのは、センターの河雲選手です。
とにかく元気です!!!
センターはリベロと交代しますので、河雲選手がコート内にいる時と、いない時があるわけです。
河雲選手がコートにいると、パァ~と明るくなります。ひまわりがくるくる回っているみたいな・・・(誉め言葉のつもりですが、男性に対しては失礼かな、苦笑)
本当に、よく声が出ていて、チームのムードメーカーとして今後の活躍がとても楽しみです。
勿論、ブロックやクイック・アタック、とプレーも素晴らしかったです。
6日の対豊田合成戦の第1セットはジュース、ジュース・・・最後に決めたのが河雲選手でした。サービス・エースだったと思います。
第2セットは落としてしまうのですが、内容としては東レが押している感じでした。安心して、第3セットを見ていました。24対14で圧勝でした。
河雲選手のサービスエースはこの試合の流れを作ったのではと感じました。

「声がよく出ていて」と言いましたが、サマーリーグは観客応援が殆どありませんし、黒鷲旗ほど試合が同時進行していませんので、選手の声がとてもよく聞こえるのです。
「へぇ~~~そうだったのか」って思う掛け声もあれば、「何の意味?」という掛け声もありました。「へぇ~~~そうだったのか」と言うのは、サーブの動作に入ったとき、レシーブ側のチームの誰かが「ソーレ」とか何とか、声をかけます。セッターとかが後ろ向きのまま相手のサーブが始まるときとかがあって、危なくないのかなぁと思ったことがありますが、ちゃんと知らせていたんですね。

ちなみに、東レはこの声掛けは多くの場合、角田選手が担当しているようです。ちょっと低めのステキなお声なんですが・・・なんて言っているのかは不明。暗号なのかも(笑)。

と、角田選手の話題が出たところで、〆と致します。

では、また。

サマーリーグ2008

2008年07月06日 | バレーボールなどスポーツ
(試合結果や東レのスタメンなどは「サマーリーグ2008ファン的概要」の記事をご覧下さい。)


昨日、今日とバレーボールのサマーリーグ東部男子をNECニューライフプラザで観戦しました。
「若手選手の強化育成を目的として」ということでしたので、応援している東レアローズの角田選手の活躍を楽しみに出かけました。

東レは全勝。二日目(7月5日)の第一試合で米山選手がケガをしてしまい、その後は、アタッカーは交代選手なしでの戦いとなりました。つまり選手交代で流れを変える、ということがないので、スタメンでがんばるしかないという状況の中、若い選手が本当によくがんばっていたと思います。
この5連勝は彼らの力、特に自信に繋がると思います。

勿論、全試合、全セット楽勝だったわけではありません。
一番の苦戦は、5日の第一試合対FC東京戦、米山選手がケガをして、高杉選手と交代した第2セットでした。二人のポジションが違うので、上手く回らなかったという点が大きかったのだと思いますが、他の選手も、何をやっても決まらない、ミスが出る、という状況でした。しかし、第3セットはしっかりと立て直し、びしっと決めて下さいました。

私がいくらマニアックでも、チャレンジリーグの試合は観ていません。今回、初めて、チャレンジリーグのチームを見ました。2日間とも第一試合から見ましたので、全チームを割りと真剣に見ました。勿論、東レ戦は真剣を通り越すほどじっと見つめていたわけですが。チャレンジリーグの選手はとてもよく拾う、という印象でした。ただ、Vリーグのチームに勝つことは出来ませんでした。何が違うのかというと、修正の速度、というか、分析力というか。なので、第2セットを取っても、第3セットは大量差で取られてしまうという結果だったのではないかと思います。

それで、角田選手の活躍はどうだったかというと、全体として良かったと思います。私は、細かい技術的なことは良くわからないのですが、プレーの良し悪しとかは分かっているつもりです。変な言い方になってしまいましたが、一つのセットの中での流れを重視して、プレーを見ているという感じでしょうか。

主審の判断は絶対です。が、私が見ていた限り、また会場全体の雰囲気からして、ジャッジ・ミスではと思うこともあります。
5日対FC東京戦のこと。試合開始早々だったと思います。角田選手がアタックをラインぎりぎりにバシっと決めました。よっしゃー、と思いきや、「アウト」のジャッジ。開始早々ですから、角田選手にはかなり可哀想な判定。周りから「入ってるよ。」との声。
そして、6日対豊田合成戦。第3セット序盤。バックアタックが浮いてしまった角田選手。ボールはエンドラインをかなり超えていきました。が「ワンタッチあり」との判定で、ポイント東レ。
「捨てる神あれば、拾う神あり」でしょうか???
冗談はさておき、ジャッジは正確にお願いしたいです。一つのジャッジで、流れが変わることもとてもよくありますので。

