わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

偶然見つけました

2015年07月11日 | 雑記
7月10日についての日記です。

本当に久しぶりに晴れました。暑くなりました。
でも、さわやかな風もありましたね。

あるジャーナリストの略歴を探していたら、偶然見つけました。
偶然、なんて失礼だと思いますが、ネットは字数制限なく書けますので、
充実した記事になっています。
是非、読んでみて下さい。

http://politas.jp/features/7/article/400

「辺野古移設問題の「源流」はどこにあるのか」
大田昌秀元沖縄県知事インタビューを堀潤さんがまとめています。

この文章の中で、特に、心にとめて頂きたいのは
「敵の米兵よりも日本軍の方が怖かった」
「私たちは「皇民化教育」といって、天皇のために命を投げ出すのが人間として一番幸せなことだと叩き込まれていました。」
です。

一つ目の点の「敵の米兵よりも日本軍の方が怖かった」
の具体的な話が書かれています。
ミュージカル座「ひめゆり」にもこういうシーンが出てきます。
軍隊とはなんなのでしょうか???
誰を守るための組織なのでしょうか?
「軍隊があれば、国民の生命財産は守られる」
という言葉は、幻想にしか思えないのですが・・・

二つ目の「皇民化教育」。
このブログを読んで下さっている皆様は、もう学校という組織を離れている
と思います。
私は、いろいろなことでまだかかわっています。
「教育基本法」が改正されました。
60年間不変だったのに・・・
「愛国心条項」
が盛り込まれています。
わが国を愛することは大切だと思います。
しかし、今のようなグローバルな世界に生きていく子供たちに
必要なのは、「愛地球心」や「愛世界心」ではないのでしょうか?
「愛国心」はやはり排他的な印象を受けます。
私たち大人であれば、もっと違う考え方があるはずだ、と疑問に
思いますが、中学生位までは、問題意識を持つということが苦手です。
こちらから働きかけると、バンバン返ってきます。
しかし、やはり教えを吸い込む方が得意です。
数年後には、排他的「愛国心」を持った子どもたちで溢れてしまうかも
しれません。
そんなことがないようにと、教育現場にかかわっています。
私たちの活動が打ち切られたときは、相当深刻な状況になっていると
思われます。


「秘密情報保護法」による情報操作、「愛国心条項」による教育。
第二次世界大戦前夜を思わせます。



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2 コメント

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浅田次郎先生の思い (シューベー)
2015-07-20 01:41:21
すみません、
また長文コメントさせていただきます。

グローバルな世界だからこそ摩擦が生じ、
逆に「愛国心」は大切だと思うのですが、
肝心なのは相手に対する「寛容な心」だと思います。
日本の神道や仏教は相手に対し、
「寛容の心」を持っている素晴らしい教えです。
相手の違いを認めますから。

集団的自衛権の法案が衆議院を通過しました。
マスコミは強行採決と言いますが、
強行ではなく、ルールに則っての普通採決です。
民主党が酷かった反動もあるのですが、
小選挙区制のマジックによって
民意が反映されず自民党が大勝したためです。
たった2割の得票で8割の議席を得たのです。
ゲームのようなマジックです。

次は参議院です。
学者も国民も憲法違反だと言ってますが
参議院を通過するかどうかは数から言うと微妙です。

でも自衛隊出身の浅田先生は、
「日本はとっくに憲法を越えている」と
反対の意思を表明されています。
現場の自衛隊員が犬死するからです。
憲法を屁理屈の解釈で変えてしまうのは
とっくに限界をこえています。
黒いものを解釈で白と言い張ってます。

では何故人の好さそうな安部総理が
集団的自衛権の法案を衆議院通過させたのか?
それは膨張する中国を止めるために
アメリカとのガイドラインを約束したからだそうです。
その約束を守るためには憲法を変更していては
間に合わないので、数の論理で採決してしまいました。

安部総理は姑息なことをせずに、
正々堂々と憲法を変えてからやるべきでした。
今回のことで国民から反感を買い、
逆に憲法改正は遠のきました。

一番怖いのは憲法を変えることではありません。
解釈で何でもできてしまうことが一番怖いことです。
現場に行く自衛隊員は正々堂々と行きたいのです。

ミュージカル「ラブ・レター」のメッセージは
「生きるための物語」
「我々はどこから来たのか?我々は何者か?
我々はどこへ行くのか?」です。
表面上は、中国に戻ろうとしない悲しい中国女と
東日本大震災の物語ですが、
その奥には福島原発と集団的自衛権の問題が
反映されていると思います。
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ありがとうございます (わーぎんぐまざー)
2015-07-23 01:25:54
シューベーさん、コメントありがとうございます。

難しい問題ですが、自分にできることをやって、平和に貢献したいと思います。

また、ご意見お聞かせ下さいね。
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