あまり応援に入れ込まない試合でしたので、観察に集中できました。その成果で、いろいろこぼれ話いっぱいなのですが、またの機会にお話したいと思います。

サマーリーグ2008ファン的概要

2008年07月06日 | バレーボールなどスポーツ
7月4・5・6日と男女そして東部、西部と全4会場でサマーリーグ予選が開催されました。私は、5・6日男子東部大会の会場だったNECニューライフプラザで観戦しました。
詳細な概要、結果はVリーグのHPでご覧下さい。
ここでは、題名にもありますとおり一ファンとしての概要を書きたいと思います。ええ、つまりメモみたいなものです。
このあとの感想みたいなものも私が覚えておきたいことをメモではなく、多少読んで頂ける状態にしてブログにしたものです。間違いなどございましたら、どんどん指摘していただけばと思います。よろしくお願い致します。

バレーボールは全般に応援しています。OQTは女子一試合、男子二試合に行きました。男子は対オーストラリア戦とアルゼンチン戦に連チャンで行き、翌日は声が出ませんでした(苦笑)。
一応、チームは東レアローズ(男子)を主に応援しています。そして、その中でも角田辰徳選手に頑張ってもらいたいなぁ・・・(そんな程度か!と自分でつっこんでみる)


会場へ行こう!
NECニューライフプラザは、NECブルーロケッツの本拠地。東京の府中市にあります。分倍河原駅から会社が運行しているバスか、タクシーで行くことになります。どちらも15分ぐらいのようです。私は、二日間とも往復タクシー。日曜日は会社のバスがないので要注意です。特に帰りは、タクシーを電話で呼ぶしかないので、帰りを急ぐ方はかなり時間にゆとりをもったほうがいいです。ちなみに料金は1500円前後でした。
そして、入場料は大人500円。小学生以下は無料。プログラムは500円。プログラムは日曜日には売り切れていました。

会場の様子!
私も初参加だったので、ネットで今までの様子を調べました。「ガラガラ」みたいな記事が多かったのですが、入れ替わり立ち替りではありますが800人ぐらいは集まっていたと思います。土曜日はスタンド席に座れず、殆ど立ち見でした。土足のままで入れますので、疲れない靴での観戦をお勧めします。飲食は二階スタンド席や一階のロビーで可能です。
スタンド席はとても暑いです。その外側の通路のところに冷房の噴出し口があるので、通路に出ると涼めます。
金曜日と土曜日は二コートでやっていました。結構離れているので、一度に両方を見るのは難しいです。どちらかに決めた方がいいと思います。

会場の周囲!
目の前は多摩川の川原です。すぐ近くにセブン・イレブンがありました。が、他にお店はないので、飲食物は駅の周りで調達した方がいいと思います。会場にも自販機はあります。

試合結果と私の観戦記録!

(試合結果後の絵文字の説明
何となく見ていた    真面目に見ていた    危ない位真剣に見ていた  無印は見ていません
となっています)

7月4日(金)(この日は会場に行ってません)
Aコート第一試合  東レアローズvs富士通  2-0  (25-16 25-23)
Bコート第一試合  豊田合成トレフェルサvs FC東京 2-0  (25-23 25-22)
Aコート第二試合  FC東京vs つくばユナイテッド 0-2  (23-25 23-25)
Bコート第二試合  NECブルーロケッツvs 富士通 2-0  (25-21 25-23)
Aコート第三試合  東レアローズvsつくばユナイテッド 2-0  (25-15 25-17)
Bコート第三試合  豊田合成トレフェルサvs NECブルーロケッツ 1-2 (23-25 25-20 19-25)

7月5日(土)
Aコート第一試合 東レアローズvs FC東京 2-1  (25-20 28-30 25-18)
Bコート第一試合 豊田合成トレフェルサvs 富士通 2-0  (25-21 25-20)
Aコート第二試合 NECブルーロケッツvs つくばユナイテッド 2-1  (23-25 25-15 25-22)
Bコート第二試合 FC東京vs 富士通 2-0  (27-25 25-16)
Aコート第三試合 東レアローズvs NECブルーロケッツ 2-0  (25-18 25-15)
Bコート第三試合 豊田合成トレフェルサvs つくばユナイテッド 2-1 (25-20 31-33 25-15)

7月6日(日)すべて特設コート
第一試合 つくばユナイテッドvs 富士通 1-2  (19-25 25-23 25-27)
第二試合 NECブルーロケッツvs FC東京 2-1  (25-27 25-21 25-23)
第三試合 東レアローズvs 豊田合成トレフェルサ 2-1  (30-28 23-25 25-14)

以上の結果より、
1位 東レアローズ(決勝リーグ進出)
2位 NECブルーロケッツ(決勝リーグ進出)
3位 豊田合成トレフェルサ
4位 つくばユナイテッド
5位 FC東京
6位 富士通

となりました。

東レアローズのスターティングおよび交代選手!
4日(金)は見ていませんが、多分間違いないと思います。(敬称略させていただきます)
4日(金)二試合とも、スタメンは今田(キャプテン)、近藤、角田、米山、相澤、河雲、勝野。交代、王。ベンチ高杉。
5日(土)対FC東京。スタメンは今田(キャプテン)、近藤、角田、米山、相澤、河雲、勝野。交代、高杉、王。
5日(土)対NECブルーロケッツと6日(日)は同じで、スタメンは今田(キャプテン)、近藤、高杉、角田、相澤、河雲、勝野。交代、王。

東レは本当に若手中心でした。米山選手のケガがあって、交代メンバーなしでの戦いでした。豊田合成も若手中心でしたが、人数はもう少し入れていました。NECはチーム全体若手ばかりというのもあり、試す意味もあったようで、各セットでメンバーを大きく入れ替えたりしていました。
いろいろな方針で臨んだ各チームですが、東レの若手にとって、3セットマッチとはいえ、この5試合を戦い抜いたこと、そして全勝だったことは力になると思っています。

音楽劇「母さん」

2008年07月02日 | 観劇記
08年7月2日  大田区民プラザ

サトウハチローの詩と母のものがたり音楽劇「母さん」を観劇しました。

詩人サトウハチローが世に送り出した歌の数々、また、この舞台のために、新たに新垣雄さんが作曲してハチローの詩に曲をつけた歌をベースに、ハチローと母親のことだけではなく、家族のことを物語る作品でした。
ハチローの子ども時代と大人になってからの時代が交錯して舞台は進んでいきます。

笑いあり、涙あり・・・とてもステキな作品でした。

思っていることと、口にすることや行動がとてもかけ離れてしまうハチロー。思っていることを表現できるのは詩の世界だったということなのでしょうか。一芸に秀でる人物というのは、こういう感じの人が多いのかもしれません。
こういう極端な人物を描くので、本当に笑える場面がたくさんありました。病気や戦争、離婚など重いテーマも織り込まれているのですが、明るく楽しい舞台という印象です。
そして、知っている歌がたくさん流れてくるので、いいですね。


さて、俳優の皆様への感想に混ぜながら作品への感想なども。

伊東恵里さん。ハチローの母親ハルとハチローの娘鳩子を演じられました。結構早替わりの連続なのですが、病気で弱々しい母親と元気で気丈な鳩子を演じ切られていました。どうして、あんなに感情を歌に乗せられるのだろうと思います。それでいて、すごくきっちり歌詞も、音程も・・・。弱々しい歌声なのに、歌自体ははっきりしていて、すごく聞き取りやすいのです。
当たり前のことなのかもしれませんが、俳優の感情が先走って、歌詞が聞きとれない歌もたくさん聴きます。これだと観客は一気に冷めてしまいます。良い作品でも、伝える俳優の方々の実力が伴わないと、作品の良さは観客に届かないと思います。
その点、今回のような少人数のカンパニーですと、質の高い舞台が出来上がるので、作品を作品として楽しめると感じています。

ハチローの青年時代とハチローの長男忠を演じられたのは足立龍児さん。どちらも親に反抗する役ですが、それが寂しさの裏返しと言う感じがとてもよく伝わってきました。

大人時代のハチロー、と言っても20代後半から60歳まで、を泉拓允さんが演じられました。酔っ払っている場面が多かったように思いますが、大きな身体なのに甘えるところなんかが、すごくいいなぁと思いました。台詞にあるわけではないですが、子どもの頃思い切り甘えることが出来なかったことにこだわっているのだなぁと感じながら見ていました。

佐山陽規さん。ハチローのよき理解者福士幸次郎を演じられました。
ハチローが小笠原に行かされた時に世話役として同行するのですが、ハチローはこの時に詩を作る楽しさを知ったようです。
私の周囲にも、程度の差こそありますが、思っていることと、表に出る言葉や行動が異なってしまう人は結構多いです。それを理解してくれる人がいるかどうか。それがその人の運命を決めてしまうのだろうと思いました。福士との出会いはハチローにとって運命の出会いだったのかもしれません。
そして、福士はハチローだけではなく、複雑な家庭であった佐藤家全員の理解者だったようです。
そんな心の広い、優しい人柄が佐山さんにぴったりでした。
ここ何作品かはどちらかというと、厳つい役が続いたこともあり、久しぶりの優しく、温かみのある歌声が心に染み入りました。福士も多分20代?というあたりから、60歳ぐらいまでを演じなければなりません。舞台の構成上、いきなり年老いたり、若返ったり。とても不思議な時間でした。
あんな場面も、こんな場面も本当に楽しく拝見しました。また役を離れて、何曲かソロもあり、佐山さんファンの私としましては満足のいく舞台でした。
たくさんの舞台を拝見しているのに、また、新たな魅力を発見した感じです。俳優さんはなんて、たくさんの引き出しを持っていらっしゃるのだろう!!!と今更ながら、驚いています。

とてもステキな舞台なのに、東京での公演は短期間です。また、是非、拝見したい舞台です。一週間ぐらいは継続して頂ければと思うのですが・・・。

それでは、また。